2024/11/6 捕獲用巣箱準備
今年は、女王蜂がいなくなる残念な結果だったが、来年の準備を始めた。友達に直径250mmほどの桜の丸太をもらったので、丸胴型のハイブリッド巣箱を作った。今までは、太いサワラの丸胴をくり抜いて使っていたが疑問があった。そもそも何でくり抜く必要があるのか?出入口は丸胴の上のほうにあるし、偵察隊は、上にある巣箱を見に行く。わざわざくり抜いた穴の一番したのほうまで、査定条件に入っているとは思えないからだ。なので今回は出入口の深さまでしか、穴はあけてないし、巣箱の内径と同じ大きさの穴も開けてない。自然にある木のウロだって必ず下のほうは、ふさがっているはずだ。こうすれば蜂は無駄な動きをしなくなるし、判断も早くなるはず。
上に貼った板は、古い合板で15mmほど、大きさは巣箱外径と同じ300X300mmだ。この上に巣箱を乗せ、ガムテープで固定するだけ。もし入居したら。巣箱を持ち上げ、下に板を置いて移動させる。写真にあるように穴は渋滞しないと思われる寸法にしかなってない。以前は、神経質に丸胴と板の間のスキマをボンドで埋めたりしたが、今はなるべく自然にするため、乾燥させた杉の木の皮でスキマを塞ぐ程度だ。無論、穴の周囲を焼いたりはしない。出入口は、黒い部分を穴と認識してもらうために、少しだけ焼いた。人工的になることが、良くないと自分は思うからだ。これで半年間以上、自然乾燥させるだけで、余計なことはしない。春先に蜜蝋を塗るぐらいだ。まずはやってみる、そうすれば結果がわかる。オーディオで知り合った友人が日本蜜蜂を飼い始めたと聞いた。夏に群れが消滅しかけて、知り合いにギ酸投与してもらって復活したそうだ。彼は都会に住んでいるが、アカリンダニはどこにでもいるようだ。ダニだけは、要注意だ。
2024/6/11 まだ生きていた
もう完全にいなくなったと思い巣箱を片付けようとして、スノコを見たらスキマから5~6匹の働き蜂が出てきた。雄蜂はもう見なくなった。まだ生きていたのには驚いた。生きてる限り、このままにしておこう。下からの写真では、もう姿は見えない。
2024/6/3 雄蜂の運命
巣箱の周りには、もう雄蜂しかいない。この子達は、生まれてきたのにエサも与えられず、一度も空を飛ぶことも無く天国に行くのだろう。悲しい運命だ。これで雄蜂が出て来なくなったら、群れが崩壊した合図だろう。底板のコンパネは、はじいた水が溜まって蜂の動きを奪い、羽根に水が付くと離れなくなってしまう。これも今年の改善点だ。人間の都合は、蜂には不都合なことばかりだ。適度に水を吸収するか、流れてくれる素材を探そう。コンパネの黄色いほうは、滑って蜂が着地しにくいのを見ている。自然界にコンパネはない。極力自然に近い環境で、放任が一番のようだ。
2024/6/1 無王群
4/28に入居してから、今日までを整理してみる。入居5日目で、重箱の1/3ぐらいの量の蜂がいた。2週間後に巣板ができ、少し減ったように見えた。3週目に数が減り、4週目には明らかに減っている。明日で5週目だが、もうほとんどいないだろう。ここからは推察だが、入居してからの交尾飛行で鳥に捕まったのだと思う。1週目で女王が居なくなったとし、働き蜂が産卵し21日前後で生まれるとすると、雄蜂を見たタイミングと一致する。働き蜂は、交尾していないので雄しか生まれないそうだ。巣箱を見ると毎回雄蜂を見かける。無王群になったのは、間違いなさそうだ。今年は、メントールやパテでアカニンダニ対策を開始し、越冬させようと思ったが、交尾飛行でのアクシデントでは、人間は対処できない。あと2週間ぐらいで群れはなくなるだろう。寂しげに真新しい黄色の巣板だけが残った。自然の中で暮らすことは、大変なことだ。また1つ勉強になった。また来年ガンバロウ。写真を撮ってきた。隅っこに少しかたまっているだけで、どんどん減っているし、底板にはたくさんの雄蜂がいる。庭のウメモドキにはたくさんの蜂が来ているが、どうやらうちの蜂ではないようだ。残念だが、無王群では救いようがない。そういえば、今年は少しおかしかった。まだ少し寒かったのにツバメが大量に飛んで来たのだ。いつもは田植えちょい前なので来ても4月の中旬だ。しかも数は徐々に増えていく。たぶん東南アジアが温暖化で暖かくなって早く日本に飛来したのだろう。この辺は田んぼが多く、もし田んぼの上空で交尾飛行したたら、ツバメにやられてしまうだろう。今後、ずっとツバメの飛来が早いなら、分蜂が5月の初旬のこの辺では、養蜂ができないかもしれない。難しい問題だ。今からでは間に合わないと思うが、人工的に女王蜂を作る方法があることを知った。もう一群いないので無理だが、巣を切り取って、下向きにぶら下げるだけで、働き蜂が「王台」と勘違いして生まれてくる働き蜂にローヤルゼリーを与えて、女王蜂ができるそうだ。巣枠式でないとうまくいかないと思うが、自分のように一群しかいない場合は、やはりお手上げだ。数が減った群れは、異変に気付き気が荒くなっているので、しばらくは近づかないようにする。もうほとんど出入りも無くなった。
2024/5/31 やはり雄蜂だ
点検に行ったら、底板に数匹の死骸があった。その内の1匹は生きていたので、家に持ち帰った。良く見ると目玉が大きいので雄蜂だとわかった。やはり巣の下のほうの穴は、雄蜂のものだったのだ。では何故、雄蜂がいるのか?想像だが、分蜂後に交尾ができず働き蜂が「雄蜂を産め」と女王蜂に指示したのだと思う。ということは、これから産卵が活発になるのか?ここは見守るしかない。働き蜂に、追い出されたのだろう。もうほとんど飛べない。可哀そうなので、砂糖水をやったが、ほとんど飲まない。ちょっと目を離したら、窓際まで歩いていった。やはり本能で死に際は、見せたくないのだろう。そっと外に出してやった。人間には、どうすることもできないが、なんともやりきれない思いだ。さらに調べたら、同じ群れの中の雄蜂とは、交尾しないとのこと。1ケ月経って、蜂が増えずに減ったり、雄蜂が現れるのは女王蜂が死んだが、逃去して「無王群」になっている可能性が高いとのこと。無王群だと、復活せずこの群れはいづれ滅んでしまう。こりゃ、参ったな。
2024/5/30 その後
今日、庭に出たら蜂の羽音がする。何の木かわからないが、小さいピンクの花の木に20~30匹の日本蜜蜂が飛んでいた。今回からデジカメが変わった。SONY DSC-W830からWX500になった。同じVGA画質で撮っているが、明るく細部まで描写されているのが、わかるだろう。たぶん先週と蜂の数は変わっていないと思う。巣板の間にびっしりと蜂はいる。ただ数が増えてないのが気になる。出入りはしているので、異常事態ではないが気になる。問題なのは、巣の形に変化がないことだ。巣作りをしていない⇒女王蜂がいない⇒産卵しない⇒群の消滅、とならなければ良いが。
2024/5/25 入居4週目
1日早いが入居4週目。巣板は4枚見えるが、2週目、3週目より蜂の数が少なく見える。しかも先端には「雄蓋」があるように思える。こんな少ない群れで分蜂するのか?先行きが心配だ。2023年の画像を見ると、毎週大きくなり蜂数も増えているが、こちらは減っている。雄蓋は分蜂の前触れかもしれないし、そうでないのかも知れない。ひょっとするとこの群れの女王はまだ交尾していないのか?ここは見守るしかない。心配だ。
2024/5/24 メントール10g投与
今回はメントールを10g投与する。茶袋の重さは0gだが、実際は1gに近い重さだろう。先週5g与えたものを測ると4gだった。1g分昇華したのだろう。今回は10g目標で11gになった。誤差は±1g以内なので気にしない。またメッシュケースに入れて戻した。メントールは近くで嗅ぐと人間にも結構きついので、身体の小さい蜜蜂にしたら、大変なことだろう。でもアカリンダニに勝つために頑張って欲しい。同時に巣門付近にショートニングパテを塗った。底板に塗ると羽根が付いて、飛べなくなる恐れがあるからだ。どれだけ効果があるかは、測りようがないが、良いと思われることは手間を惜しまずやる。今年は何と言っても越冬だ。
2024/5/21 雨・蟻対策
先日、雨あがりに巣箱を見たら、底板の上で2匹死んでいた。病気ではなさそう。良くみると底板に羽根が雨水で貼り付いて飛べなくなったようだ。底板はコンパネの黄色面が上になってるので、水をはじく。底板は上下逆にできないので、雨よけを作った。ベニアをヒモで吊っただけの構造で、S字フックなのですぐに外せる。底板よりかなり大きいので、効果はあるだろう。巣門側が上がっているので、溜まった水は、後ろ側に排水されるはずだ。貴重な蜜蜂さんなので、1匹たりとも無駄になってはいけない。日よけの効果も少しありそうだ。結局、薬室を作った時の屋根を切って短くしたのが、間違いだったようだ。あとは底板はコンパネでなく、無垢の木材を使ったほうが良さそうだ。人間の都合でコンパネを使うのは、蜂のためにはなっていないようだ。
ブルーベリーの土を中性化するため、ボレー粉と灰をまいていたら、蟻が灰をよけて通ることがわかった。蟻は灰が嫌いなようだ。ならば巣箱の周りの蟻にも効果があるはず。さっそく灰をまいてみた。確かに逃げ道を探している。雨が降る間だけでも効果はありそうだ。蟻もグリスを塗ったりしたが、ホコリが付くと効果が無くなる。水の上に浮かせるのは、手間がかかる。あとは様子見してみよう。
2024/5/19 入居3週目
入居して3週目になったので、内見してみた。巣板は3枚でスノコに対し斜め45度に付いている。確実に大きくなってきているようだ。メントール5g投与したが、巣門の外に出てくるようなこともなく安定している。底板がメッシュになっていて、風の通りが良いからかも知れない。今後続いてショートニングパテを巣門、底板に塗布するようにする。今年は絶対越冬させたい。しかし蜜蜂はあっという間に巣を作るものだ。その速さには、驚くだけだ。某有名サイトで「入居したら、巣箱を一度に2段足しても良い」とあったが本当だろうか。蜂は巣門から入って巣箱の壁を登って巣まで歩いて行っている。飛んでいくわけではない。なのであの小さい体で、巣箱2段分を毎回往復させるのは、大変なことだと思うので、自分はやらない。2段積んでも良いと思うのは、人間の都合であり、蜂が望んでいるわけではないからだ。
2024/5/17 メントール投入
少し落ち着いたと思われるので、メントール 5gを投入してみることにした。左が現状の巣箱で薬室がない。そこで右側の薬室+屋根に交換した。屋根は小型化しラッシングベルトで縛るのは面倒なので、屋根にオーディオ用のTGメタル FJ-02 2.5kgを載せた。結構重いので、巣箱は安定している。そこそこの風では、倒れないだろう。
薬室には、茶袋にメントールを入れテープで封じ、さらに細かい網目のポーチに入れた。5gだが結構な量になる。ここから30gにするのは、なかなか大変なことだ。気に入らなくなって逃亡しなければ良いが。スノコの間から、巣が出来ているのが見えた。盛り上げ巣を作ってないのは、ラッキーだ。どんどん大きくなって欲しいものだ。
2024/5/12 入居後2週間
今日で入居後2週間になった。さて巣は、どうなったか?外勤部隊がいない分、小さくなったように見えるが、まだ巣板は出来ていないようで蜂の数は増えていない。何もないのが、何よりだ。このまま成長して欲しい。
2024/5/9 改良型薬室とスノコの製作
今までスノコは幅30mm×6mm厚の板を重ねたものを、使っていたが、この方式は巣箱の内寸と外寸の間に、橋渡しする構造になるので、重ねる箱の設計が面倒で、かつ固定のクギが必要だった。そので300mm角 5.5mm厚のカットベニアを使うことにした。巣箱の外寸は300mmで設計しているので、寸法を合わせる必要がない。これに幅30mmでスキマ8mm程度のスリットをスライドマルノコで切れ目を入れ、カッターでカット、ヤスリで削って完成させる。蜂が巣を作る面は、ひっかかりが良くなるようにワイヤーブラシで荒らした。画像ではわからないが、結構、良い感じにザラザラになる。このスノコの良い所は、フラットなので採蜜時にナイフがひっかからないことと、固定の必要がない点だ。板を重ねたものは、ワイヤーでもナイフでも、結構ひっかかりがあって、作業がしにくいのだ。残念ながら、今更スノコは交換できないので、使うのは来年だ。
続けてスノコの上のフタも改良版を作った。従来は、進入防止網をネジで止めていた。これはうまく止められないことがあった。そこで枠と穴開き天板の間に、サンドイッチすることを思い付いた。これだと適当な大きさに網を切って、挟むだけなので、工作が用意で、もし網を交換する場合も簡単にできる。これはなかなか良い構造だと思う。網目は2mmぐらいなので蜂は上がって来られないし、気化したメントールは穴から巣に入っていくだろう。スノコの上に盛り上げ巣を作られても、スノコがフラットなので除去するのも簡単に出来る。フラットスノコは、使い勝手が良い。
あとやってみたいことがある。巣箱の中をWIFIカメラで見てみたい。毎回、フタを開けて恐る恐るデジカメを入れて巣の成長を観察している。蜂にも負担だろうし、フタの開け閉めで犠牲になる蜂が可哀そうだからだ。なので小型の監視カメラを箱にいれ、スマホかPCからの指令で起動、画像を確認できたらな、と思っている。うまく行くか、わからないが費用も5000円ぐらいしか、かからないのでチャレンジしてみようと思う。メントールを入れる前後で行動が変わるかも見て見たいものだ。
2024/5/4 飼育箱の焼き入れ
今日は快晴、無風で蜂さんは、元気いっぱいに飛んでいる。土台には仕掛けがあって、巣門部の高さを自由に変えられるようになっている。出入りが多い時は、スキマを開けて左右一杯まで使えるようにする。またスムシ対策でスリット幅5mmの収穫カゴの上に置いている。底板にはトリカルネットが貼ってあるが、6mmほどあるので蜂は通れるし、収穫カゴのスキマもすり抜けて出入りしているので、渋滞は起きない。さらに暑くなったら、土台を持ち上げて風を入れる。最後は太陽光ファンで冷やす。
今期は1群入ってくれたので、飼育箱に焼きを入れた。完成してすぐに焼きを入れる人もいる。焼きを入れれば蜂の嫌いな匂いを防げるからというが、自分はそうは思わない。すぐに焼いたら匂いを閉じ込めただけでいずれ出てくる。事実、木にヤニ溜まりがあると、ダラダラといつまでも出てくる。なので自分は2年間雨ざらしにし、十分乾燥させたものを焼くようにしている。それも劣化しやすい表面だけで内部は焼かない。自然界で焼いた木に巣を作ることはないはずだからだ。今回は6箱焼いた。これで全部で8箱分になるので、これだけあれば十分だろう。自分のは箱高さ20cmあるので、20X8=160cmになり、土台を入れると2m近くなってしまう。なので電動インパクトドライバーで持ち上げられる「持ち上げ機」を作ってある。今年は出番が来そうだ。
昨日までほとんど誘引蘭に来なくなった蜂が、20匹程度、庭の2ケ所の巣箱の蘭に寄ってきた。もう入居したので、蘭には興味がないはずなのに、何をしに来たんだろう。飛び方は、蘭に8割、残り2割が巣門から出入りするような感じで、完全な偵察隊でもなさそうだ。良く見ると花粉団子を付けている者もいる。やはり単なる興味本位のようだ。そんな簡単に2群、3群が取れるはずがない。写真の巣箱は、丸胴が先日入居実績のあるもので、他は1段目が何もなし、2段目が巣落ち棒あり。この場所は、家のカドで巣門は南向きだが、正面1m先に烏骨鶏小屋があるので、環境条件は良くない。これで入ったら、面白いけど。スズメバチトラップも2ケ所に仕掛けた。カルピスウォーター500cc+酢100ccである。これは、面白いようにスズメバチが入るが、酢が嫌いな日本蜜蜂は1匹もかからないのだ。
2024/5/3 入居5日目
4/28の入居時に置いた砂糖水700ccが5日で無くなった。結構な食欲だ。そこで少しは落ち着いたころと思い、内見してみた。ちょっとビックリ。箱一杯ではないが、2段目に届くぐらいに大きな蜂球だ。一昨年の倍以上はいるだろう。これは期待できそうだ。写真を撮っても刺したりせず、おとなしい。春先から秋口までは、おとなしいのが、わかっている。底板の上で盛んに扇風隊が頑張っていたので、底板をスムシ対策の穴開き仕様に交換したら収まった。すでに暑いのだろう。今年は夏になったら、巣箱全体を持ち上げて4面巣門化も実施する。巣クズが大量にあるので、早速巣作りを始めたようだ。
今年こそは、越冬させたい。それには何と言ってもアカリンダニ対策だ。メントールが一番の予防だが、茶袋では夏場に液状化したら使えない。そこで1年中使える「薬室」を作ってみた。上から屋根、薬室、スノコカバーの3分割構造になっている。左が冬場仕様で窓が全閉。中央が夏場仕様で前後に風が抜けるようになっている。これで少しでも冷却して液状化を防ぐ狙いだ。メントール入れは夏までは茶袋、夏場は器に入れ液状化しても漏れないようにする。さらに冬場は、電池式のアースノーマットをこの中に入れる。これで1年中メントールを使えるようになるはずだ。まずは未経験なので、やって見るしかない。巣を作り始めてスノコの上に盛り上げ巣を作られる前に、新しいスノコカバーに交換するのが良さそうだ。寸法は定尺910の杉板材で、薬室が14X150、窓が60X14、窓押えが30X15で、窓と窓押えには、最初から1mmのスキマが開くようになっている。これで焼きを入れると、ピッタリの寸法になる。
スノコカバーは、コンパネに直径15mmの穴を81ケあけ、メントールが巣箱の下に行くようにしている。蜂が上に上がらないように3mm程度の細かい金網を貼っている。屋根はポリカの屋根板があるので、それに合うように固定部を加工した。スリンガーも通せるようにしてある。白木のままでは耐久性が無いので、少し乾燥させてからバーナーで全体を焼いて完成だ。
2024/4/30 巣箱移動成功
逃げ出すかと心配したが、1日たったら元の巣箱からは1匹もいなくなり、新しい巣箱の位置を覚えたようだ。自分の場合、5mの入居当日移動は、成功した。砂糖水も左右共に減っているのが、わかる。飲んでくれているのは、間違いないようだし、扇風隊もいるので、間違いなく中で生活しているはずだ。今回、どのくらいの蜂の数かはまだ見ていない。砂糖水を飲み終わった時に、観察フタを開けて見て見よう。入居直後にいろんな刺激を与えるのは、良くないと思うからだ。完全に落ち着けば、簡単には逃亡しない。これでやることが増えた。スズメバチトラップ作りや、メントール用の薬室作りがある。今回こそ、無事越冬させてあげたいものだ。スムシ対策は、底板を引いて収穫カゴにストレートに巣クズを落とせば、まず問題ないことがわかっている。収穫カゴの網目は5mmなのでスズメバチは通れないので安心だ。薬室は、スノコから上の部分を作り直して、1年中メントールを使えるような作りにする。現在、構想中だ。メントール投入は5/28の予定、1ケ月後だ。
2029/4/29 大失敗か?
砂糖水を飲んでくれたかな?と確認に行ったら、朝から大騒ぎになっていた。移動先のほうでは、ブンブン飛び回り砂糖水は全然減ってない。元の場所の丸胴には、蜂球が出来ている。入居当日の移動なら問題ない、との情報は近場では適用外なのか?全く世間の情報は、適当なことばかりで信用できない。このままだと元の場所にまた戻るのか、新居に居つくか、逃げ出すか、のどれかだ。一度、2キロ以上離してから、再度巣箱を持ってくるのが正しいのかも知れないが、もうあとの祭りだ。さてどうなるやら。
2024/4/28 入居しました
朝の6時半に巣箱を見たら、すでにサワラ丸胴に偵察隊が来ていた。しかも庭の巣箱3つ全部に来ている。これは、どういうことなのか?これが本来の偵察隊なのだろうか?3つの巣箱には、誘引蘭を置いてあるので場所を覚えているという推測は、違うことになる。一番可能性が高そうなサワラ丸胴に入居した場合、北風、西日対策が出来ないので、北側のサクラ丸胴を撤去した。家のカドにまず来ないだろうと思っておいた巣箱にも偵察隊が来ているので、今回の偵察隊は、真剣に住処を探しているように思える。今日は絶好の分蜂日和なので、結果を待とう。今の所、昨日と同じでサワラ丸胴には10匹程度が、スーッと出入りしている。家のカドも同じくらいの数だが、まだ外から観察しながらたまに入るぐらいだ。もう1つの桜の木の下の巣箱は、3~5匹ぐらいと言った所だ。これから1つに候補を絞るのか、それとも全部却下なのか、もうすぐ結果が出るだろう。キンリョウヘンとミスマフェットが長持ちしてくれて本当に良かった。
9:30 蜂が1匹もいなくなった。9:45に外に出ると空いっぱいに蜂が飛んでいる。間違いなく分蜂だ。まもなくサワラ丸胴の周りが蜂だらけになり、巣門からどんどん入っていく。初めて分蜂飛行を見たが、ビデオと本物では迫力が全然違って感動した。キンリョウヘンとミスマフェットにも蜂が群がっている。約1時間たって、大方入居完了のようである。まずは一安心だ。あとは今晩、巣箱移動の大仕事が待っている。やはりうちの分蜂シーズンは4月中でなく、4月下旬のようだ。2022年が5/5入居、2024年が4/28入居で1週間早いのは、暖かいせいだろう。2023年はちょうど寒波に当たり強風で低温に見舞われたので、入居しなかったのかもしれない。分蜂したら、残りの2箱には、蜂が見えなくなった。本命は決まっていたようだ。2年前と今回で違っているのは、巣門の向きが東→南、待ち箱が土台式→丸胴式、巣落ち棒がないのは同じ。前回は、土台式でも入っているので、丸胴式が優位かどうかは不明。ただし分蜂捕獲時の巣門の大きさは、大きいほうが良いようだ。出入りがスムースだからだ。穴が大きければ羽根にも当たらないので、丸胴のの肉厚が厚くても問題ないのだろう。となると材質の差は、本当に微妙だろう。何十箱も並べて検証でもしないかぎり結論は出ない。ただし間違いないのは、巣箱も丸胴も乾燥し、虫がいないことは絶対条件だろう。外観は焼いたほうが良い、と言うのも気にする必要はない。見ての通り、テープを貼る部分以外ほとんど焼いてない。結局、蜂さんの気分次第な気がする。今晩は、巣箱の移動+砂糖水給餌だ。うまく行きますように。
日没を待って巣箱の移動を行った。待ち箱の巣箱は2段で上下共に巣落ち棒なし。なので移動先の土台の上には、巣落ち棒を付けた箱を1段積んだ。作戦では、2段の巣箱の上側にすべての蜂が蜂球を作っているものと思っていたが、丸胴と巣箱下段に結構な蜂がいた。全ての蜂を移動させることはあきらめて、上段だけを移動した。その後、砂糖水の給餌までうまくいった。残された蜂は、どこにいっていいかわからないので、もう少し明るいうちからやっても良かったかもしれない。あとは明日から逃亡しないことを祈るばかりだ。女王蜂が逃げられないようにする仕掛けは、あえて付けなかった。理由は、交尾飛行の邪魔をしたくないからだ。極力、自然の流れに任せる方法を選択したいと思う。さて、明日の朝が楽しみだ。
2024/4/27 最後のチャンス
今日の朝は、ゼロだったが、17:30に見たら、10匹ぐらいが盛んに巣門から出入りしている。それも躊躇せずどんどん入っていく。これは、なかなか良い兆候だ。明日は、快晴、微風。期待できるかも知れない。孫が来たら蜂も来た。この巣箱は、もともと北側に置いてあったが、偵察隊が来なくなったので、巣箱を2段ともただの棒無し重箱に変更し、北側から5mほど移動し、オーディオ専用ルームの目の前に持ってきたものだった。現状の北側巣箱は、桜の丸胴のハイブリッド2段重箱タイプで、誘引蘭を置いてある。5m南のサワラ丸胴巣箱にも誘引蘭を置いてある。もし場所を覚えているなら、北側巣箱に来るはずだが、そうではなくサワラ丸胴に来たと言うことは、偵察隊は場所でなく、サワラ丸胴を覚えていることになる。これは新たな発見だ。だとすると誘引蘭は、最初のきっかけに必要だが、その後は巣箱の出来が入居を左右することになる。やはり判断基準は、丸胴も含めて巣箱の出来なのだろう。もし明日入居してくれたら、いろんなことが明らかになる。
2024/4/26 誘引蘭に誘われて
4/24が雨で、昨日、今日と晴れで無風。誘引蘭に誘われて、蜂が1~2匹来るが、花が目当てで巣門から、中に入っては行かない。蜜集めが仕事の働き蜂のようだ。もう偵察隊は、分蜂が終わったのか、自分の巣箱が気に入らなかったのか、さっぱり入らない。良く見ると、足に花粉団子が付いている。ということはやはり新居が決まって、巣作りのための蜜集めが活発になってきたと解釈できる。どうやら今年もダメそうだ。5/10頃まで待ってダメなら、蘭の鉢を変えて今年は終了だ。
2024/4/24 原点回帰
いつの間にか「丸胴式のハイブリッドが良い」「丸胴式なら入居率が上がる」と言う情報を信じ、今年は全部丸胴式に変えて挑戦したが、結果は4分のゼロだった。丸胴式は、何となく自然に近い気がするが、本当にそうだろうか?メリットは外観だけな気がする。デメリットもあることに気づいた。所謂丸胴式のハイブリッドは、巣門から天井にあるスノコまでの距離が遠くなる。巣箱の下に巣門があるからだ。巣門から入って、巣箱全体を把握するのに時間がかかる。これが一番の問題ではなかろうか?。自分で唯一の入居実績があるのは、巣箱式で土台部分に引き出し+巣門があるタイプで、巣門から入るとすぐに全体が把握できる。障害物は一切ないので、短時間で内見ができる。蜂は、分蜂時に時間の無い時に、調査に時間がかかることを嫌がっているではなかろうか。分蜂マップの情報から数値データ化すると、入居した箱は、巣箱式と丸胴式が10:1だった。正確に調査するともっと丸胴式の値は小さくなる。つまり日本中のほとんどの人は、巣箱式で成功しているのだ。さらに巣箱に巣落ち棒があっても無くても入居している。丸胴式である必要はないのだ。丸胴式が良いのは、その人の感想であって、丸胴式でなければ、蜂が入居しないと言うデータは存在しない。自分は、勝手に信頼性のない情報に振り回されていただけではないか?樫木の丸太の上に、土台+巣箱を載せただけで、特別なことはしていない。これで入居した。ただし去年は、全く同じ仕様の箱の下に樫木でなく、収穫カゴを置いて入らなかったし、丸胴も2つ置いたが入らなかった。去年は偵察隊が来た日が強風で、環境条件が悪かったのかも知れない。実績ありが、続かないのは理由がわからないが、実績のない丸胴式に変更したのも、まずかった気がする。石の上で3年か。やはりシンプルなのが一番だろう。人間が考えた最適と蜂の考える最適が一致しているかは、わからない。もし分蜂入居時に、巣門高さが高いほうが良いなら、自分の土台は板1枚で変更できる。やるならこれくらいだ。写真は入居実績時の巣箱で、観察扉が水平に開閉するだけで、巣門の高さも変えられないタイプだった。これでも女王蜂は、問題なく出入りしたのだ。この写真と、今年の写真を見比べると、ゴテゴテといろいろやり過ぎた感じがする。この時期、強風は吹かないし、雨にぬれてもいいので、ラッシングバンドとヒサシは、やりすぎだろう。入居してから、雨、風対策をしてやれば良い。ヒサシは、飛行の邪魔になるだけだ。また来年ガンバロウ。誘引蘭の開花調整は、なんとなくわかっただけでも、経験値が上がったので、良しとしよう。
2024/4/23 入居しない原因判明
自宅から北20キロ離れた巣箱を見に行った。花が咲いて2~3日は偵察隊が来たが、来なくなったと言っていた。巣箱を見て、なるほどと思った。ここは森のような所で、庭にいる黒い蟻の何倍も大きな蟻が巣箱の中にいた。これでは嫌がって入らないだろう。あと日照が良すぎて、ずっと西日が当たっている。たぶんこの2つが原因だろう。とりあえず、西日の影響の少ない所に移動した。ミスマフェットは満開だった。今日は、気温18度で曇り、風なし。うちの巣箱にも、偵察隊は1匹もいない。これで3ケ所中、2ケ所はダメだろう。2022年に入居した時は、4月末でいったん探索蜂が全く来なくなり、その後また来て5/5に入居した。あれから2年経ち、巣箱も乾燥し匂いも消えただろう。場所も全く同じなので、周りの日当たりの変化はない。丸胴にして、中に入ってはいくが、どこかが気に入らないのだろう。丸胴なら捕獲率が向上するわけでもなさそうだ。入らない理由がわからないままだ。やはりただの偶然でしか、入居しないのか?分蜂時期はほんの2~3日だけのような気がする。その時に気に入られなければ入居しないし、誘引蘭が満開でも、もう偵察隊は来ない。では何故2022年は、2度偵察隊が来たのだろう。最初の群れとは、違った群れだったので入居したのか?そうだとすると、どこが気に入ったのか?最初の群れに良い場所を取られて、仕方なく入ったのか?重箱は2段で巣落ち防止棒もない極力シンプルな箱だ。シンプルなだけに、改善のしようもない。やはりこの場所は、単に蜂の数が少ないだけなんだろうか。そう言えば分蜂して、木に蜂球を作っている所など、見たこともない。中途半端な田舎はダメなのか。
2024/4/22 偵察隊は覚えている
今日、試しに北側巣箱のキンリョウヘンを、5箱目に移動させた。5箱目に偵察隊に来て欲しいからだ。5箱目は、キンリョウヘンとミスマフェットの同時使用だ。ところが、北側巣箱に偵察隊が1匹居たのである。今まで誘引蘭に誘われてくるものと思っていたが、最初は誘われて来ても、その後は巣箱の位置を正確に覚えているのだ。なんて賢い生き物なんだろう。素晴らしい位置確定能力だ。誘引蘭に誘われるだけなら、5箱目に来るはずだが来ていない。ということは、偵察隊の中には、まだ北側巣箱を候補として検討している蜂が1匹はいるということだ。このままそっとしておこう。
2024/4/21 偵察隊がゼロになった
今日は風なしで、曇り。飛行には全く問題ないが、偵察隊がいない。いつもなら1匹程度はいたが、今日は敷地内の3巣箱でゼロ。誘引蘭が咲いていても、来ない時は来ないのだと知る。やはり最初に偵察に来た時、内見し気に入らなかったから、ほかの物件を探しに行ってしまったようである。今年もダメか。たぶんうちの周りにいる蜂さんは、1つの群れだと思う。複数の群れだったらピタッといなくなることはないはずだ。たぶん自分の群れに帰った時「あそこの巣箱はダメだから、他を探せ」と情報共有したんだと思う。庭の菜の花を見ると、蜜蜂は来ている。外勤部隊には、蜜集め役と、新居を探す役の2種類あり、蜜集め蜂のほうは、キンリョウヘンには興味を示さないのもわかった。あとは南北20キロ離れた巣箱に期待するしかなさそうだ。そして最後の悪あがきを始めた。先日、切ったばかりの桜の丸太をもらったので、これで丸胴部分を作ることにした。5箱目の土台部分を入れ替えるのだ。ダメ元なので、いろんなセオリーを無視している。まず乾燥してない。巣門は自然に開いていたものを直径13mmまで広げた1ケ所だけで、丸胴は空洞にはなっていない。巣門部分から水平に奥に行って約10cm程度の穴が開いているだけだ。巣箱と丸胴の間にコンパネを1枚挟んで巣箱を載せられるようにした。内部の処理も最小限で、バーナーで少し焼いて蜜蝋を塗った。丸胴が空洞もしくは、巣門が複数あったほうが、蜂は出入りしやすいが、1ケ所だけでは、渋滞してしまうのか見て見たい。嫁の助言で、屋根も人為的な感じがするとのことで付けなかった。5月上旬までが勝負だし、この期間は雨も余り降らないので、確かに不要だ。さて蜂さんは、偵察に来てくれるだろうか?桜の木が良いと聞くが、理由は2つだろう。1つ目は表面がゴツゴツして止まりやすいこと。2つ目は広葉樹なので、嫌なニオイがしないからだろう。巣門も自然に開いていたものなので、一番自然に見える。北側と南側の丸胴は、サワラなので表面は皮がむけてツルツルだし、匂いも残っているのだろう。一昨年入居した時は、丸胴でなく樫の木の丸太の上に、巣箱を載せただけだった。屋根は載せていた。あとは巣門から巣箱までの距離が関係するのかも知れない。わからないことだらけだ。
2024/4/20 ミスマフェットの効果
ミスマフェットの効果を見るため、キンリョウヘンを設置してある北側巣箱に、満開のミスマフェットを置いてみた。当初、ミスマフェットを置いたら、新たに嗅ぎつけて蜂がたくさん来るのかと思ったが、そうではなく相変わらず時々1匹飛んでくる程度だ。この例だけで結論は出せないが、庭に3ケ所巣箱を置き、それぞれにミスマフェットを置いてあるが、蜂が来るのは北側巣箱だけである。どうやら蜂は、ピンポイントで誘引蘭の場所を特定しているのでなく、ある程度の範囲でこのあたりだろうと思ってやってきているように思える。もしピンポイントで場所がわかるなら、南側巣箱に来てもいいはずだ。もしくは、今回のミスマフェットに誘引力が無いかだが、同じロットの鉢を置いて目撃情報があるので、誘引力は間違いなくある。とすると、ある程度の範囲の中で、誘引蘭を何鉢置いても、あまり効果が出ないことになる。北側巣箱には、まだ蜂が寄ってくるので、このままにしておこうと思う。今日は、曇りだが風も弱く、絶好の飛行日和だ。それでもたくさん飛んで来ないのは、候補から外れたのだろうか。だんだんと敗北が忍び寄って来た感じがする。開花時期が遅かったのか、まだ分蜂前なのかは、蜂さんにしかわからない。
2024/4/19 5箱目設置
今日は朝から天気は良いが強風が吹き荒れ、さすがに蜂は1匹もいない。ミスマフェットがたくさん咲いたので、余っている箱を使って北側巣箱の5m南に5箱目の巣箱を置いた。この巣箱には、あえて何もしなかった。蜜蝋も塗ってないし掃除もしてない。一番上の箱は入居実績のある箱で、2番目は実績なしで巣落ち防止棒も付いている観察フタもないただの箱だ。巣門は4面巣門で8mm角材で浮かしてあるだけ。あくまでただ置いただけで、入居は期待していない。この場所は、20キロ離れた巣箱に入居した時の置き場用に作ったものだ。北側巣箱と違うのは、丸胴式でなく収穫カゴの上に置いただけで、巣門は4面なのでどこでも入れる。これは分蜂時は、巣門は1つがいいのか、4面でもいいのか観察するためだ。1つにするのは、3面に角材を置けばいいので簡単にできる。探索蜂の行動を観察して4面のままにするか、1面にするかを決めたいと思う。何でも自分でやって結論を出すことが大切だと思う。
2024/4/18 偵察蜂がいなくなった
北側巣箱で、とうとう偵察蜂がいなくなった。どうやら気に入らなかったようだ。やっとミスマフェットが咲いたので黄色の袋をかけ、北側巣箱に追加してツインターボにした。ミスマフェットの誘引力がどんなものか知るには良い機会だ。南側巣箱のミスマフェットも開花したが、こちらにはまだ偵察蜂は来ていない。南北20キロ離れた巣箱からも、数匹の偵察蜂が来たと今日連絡があったので、読みどおり周辺に蜂はいるようだ。さてここからが勝負だ。4つの巣箱のうち、1つでも入ってくれたらありがたいが。昨日は入居しない原因が3つと書いたが、もう1つあるようだ。それは近くに飼育群がいる可能性だ。飼育群が花に誘われて巣箱まで来たが、すでに決まった住処があるので入居しない、と言うものだ。確かに、どこに養蜂家がいるなんてわからないから、その可能性もある。本当の所は蜂さんに聞いてみないとわからないが、初入居は5月5日だったので、あと2週間待って見よう。
2024/4/17 偵察継続中
今朝7時に北側巣箱のキンリョウヘンに水やりに行ったら、蜜蜂が巣門から2匹出てきた。こんな朝早くから活動しているとは思わなかった。キンリョウヘンは満開だ。巣門は左右から入り、中央から出てくることが多い。今日で偵察開始から4日目。そろそろ結果が出るだろう。現在9時で探索蜂はゼロ。やはり内見会で却下されたか? と思ったら雨が降ってきた。蜜蜂には雨がわかっていたんだろう。天気が回復してまたやって来たら、まだ結果は出ていないことになる。まだあきらめてはいない。
こちらが南側の巣箱。左の巣門の下側を少し広げて入りやすくした。こちらの巣門部は、板を貼り付けた構造なので板厚は5mmぐらいしかない。なので羽根がこすれるリスクは最小限だ。北側の丸胴はサワラをくり抜いたものなので、板厚は5cm程度ある。
南側のミスマフェットはまだ開花していないが、今日1日で、つぼみはパンパンに膨らんでいるので、暖かい日が来れば開花するだろう。右は蘭棚を移動して桜の木の下に持ってきた。コンクリの上で失敗したので、木漏れ日を作るのと、風通しに配慮した。屋根も今までは樹脂製屋根を掛けていたが、ヨシズにして雨に当たるようにした。極力、自然に近い環境にしている。スゴイネ2号も今の所は順調だ。葉に蜘蛛がいた。蜘蛛がカイガラムシや害虫を食べてくれたら、ありがたい。入居しない原因は3つ考えられる。1つ目はまだ分蜂前の時期の可能性。2つ目が分蜂時期だが、ほかの場所のほうが好み。3つ目が、もう分蜂時期が終了した。以上の3つのうち、3だったら毎日探索蜂は来ないはず。経験上、分蜂時期が終わるとキンリョウヘンがあっても巣箱には全く来なくなる。なので現状は1か2だ。1だったら、まだ可能性は残っている。いづれにせよ5月までには結果が出るだろう。
2024/4/16 偵察継続中
今日も朝8時から3匹ほどが出入りしている。まだ分蜂前で候補地を探しているのか、それともただ興味があって覗いているだけなのかは、不明だ。これで突然来なくなるパターンがあるので、ドキドキだ。今日で4つの巣箱を全て設置した。自宅北側がキンリョウヘン満開、南側がミスマフェットで明日か明後日頃開花するだろう。南北20キロがミスマフェットで開花待ち。さてどんな結果になるだろうか。
2024/4/15 偵察隊増えず
14時に見回りに行ったら、2匹ほど巣箱の周りを飛んでいたが数が増えない。南側の巣箱は、まだミスマフェットが咲いてないので、蜂の姿は見えない。ここは我慢か。写真は北側の巣箱で巣門の左とキンリョウヘンの中央左に蜂が飛んでいる。キンリョウヘンは満開になった。この株はあと1つ花芽があるので、全体としては、あと3週間ぐらいは開花状態を維持するはずだ。
写真ではわかりずらいが、巣門は縦に3つあり、左右が広げてあり真ん中が狭い。観察していると、左右から出入りが多く、真ん中は少ない。やはり巣門の大きさは、人差し指の大きさが好みなようだ。写真の左穴から蜜蜂が飛び立とうとしている。良く見ると羽根を広げると10mm以上にはなるので、狭い巣門から飛び立つのは難しいのだろう。大きな巣門なら、巣門の中で羽ばたいても邪魔になるものがないから、蜂も安心なのだろう。今日来た蜂は、確実に巣門の位置がわかっており、一直線に飛んでくる。もうキンリョウヘンの周りをウロウロすることはない。少しでも知見が増えたのは良いことだ。遠くから16倍の短眼鏡で見ているだけで楽しいものだ。もう6時だが、まだ蜂がいた。明日は、もっと数が増えるといいな。
2024/4/14 偵察隊が来た
3日前に置いたキンリョウヘンが開花し7分咲きになったら、本日15:25に探索蜂が1匹、丸胴の巣門に入っていった。やはり人口合成のルアーと違い自然のキンリョウヘンは効果抜群だ。羽音がしたら、キンリョウヘンに寄り付くのかと思ったが、
一直線に巣門に入っていった。明日が勝負だろう。また開花前のミスマフェットを南側の巣箱に設置した。ミスマフェットは花が垂れ下がるので、覆いを掛けにくい。そこで今回は2重にしてみた。まずは台所用の円筒形ゴミ取りネットを被せ麻ヒモで縛り、その上から細かい網目の大きいネットを掛けた。この方法だと、花芽にはゴミ取りネットがあるので、大きいネットを被せる時にこすれても花芽が傷む心配がない。手間はかかるが、花が傷むよりは断然良い。
今年から待ち箱用の丸胴は、巣門を改良した。より探索蜂が出入りがしやすいように、穴を大きさを変えた。従来はスズメハチのことを考えて5~7mmぐらいにしていたが、良く考えたらこの時期にスズメハチに襲われる心配はない。そこで女王蜂の入りやすさを最優先し、穴の大きさを人差し指が入る大きさまで広げた。写真は南側の巣箱だが、北側の巣箱も同様に広げてある。さて結果がどうなるか楽しみだ。まだキンリョウヘンが3鉢、ミスマフェットが4鉢、開花待ちだ。早く咲いて欲しいものだ。これで3ケ所の待ち箱設置が終わり、残るは20km北の親戚の家を残すのみだ。
2024/4/11 キンリョウヘン開花 巣箱設置
たった一輪だが、やっとキンリョウヘンが開花した。開花まで2号鉢は、3/10から1ケ月かかった。本来ならあと1週間は早く開花しただろう。花芽が伸びてきてから、寒い日が続いたし、その後もなかなか暖かくならなかったので、仕方あるまい。でも間に合って良かった。ネットに来るんで、入居実績のある自宅北側の巣箱横に置いた。10mほど離れた場所に植えた菜の花に、日本蜜蜂がいるのを見つけたので、これで我が家は、蜜集めの候補の1つになっているのは、間違いないだろう。去年、耕して菜の花の種を撒いて良かった。蜂さんのために、少しでも力になれれば良いです。明日4/12は18℃、13日は24℃、14日はなんと28℃の予想だ。いきなり暑くなりすぎて、キンリョウヘンの成長に影響が出なければ良いが。明日は、友人宅に巣箱を掛けに行く。こちらは、まだ開花してないがミスマフェットを置く予定だ。さてどうなるか楽しみだ。
花を覆うネットは、以前、タマネギ袋を使おうとしたが、細く短く株が入らなかった。今はアマゾンで見つけた80X80cmの網目が細かい口ヒモ付きのネットを使っている。このぐらいの大きさがないと株が入らないし、目が細かくないと蜂が侵入してしまう。口ヒモが付いているので、便利です。鉢がすっぽり入る大きめの樹脂鉢に、ダイソーで見つけた金属輪と棒の組み合わさったものを利用してステーを作り、それをネットに入れてます。これだと安上がりです。ただしキンリョウヘンは枝が斜め上を向くので良いのですが、ミスマフェットは、鉢の外まで広がって垂れ下がるので、うまく入れないと花芽を傷つけてしまいます。ここは改良の余地ありです。
2024/4/10 桜散る
昨日と一昨日の雨と風で、桜が散ってしまった。今日は、風もなく気温も16℃ぐらいまで上がりそうだ。菜の花は満開。今日は、庭に置いた2つの巣箱の掃除をする。ムカデ、ゲジデジ、蜘蛛、アリがいると蜂は入居してくれないからだ。昨日まで天気が悪かったので、もし入居するとしたら、分蜂前に目星を付けていたに違いない。分蜂は一度どこかに集合するのか、それとも今の巣から一直線で飛んでくるのか、見たことがないので、わからない。うちは今、巣箱を置いてあるだけで、キンリョウヘンは咲いてないので、探索蜂も来ないだろう。この辺では、巣箱を置いただけで入居するほど、環境には恵まれてないからだ。今日か明日、開花してくれると嬉しいのだが。キンリョウヘンはピーナッツぐらいに膨らんだので、もうすぐだと思う。ただし小さい花芽はピーナッツまで大きくならなくても開花した経験がある。ミスマフェットは、どんどん垂れ下がっていくが、このまま自然に任せることにする。さっき聞きなれた羽音のほうに目をやると、写真の菜の花に、日本蜜蜂がとまっていた。ということは、今年も彼らの行動半径の内側にいることで、探索蜂が来てくれる条件になっていると言うことだ。やる気が出てきた。巣箱掃除、草刈りも済ませたし、あとは開花を待つだけだ。
2024/4/9 分蜂に間に合うか?
桜が咲いてから、また天気が悪くなり雨と低温が続いている。4/7週のキンリョウヘンの開花を予想したが、ここにきて足踏み状態だ。4/15を分蜂日と想定しているので、そろそろ咲いてくれないと間に合わなくなる。本日の分蜂マップだと、県内では県南の佐野3件、宇都宮1件、市貝1件だ。まだ自分の所より北では報告がない。写真はどちらも2号鉢だが、どちらもたくさん蜜を出している。なめるとほのかに甘いが、匂いは感じない。左のキンリョウヘンのほうが、早くから成長を始めたが、今一歩咲かない。4/4の写真と変わりないように見える。ミスマフェットはグンと上に伸びてから、垂れ下がってきた。これから花が1つ1つ茎から離れてから開花なのだろう。このキンリョウヘンは、自分の家の北側巣箱に置く。ミスマフェットは4/12に市貝の友人宅に持っていくことにする。分蜂は時期がズレると全く蜂が飛んで来なくなるので、だんだん焦ってきた。ルアーを使わないで、開花時期を調整するのは、すごく難しいことがわかった。やはり経験を積むしかなかろう。4/10からは、天気が回復し4/15までは晴れで4/13は22℃の予定だ。この条件なら分蜂するだろう。入居しなくても、探索蜂ぐらいは見て見たいものだ。あと1週間で開花して欲しいものだ。
2024/4/4 花の状態
暖かくなったが、天気は雨や曇りが続いている。庭の枝垂れ桜は満開。菜の花も満開。椿は満開をすぎて花が落ち始め、木蓮は、花がバラバラと落ち始めている。まだ寒いのか蜜蜂の姿が見えない。ハナアブは、菜の花に来ている。桜の木の下の巣箱にも姿は無い。キンリョウヘンは、伸びきったが咲きそうで咲かない。黄色、ピンク、赤、白の花が咲いて一番綺麗な時期だ。
ミスマフェットは成長が早く、1鉢から何本も花芽が出ている。こちらも咲きそうで咲かない。花芽が凄く大きく垂れ下がって咲くので、もう少し時間がかかるかも知れない。これだけ大きければ花持ちも良いし、たくさん蜜蜂を呼んでくれるだろう。今日の分蜂マップでは、栃木県はまだ佐野の1件だけだ。県内はまだ気温が上がっていないのだろう。この時期は海に面している茨城県のほうが、早く北上する。佐野、鹿沼、宇都宮、さくらの次が烏山だろう。矢板、大田原、那須塩原は山に近いので、風が強く寒いので、分蜂は遅めだ。
一番伸びたのが、タラの木だ。3/24には、5cmほどの芽が出てるだけだったが、今はこんなに大きくなった。そろそろ地植えか。
2024/4/1 キンリョウヘン植え替え
あくまでも自分の場合だが、キンリョウヘンの土で、ホームセンターの蘭用の土と日向土は合わなかった。どちらも軽石のような感じで土というより小石のような感触だ。水は吸うが保水力がない。なので表面にある土の乾き具合で水やりすると、中心部は水分があり、根腐れ気味になってしまった。そこで今年は「ペレポスト2号ゴールド10kg ¥2780」を使ってみることにした。これは木の皮が主成分のようでペレット状になっている。このまま使うのでなく、鉢の7割ぐらいまで入れて、トントンしスキマを埋めてから水をやる。30分したらまた水をやる。そうすると真ん中の写真のようになる。このまま1晩放置すると右のようにグングン膨らむのだ。硬いペレットなので、最初にキンリョウヘンを入れただけだと根がグラグラして大丈夫なのか?と思うが水をやって膨らんだ後は、根がしっかり保持されて立つ。これは良い。軽石系は、どうやっても根と軽石の間に空間ができるし、硬いので根は鉢の半分の高さぐらいまでしか成長してなかった。ペレポストは水分を吸ったら柔らかくなるので、根の成長の妨げにはならないだろう。植物を育てるには、土が一番大切だ。1年後にしか結果は出ないが楽しみだ。
去年は、すべての株が元気がなく、1株も花を付けなかった。原因としてはいくつか考えられるが、一番は蘭棚の置き場所だ。南側に面した家の軒下のコンクリの上に置いていた。これだとまず温度がコンクリの蓄熱でいつまでも暑いし、遮光しても紫外線量が多い。さらにコンクリなのでアルカリ物質の影響もあるだろう。そこで今年からは「木漏れ日」を実践すべく常緑樹の下に置くことにした。地面はもちろん土。朝日は入るが、日中は葉の影になるし、西日はほぼ当たらない。遮光シートとは、おさらばする。自然の雨も当たる。風通しも良い。収穫ケースの上に置いたので、鉢底の通気性も良い。来年は自力でキンリョウヘンを調達したいものだ。
2024/3/30 分蜂準備1
今日は気温が22℃まで上がり、風もなく穏やかな日だったので分蜂準備をした。庭に置く2つの巣箱を掃除し蜜蝋を塗り、設置場所に置いた。左が桜の木の根元に置いた南側の巣箱。右が入居実績のある北側に置いた巣箱。どちらもサワラの木をくり抜いた丸胴式のハイブリッド式だ。蜜蝋は丸胴巣門からスノコまでたっぷり塗ってある。今日は菜の花にハナアブがいたが、日本蜜蜂の姿は見なかった。蜜蝋を塗ったぐらいでは、この辺では蜂は寄って来ない。この辺りは蜂の密度が薄い地域だ。九州のほうでは、キンリョウヘンが開花してるようだが、我が家では、まだ開花していない。ミスマフェットの追い上げが凄く、先に開花しそうな雰囲気だ。このままいけば4月7日週には、ミスマフェットが開花するだろう。ミスマフェットは5鉢すべてが開花しそうなので、開花したら残りの2つの巣箱を掛ける予定だ。いよいよ勝負の4月が来る。
キンリョウヘンは2番鉢が開花寸前だ。花が咲く部分は全体が伸びきっていて、あとは咲くのを待つだけの段階まで来た。他のはまだ花芽が伸びていない。ちょっと心配だ。見た感じが葉芽のように見えるので、2番鉢しか咲かないと計画が大きく狂う。今年は巣箱1つに2鉢づつ花を置きたいと思っている。花をたくさん置くと巣門がわからなくなる、と言う人もいるが自分の考えは、まず蜂に来てもらうことが絶対条件だ。そのためには、少しでも多く花を置いて、「ここに巣箱があるよ」とアピールすべきと思う。蜂が巣箱を見つけなければ、何も始まらないからだ。この辺は、巣箱をただ外に1年間置いて、自然入居するなんてことはあり得ない。九州などの恵まれた地方とは違うのだ。北関東は関東と名が付くだけで、東北並みに寒冷地なのだ。
ミスマフェットは、暖かくなったら成長が早い。キンリョウヘンを追い越しそうだ。しかもどの鉢も花芽が2本以上出ている。これは期待できそうだ。5番鉢の成長が早い。
2024/3/26 キンリョウヘンの成長
2番鉢のキンリョウヘンの開花が迫ってきた感じだ。毎日、花芽がぐんぐん伸びている。キンリョウヘンは、ここから結構時間がかかるので、開花まであと2週間ぐらいか。
ミスマフェットも先端が割れて、中のつぶつぶが見えてきた。ミスマフェットは、5鉢同時に開花しそうな気配だ。ミスマフェットは、花芽の大きさがキンリョウヘンより大きいので、たくさん花が咲きそうだ。こちらもあと2週間ぐらいで開花すると思う。4/9ぐらいに満開になれば、時期的には絶好のタイミングで開花することになる。
2024/3/24 レッドロビン植え替え
今日は暖かいので、レッドロビンを植え替えた。去年、挿し木にしたものが根が出て植え替えられるまで成長した。これは家の北側に植えて、防風林する。
3/10に植えた西側のレッドロビンも順調に育っている。これは蜂さん用の防風林のつもりだ。ホウバの木も順調だ。
北側にはヒイラギ4本も植えた。ヒイラギは挿し木にして根を出すまで育てるのが、レッドロビンよりはるかに難しい。レッドロビンなら8割成功するが、ヒイラギは1~2割ぐらいか。新芽も硬いし、葉も枯れやすい。種菌を植えた原木シイタケも立てて遮光ネットを掛けた。今年は3回目の夏になるので、先発隊が収穫できるかも知れない。
花芽が伸びてきた2番鉢。順調だ。タラの木も伸びるといいな。
2024/3/23 分蜂準備
今日は雪が降った。せっかく咲いた木蓮も雨と雪と低温のため、満開になる前に茶色に変色して可哀そうだ。本格的な春を前に、このところ寒い日が続き、桜の開花も4月になるだろう。なので分蜂時期も例年どおり4/15頃と予測する。なのでそろそろ準備だけはしておこうと巣箱を出してみた。一番上の天板を開けてびっくり。スムシの幼虫がマユを作っていた。マユをはがすと、動いていた。これはまずい。しかも何匹もいる。去年から1年野外放置していたので、居心地が良かったのだろう。丁寧に1箱ずつ掃除をした。去年は慌てて今頃巣箱をかけて、蜂が来る頃には害虫が住んでいたので、今年は失敗しないつもりだ。蜜蝋も直前までは塗らない。塗った直後が一番蜂が来やすいからだ。今年はキンリョウヘンの開花に合わせて、巣箱をかけようと思う。花がないのに巣箱を置いても、条件の悪いこの地域では、勝手に入居することはあり得ないからだ。蜜蝋、キンリョウヘンの開花、丸胴式土台などの総合力の勝負だと思っている。現在、キンリョウヘンは2番鉢の芽が伸びてきたが、ほかの4鉢はまだ芽が出る気配がない。ミスマフェットは5鉢とも芽が伸びてきて、陽の光で透かして見ると、中に花のつぶつぶが見える。今日は寒いので、ストーブのある居間に移動させた。居間は昼間18℃に設定している。朝は和室にはエアコンがないので6℃まで冷える。さすがに6℃は冷えすぎだと思うので、当面はこのまま居間に置いて、開花を待つことにする。来週ぐらいから、気温も15℃ぐらいになりそうだ。今年は待ち箱ルアーを買わないので、花の管理が最優先事項だ。3/10に植えたレッドロビンとホウバの木も枯れることなく、根付いたようだ。4月になったら、ヒイラギ、タラの木、コシアブラの木を植える。タラとコシアブラは、来春に天ぷらで食べるのが、楽しみだ。
2024/3/16 木蓮開花
庭の木蓮が開花した。これで分蜂が4/16と想定する。今日からすべてのキンリョウヘン、ミスマフェットを和室に移動させ開花させる。予定より4日早いが、自然の知らせに従うことにする。いよいよ本番だ。
2024/3/10 キンリョウヘンの開花調整
キンリョウヘンとミスマフェットのつぼみが膨らみ始めた。キンリョウヘンの2番は、つぼみのブツブツが見えるので、間違いなく花芽だ。ほかは、まだはっきりと花芽とは、わからない。
ミスマフェットは、どれも同じような感じだが、キンリョウヘンより早咲きの気配はない。ミスマフェットのほうが、芽が大きいようだ。ここからの成長が早いのかも知れない。初体験なので、わからないことばかりだ。
今日から、開花調整のためキンリョウヘンの1,5番とミスマフェットの2,5番を和室に移動させることにした。選んだのは、成長が遅く見える株だ。なのでキンリョウヘンの2番は、まだ温室に入れておく。あと10日経って3/20になったら、残りも和室に移動させる。木蓮の開花+1ケ月が、うちの分蜂時期だと想定している。冬全体で見ると暖冬だったが、あと10日ほどは氷点下の日もあるので、本当の春は去年よりは遅いと考えている。いよいよあと1ケ月で分蜂だ。ワクワクする。
2024/3/10 菜の花が咲いた
庭の菜の花が咲いた。これから木蓮が咲き、しだれ桜が咲いて散ると、いよいよ分蜂時期がやってくる。
今日は風もなく気温8℃。蜜蜂のため、ブルーベリーとレッドロビンの植え替えを行った。レッドロビンは、生垣の一部が無くなって風が入るので、防風対策と目隠し用として植えた。少しでも蜂の環境に良くなればいいと思う。レッドロビンは、挿し木から育ててうまく行ったもので、根が思ったよりしっかり生えていた。これなら行けそうな気がする。ブルーベリーは、ピンク色のつぼみが出てきたが、こっちは根がほとんどないので、根付くかどうかわからない。アルカリ土を好むようなので、囲炉裏の灰を土に混ぜた。
2024/2/16 キンリョウヘン開花調整
予定した2/15になったので、開花調整に入る。一度に全部やるとリスク回避できないので、14鉢中の6鉢を昼間の間、居間に移動させカーテン越しに陽を当てることにした。まずは、やってみないとデータが取れない。各自で環境が違うから、〇〇から暖かくした方が良い、と言うのは参考にもならないので全く気にしない。この辺だって30キロも北に行けば、通常2℃は気温が低いし風も強い。自分の環境で取ったデータしか信用はできないのだ。今の花芽は、こんな感じで、まだ急激に伸びる段階には来ていない。昨日は18℃あったが、今日は9℃ぐらいで寒暖差がまだまだ激しい。昨日は、ついでにホウバの木を植え替えた。一昨年、蜜蜂が来た箱の南側に移植した。これで夏場は大きな葉っぱが日陰を作り、冬場は葉が落ちて陽が当たるようになる。少しづつ蜜蜂に取って住みやすい環境にしていくつもりだ。春になったら、挿し木に成功したヒイラギを家の北側に植えて防風林にし、レッドロビンも生垣のスキマを埋めるように植えていく。春は、やること満載だ。
2024/2/1 キンリョウヘンの今
1週間ほど前の写真だが、キンリョウヘンとミスマフェットの状況である。花芽は、大きくなって来たがまだ伸びてはいない。4/15満開に調整するので、今から咲いては困る。まだ夜だけ14℃に保温し、昼間はビニールハウスに入れたままにしている。2/15から1群目は昼間に居間に移動させ光を当てる。手間がかかるが、きちんと咲かせる努力を惜しんではならない。こちらがミスマフェットでキンリョウヘンより開花が早いと言われている。花芽が大きいのがわかるだろう。
こちらがキンリョウヘン。こちらも順調だ。蜜蜂は、菜の花が咲いたら分蜂を開始すると思われるので、今は庭の菜の花の手入れもしている。と言っても虫に食われたり、霜にやられたりしているが、落ち葉のために陽がささないのを助けるため、落ち葉拾いをしているくらいだ。今年の作戦は、菜の花が咲いて、花の蜜を集めに来たら、キンリョウヘンがあって巣箱を見学してもらうつもりだ。キンリョウヘンは巣箱に1つと言う人もいるが、多数決で巣箱を決めるなら、より多くの蜂に見てもらったほうがいいに決まっている。なのでキンリョウヘンとミスマフェットの2段構えで、巣箱にたくさん置いて蜂に来てもらうようにする。去年の分蜂時期は風が強くて嫌われた可能性もあるので、今年は、防風林のある北側と風は当たるが、目印になる桜の木の下の2ケ所に置くことを決めた。今日は14℃まで気温が上がったが、まだまだ焦ってはいけない。分蜂マップにも動きはない。
2024/1/18 キンリョウヘン保温対策5
ヒーターの位置を移動しての結果が出た。温度計と近くなったせいもあるが、朝7時時点で 外気温8.0℃ 設定温度14℃ 庫内温度14.9℃だった。ヒーターのW数が上がった効果が確実に出ている。これなら夜間冷えても10~15℃はキープできる。サーモスタットをヒーターの真上近くに移動させて、さらに温度管理精度を上げることにする。これでもう大丈夫だ。このままあと1ケ月過ごして、2/15の一番寒い時期からは、面倒でも昼間は暖かい和室に何鉢か持っていって、レースのカーテン越しに太陽を浴びさせてみるつもりだ。4/15まで残り3ケ月。しっかり管理しよう。
1/19は、7時 外気温9.0℃ 設定温度14℃ 庫内温度13.3℃ 73%で、狙い通りになっている。今年は暖かく分蜂が早いと言う情報もあるが、惑わされずマイペースを守る。早めに巣箱を仕掛けて、クモ、ムカデが住み着いても意味がない。キンリョウヘンの成長を観察するのだ。
2024/1/17 キンリョウヘン保温対策4
今朝の結果は、外気5.1℃ 庫内7.9℃ 温度上昇+2.8℃。一番厳しく見ると、保温対策前の温度上昇が+1.8℃なので、これだけやっても+1℃しか庫内温度が上がっていない。やはり熱量不足が原因だろう。そこでコレ。中国製セラミックヒーター。いきなりやられた。外径:約75mmと書いてあったが、80mmもある。何で誤差が5mmもあるの?ちゃんと測ればいいじゃん。これじゃ今のケースに入らんわ。さてどうしよう。中国製なので、動くだけでも良しとしよう。
結局、ケースを外し逆さまに設置することで解決。ヒーターが倒れても植木鉢の中なので安心だ。現在の外気が7.4℃ 庫内が9.5℃。ヒーター表面は、放射温度計で測ると130℃になっている。さすがに40Wヒーターとは暖かさが違う。これなら目標の10℃以上に上げられそうな気がする。
ここでヒーターの設置場所について考えた。現状は1で棚の下段に置いている。これだと3段ある棚の下段はほとんど暖まっておらず、さらに上段の葉っぱの上のほうしか暖まらないことが判明した。そので2か3を検討する。現状は寒さに弱く、早咲きと言われるミスマフェットを中段、キンリョウヘンを上段に置いている。3だとビニールハウスの奥側だけしか暖まらない。なので換えるなら2だろう。中段の下にヒーターを置くのだ。これならミスマフェットもキンリョウヘンも暖まるはずだ。さらに棚に当たってから熱は上に上がるはずで、直接温風に葉がさらされることもない。黒い印は温度計なので、より正確に温度も把握できる。どうなるかやって見よう。
2024/1/16 キンリョウヘン保温対策3
今回は、アルミシートの位置をビニールの内側に貼ってみることにした。14鉢を全部外に出すと、それだけで結構なスクワット運動になる。枠だけにしてシートを貼って見る。枠の中にいると、それだけで温かくなったような気がする。また測定すれば結果が出るだろう。キンリョウヘンを3/15目標で咲かせるための経験値がないので、まずは冬場の夜の温度を10~15℃の間、昼間は20℃ぐらいまで暖めることをやってみようと思う。今日の朝の庫内温度は、9.1℃だったので、まあまあだった。明日が楽しみだ。さらに追加対策として、ヒータのW数を変更する。現状は純正の40Wヒータを使っているが、この大きさのビニールハウスにはパワー不足だ。そこで150Wのセラミックヒーター ¥600を買ってみることにした。110V仕様で150Wだから実質は135W相当である。現行の3.4倍の熱量を出せる。使っているミニマルランド製のサーモスタットは310Wまで使えるから、容量の問題ない。保護用のカゴのサイズも直径7.5cmで奥行がE26口金から9.5cmあり、セラミックヒーターは直径7.5cmで長さが口金込みで10cmなので、なんとか入るだろう。入らなかったら考えればいい。まずは庫内温度を10~15℃にすることが目標だ。キンリョウヘンが咲かなければ、分蜂捕獲の失敗を意味するので、やれること、考えられることは何でもやる。やったことには後悔せず、やらなかったことに後悔すべきだ。
2024/1/15 キンリョウヘン保温対策2
毎朝、最低気温がマイナス5~6℃ぐらいになってきて、庫内温度が10℃以下になるようになった。さすがにこれでは寒すぎるだろうと対策をした。ダイソーでパネル式の反射アルミ付きマットとアルミシートを買ってきた。これで一番熱が逃げる床と側面、奥の壁面を覆ってみることにした。以下が対策前後の温度。サーモスタットの設定温度を上げても、熱が逃げて希望温度にはならないが、少しは断熱効果があるようだ。明日の朝には、正しい結果が出るだろう。少しでも15℃に近づけたいものだ。天板にももう1枚追加すれば、上に上がった熱が反射して庫内の壁側に行くはずなので、追加対策してみようと思う。
対策前:14時 対策後:17時 22時 1/16 7時
外気温度 9.7℃ 10.6℃ 7.8℃ 6.2℃
設定温度 20℃ 16℃ 16℃ 16℃
庫内温度 11.5℃(+1.8℃) 13.8℃(+3.2℃) 12.1℃(+4.3℃) 9.1℃(+2.9℃)
ここまでやって気が付いた。床はプチプチの上に反射マットを敷いているので、熱は直接反射するが、反射シートはビニールの外側に被せた。これだと熱はビニールを通過してから反射し、またビニールを通過することになり効果が薄れているはずだ。もう一度、ビニールの中に入れることができないかやってみよう。そうすれば、ビニールを2度通過した分のロスがなくなり、もっと庫内温度が上がるはずだ。1/16本日の結果を加えると、対策前より約1℃庫内温度が上がったことがわかった。これが床に敷いたマットの効果だけなのかは、シートをビニールの内側に入れて見ればハッキリするだろう。今年から待ち箱ルアーには、頼らないことにしたので、キンリョウヘンを咲かせるのに全力を出す。
2023/12/26 キンリョウヘン保温対策
外気温がマイナス5℃で玄関が5℃まで気温が下がるようになり、さすがに寒すぎるだろうと思いキンリョウヘンの保温をすることにした。市販の3段棚は、横幅が90cmなのでこれがすっぽり入るビニールハウスを探した。タカショーのビニール温室 幅96X奥行70X高さ111cmのものを¥3000で買った。これは日本製らしくなかなか良い製品だ。写真のようにすっぽり格納できる。
どうやって保温するか検討したが、なかなか良いものがない。何故かと言うと庫内温度を10℃程度にしたいからだ。人間用でもペット用でもたいてい15℃以上で使うので、低い温度に設定できるものがないのだ。そこで烏骨鶏のヒナ用にかったヒーターを思い出した。セットで¥8800だ。これはダイヤルで最低15℃から温度設定が出来るが、実際には誤差があって15℃に設定すると外気が10℃以下になってから動き出し、内部は10~11℃ぐらいになる。こいつは使える。ヒーターは電球内に40Wコイルがあり、やけどしないように金属ケースの中に入っている。ビニールが溶けるほどの熱は出ないし、サーモスタット付きなので希望温度で制御してくれる。音は無音で、光もほとんど出ないので植物にも安心して使える。これで庫内最低温度を10℃で維持し、3ケ月後にキンリョウヘンが満開になってくれるよう、様子を見ながらやってみるつもりだ。今年は、ルアーは効かないのが分かったので買わない。分蜂時期に咲かせられるかが勝負の分かれ道だ。1/15から庫内温度を15℃に上げてみることにする。2024年の元旦から1/7の今日まで最低気温は、マイナス4~6℃ぐらいで推移している。これからが冬本番だ。
2023/12/4 蜜蜂用ランの購入
キンリョウヘンとミスマフェットは全部で14鉢あるが、花芽が1つもない。これでは来年も敗北間違いなし。急遽、キンリョウヘンを4+5鉢=9鉢とミスマフェット5鉢を購入した。全部、花芽付きだが、業者によって株の大きさが全然違う。最初の4鉢の業者のは花芽が1つしかなく、株も細い。そこで次にミスマフェット5鉢を違う業者から仕入れた。こっちは花芽がだいたい3つぐらいあり株も太い。経験上、花芽がたくさんあっても同時には成長しないし、花芽が1つだと咲かない場合もある。なのでこの業者から追加でキンリョウヘンを5鉢購入した。よって4+5+5=14鉢を購入した購入金額は5万円ほどになった。個人出品ではキンリョウヘンが1株7000円もするのでこれでも安いほうだ。来年からは直接仕入れるようにしたい。問題は、分蜂時期にどうやって開花させるかだ。まず届いたら冷気にさらして、休眠打破をしてみる。外にあるラン棚を改良し、紫外線対策と霜対策を実施した。ここに10日ほど置いてみることにする。現在、9鉢は玄関に置いてある。毎日氷点下まで外は冷え氷が張っているが、玄関は最低気温が7℃くらいなので、このくらいならミスマフェットも寒さで枯れることはないだろう。
2023/11/28 始動
もうすぐ12月だというのに、キンリョウヘンもミスマフェットにも花芽が1つもない。今年の猛暑とシロート管理で、開花条件が揃わなかったのだろう。このまま来春を迎えても敗戦は濃厚。今年の経験で、うちに来る蜂に待ち箱ルアーは効かない。そこで花芽がある鉢を買うことにした。待ち箱は4つ仕掛ける予定だが、思惑どおりに咲くとは限らないので、2倍の8鉢ほど買う予定だ。来年は自宅に2つ。20キロ北に1つ。20キロ南に1つの合計4つ設置する。北は屋根裏に日本蜜蜂が現在、住み着いているので期待できる。南は友人の庭に置かせてもらうことにした。探索蜂が来ても入居しないのは、良くあることらしいので、来年もめげずにやってみることにした。いつも巣箱を早く掛け過ぎて、中にクモやゲジゲジに侵入されたり、箱を綺麗にし過ぎて人間の匂いが付いたりしたのが入居しない原因の1つかも知れない。構い過ぎないことが大切なようだ。なので今年は例年より大幅に設置を遅らせて4/15日ぐらいに設置しようと思う。早く準備すると、ドライヤーで溶かした蜜蝋が完全に固まって、吸引力が無くなってしまう。春先は蜜蝋塗りをしてる匂いだけで、蜂はやってくる。ならば蜜蝋を塗る時期と設置する時期は、極力近いほうがいいと自分は考える。また箱の内部は掃除するが、外側は掃除せず、人間の匂いを付けないようにする。あとはキンリョウヘンに頑張ってもらおう。
2023/9/2 キンリョウヘンとリンゴの木
今日は、半年に一度の肥料をやる日だ。キンリョウヘンには、発酵油カスとマグアンプ。リンゴには、自家製烏骨鶏の乾燥鶏フンと発酵油カスとマグアンプを与える。キンリョウヘンは2鉢枯れたがまだ14鉢残っている。開花率50%ととして、7鉢咲けば2つの巣箱に置けるだろう。リンゴは中央が富士、右が津軽。成長具合が違う。富士は、枝が伸びて背が高くなった。津軽は、枝が伸びず葉が茂っている感じ。たぶんあと3年ぐらい経たないと、実はならないだろう。今年のように暑いと、そこそこ寒い栃木県もリンゴにとっては住みにくい環境になるんだろう。こればかりは、どうにもならない。ただ2本とも害虫に食われなかったのが良かった。キンリョウヘンも虫が付かなかった。害虫も暑くて活動できなかったのだろう。
2023/8/11 キンリョウヘンが枯れた
この所の35度越えの猛暑のせいかキンリョウヘンの2つが根元から茶色になって枯れてしまった。ある記事に夏場は毎日水をやれと書いてあったので、その通りにしていた。根を見ると腐ってはいないが、どうみても水分が多く思える。水のやりすぎでも枯れるとのこと。何でも鵜呑みにするのは間違いだ。今日からは今までどおり、表面が乾いたら水をやることにする。鉢の中はいくら暑くても乾燥することはない。キンリョウヘンが来春の最大の武器だ。ここで枯らしては元も子もない。管理と放置のバランスが大事だ。高温のせいか、今年はまったくアブラムシもカイガラムシも被害が全くない。残った14鉢をしっかり育てよう。ミスマフェットは環境変化に弱いと思っていたが、葉っぱ元気だ。これは良い収穫。
2023/6/12 敗北宣言
今年入居しなかった原因がわからず、また探索蜂も来なくなったので、咲いていたキンリョウヘンとミスマフェットを株分けし、敗北宣言する。蜂の住処が多数決で決まるなら、早い段階で数多くの探索蜂を引き寄せることが、最良の方法だと思う。なので今年はキンリョウヘンとミスマフェットを大切に育て、来春、たくさんの花を咲かせたい。丸胴も巣箱もやれることはやったつもりだ。今年は近くにもっと良い住処があって来なかった、と思うしかない。もともと町自体はド田舎だが、住んでる所は住宅地で山に近いわけでもないので、養蜂に適した場所ではない。蜂が入ったらラッキーぐらいに思って、過度な期待はしないようにする。梅雨に入ったので、ほぼ毎日曇りか雨なので、蜂も飛ばなくなった。置いた巣箱は、このままにして来年まで放置し、匂い消しと風化を待つことにする。ラン棚を作った。地面から高さがあると、雨に葉が直接濡れることは少なくなるし、鉢底の風通しがよくなり、水やりのタイミングがわかりやすくなった。これでアブラムシやカイガラムシが付かなければ最高である。夕方、南側に置いた巣箱を見に行ったら、1匹の蜂が巣箱の回りを上に下に飛んでいたが、入ることはなかった。切り花にしたキンリョウヘンに寄ってきたのだろう。何故、キンリョウヘンに寄ってきたと思うかというと、もう1つのルアーには、全く寄って来ないからだ。ますますルアーは信用できないし、キンリョウヘンとミスマフェットの凄さがわかる。まだまだ人間の浅知恵では、キンリョウヘンの威力は再現できないのだ。
2023/6/5 入居しない原因は?
探索蜂が来たが、入居しない原因を考えた。去年は重箱に直接入った。今年は、スムシ対策を最初からやろうとくり抜いた収穫カゴの上に丸胴を置いた。つまり丸胴の探索蜂が出入りする穴以外に、下から燦燦と光が入ってくる。これがダメなんじゃないか?入居してからは、土台の底板を網付きにして、下から光が入ってきても問題なかったが、新居探しのときは、少しでも安心できる住処を優先するのじゃないか?考えたら、自然の木のウロなどに巣を作る場合、入り口より奥のほうから光が入ってくることはまずないはずだ。良かれと思ったことが、逆効果だった気がする。早速、明日丸胴の下からは光が入って来ないように大改造を実施する。探索蜂が出入りする穴以外からは、光が入らないようにする。極力、自然に近づけることにする。改めてほかの例を見ても、最初から地面まで丸見えの待ち箱を置いている人はいない。皆、最初の待ち箱の下は閉じている。地面が見えるのはダメと判断する。と、ここまで2つの巣箱の両方が地面丸見えだと思っていたが、北側にある1号機は丸胴に底板があり地面は見えないタイプだった。南側の4号機のみ地面が見える。では1号機に入らない理由は何なのか?さっぱりわからなくなった。4号機は底板のある3号機と交換した。蜜蝋を塗っていると蜜蜂が寄ってきた。蜜蝋の匂いに誘われたのだろう。自然界の生き物の能力は、本当にすごいものだ。これでやることは全部やったので、これでダメなら今年はダメだろう。
2023/6/3 探索蜂が来た
雨が止んだので、家の西側の巣箱を見に行ったら、何やら音がする。なんだろうと思ってみると数匹の日本蜜蜂が飛んでいた。丸胴巣箱の入り口から中に入っていくのを確認した。さらに南側も見ると、こちらも出入りしていた。夏分蜂してくれればいいが。今回は余計な気を出さないように見ないようにする。さてどうなるか?ルアーをつけるか考えていたが、人間の匂いが付くのは良くないので、このままミスマフェットとキンリョウヘンに頑張ってもらおう。4/20に分蜂したと仮定すると、今日で44日目。計算上はいい感じだ。6/4 今日は全く巣箱に飛んで来ない。4月と同じで巣箱内を見てくれるが、そこから先に行かない感じだ。今回は丸胴の高さも上げたし、巣門も黒くし蜜蝋もたっぷり塗った。巣門も出入りしやすいよう10mmぐらいまで広げた。また蟻か蜘蛛が住み着いているのだろうか。本当のことは蜂にしか、わからない。むずかしいものだ。
2023/5/21 柿の花が咲いたが
柿の花が咲いた。花には日本蜜蜂が2匹ほど来ていた。柿の木には、去年蜜蜂が作った蜜蝋の跡がある分蜂集合板があるが、見向きもしない。すぐ近くに遅咲きのキンリョウヘンが置いてあるが、こちらも全く寄って来ない。キンリョウヘンもミスマフェットも探索蜂が探索している時だけ誘引されるようで、蜜を集めている働き蜂は、全く気にしないようだ。やはり夏分蜂をとらえるのは至難技だ。気長に待つしかないだろう。あとは野鳥観察用のエサ台を作った。今回は屋根をつけて、少しでも雨の影響を少なくした。今の所、スズメとヒヨドリしか来ないが、いつかシジュウカラが来てくれるのを期待している。シジュウカラはほぼ毎日やって来ているが、木の上で鳴くだけで、エサ台までは来てくれない。シジュウカラの好きなヒマワリの種と砂場を準備してみる。
2023/5/15 最後の挑戦
最後の挑戦にあたり、ミスマフェットの咲きかけを手に入れた。日本蜜蜂の誘引力が最強と言われるもので、キンリョウヘンに比べると、花も葉も大きい。葉は、胡蝶蘭のように厚く平べったい感じだ。匂いは、しない。今日は、巣箱の掃除と蜜蝋塗りをしっかりやったので、明日からミスマフェットを1号機に置くことにする。スノコも表面を荒らして、蜜蝋を塗った。1号機は、台も巣箱も去年入居し使っていたもので、実績ありだ。スノコだけ新調したので、匂い消しと蜜蝋塗りを念入りに行った。今までやらなかった丸胴内部の清掃と蜜蝋塗りも行った。蜜蝋を塗るのに、バーナーを使うと焦げてしまうので、電気工作につかうヒートガン:白光 FV-300を使った。温度はMAXから2段絞りで、風量は弱の設定だと綺麗に塗れる。このヒートガンは、風量が弱でも強でも温度が変化しないのと、音が静かなのが素晴らしい。しかも自立することができるので、置き場にも困らない。なかなかの優れものである。ルアーは6月から仕掛けることにする。ミスマフェットは開花期間が長いと言われているが、どのくらい持つのか、置いてみないとわからない。さて、いよいよ今年最後の挑戦のスタートだ。がんばろう!
2023/5/10 あきらめないぞ
調べたら、夏分蜂と言うのがあるらしい。今回ダメだった原因は、丸胴の巣門の形状+アピール不足+蜜蝋を塗ってないこと+住処としての安心感不足+巣門の位置が低すぎと判断し、再度、丸胴の加工と設置場所の再検討、日よけの設置などを行った。丸胴をブロックの上に置いただけでは、ほとんど地面と変わらない位置にメインの巣門がくるので、低すぎて嫌われたんじゃないかと思う。蜂は地面に降りるのは、水を飲む時ぐらいだし、地面には危険がいっぱいなので、入りずらかったと思う。観察してたら、なかなか入って行かなかったのを確認している。今回は、桜の木の下に東向きに設置した。この場所は、朝の陽ざしが入るが、太陽が昇ると夕方まで日陰になり、夏場の環境には良い。冬は葉が落ちるので巣箱を暖めてくれるだろう。巣門も焼いて黒くアピールし、蜜蝋をたっぷり塗った。巣門は手前は広く、奥は狭くし、狭い所で1cmほどに広げた。蜂が通りやすくするためだ。形状もなるべく直線部分を無くし、自然に見えるようにヤスリで加工した。
もう1つは、巣箱自体は入居実績のあるものだが、日陰が無く暑いので、南側に1.8mX1.8mのスノコを支柱を立てて取り付けた。巣箱は東向きに向けた。巣箱はスノコとヒイラギでコの字に囲まれているので、蜜蜂は静かで安心なはずだ。こちらも丸胴の巣門を加工した。丸胴には自然の穴が2つ開いているので、そのまま使って黒くしてアピールした。たっぷりと蜜蝋を塗って完成。キンリョウヘンも株分けをしたので、今日から屋外で陽に当てることにした。来年たくさん咲いて欲しいものだ。今年もアブラムシとカイガラムシとの闘いになるだろう。今年の4/20前後に分蜂したとすると45~60日で夏分蜂する計算になる。6月いっぱいぐらいが夏分蜂の時期になる。6月になったら、ルアーを付けてみる。これでダメなら、今年はあきらめるしかない。
2023/5/4 最後の挑戦2
今期は、ほとんど絶像的だが、最後のあがきで内見するも入居しなかった3号機をあきらめ、4号機に賭けてみることにした。4号機は、木に囲まれているので、比較的涼しくまた家の前にあるので、北風の影響が少ない。今回は、内見時、風が強かったので嫌われたのではと思っている。ハイブリッド式の巣箱で構造は3号機と共通だ。そろそろ開花から1ケ月たつが、キンリョウヘンはまだまだ元気だ。中央から2つめの花芽も出てきた。キンリョウヘンは受粉しなければ本当に長持ちする花だ。昨日は、株分けも行った。根を見ると、張りがない。土と肥料のやり方が悪かったのだろう。今回の土は、「ボラ土」と呼ばれる「ひゅうが土」の中粒と細粒を使った。5号鉢の底に中粒をしいて、その上に少し細粒を入れ、マグアンプをしっかり入れた。そして株を入れ、再度細粒を入れた。表面には油カス玉を5ケほど置いて、1週間日陰に置いてから、外に出す。今年は合計で11鉢育てる予定だ。
2023/5/1 最後の挑戦
今週は天気も良く、時期からみても最後の分蜂チャンスだろう。そこで先日、巣箱内を綺麗にしたので、最後の挑戦をしてみる。まずはキンリョウヘンのネットを外してむき出しにした。これは蜂を呼ぶのと、受粉させるため。そろそろ株分けの時期なのでいつまでも花を咲かせておくのは、良くないようだ。それと1号機のルアーを2号機につけて、合計3箱体制にした。今年は、何故入らなかったのか、正直良くわからないが、これでダメなら、もう今年は、また1年かけて巣箱を野ざらし+乾燥させるしかない。ハイブリッド式だろうと、重箱式だろうと、ダメなものはダメなのだ。ハイブリッドも丸胴が気に入らなかったのか、ホイホイ入っているようには見えなかった。どうも迷いがあるように見えたのは、材質が悪いのか、まだ乾燥が足りないのか、いずれかだろう。左の写真が3号機で丸胴の中央部の縦穴3本は、ほとんど出入りが無かった。今回は巣箱の回りを良く飛んでいたが、丸胴の回りを飛ぶのは、あまり見なかった。巣箱は気にいったが、丸胴は気に入らなかったのか?だとすると、右の写真の1号機にも入らなかったのも、わからない。今年まで住んでた巣箱でも入らないのは、何故なんだろう?中央の2号機は、ほとんど効果のないルアーをぶら下げたが、結果は期待できないだろう。この1週間で蜂が来てくれるかさえ、わからないものだ。12時に3号機に1匹来た。1,2号機には、気配なし。来てくれた1匹も、巣箱には興味がないようで、花に留まって、2~3分で飛んで行った。どうやら偵察部隊でなく、蜜集めの働き蜂のようである。望みは薄いな。新居は、多数決で決めると言う。それなら、キンリョウヘンをたくさん咲かせて、多くの蜂に来てもらうしかない。事実、花の小さい1号機には、多くても2~3匹しか来なかった。と言うことは、同じ敷地内に巣箱を置いても、気づかないことが多いと言うことで、キンリョウヘンの花の数と、入居してくれる数は比例すると思う。少なくとも1号機は、今年まで使っていた巣箱で、手を加えてないので、住み心地に問題があるとは、思えない。1号機に気づいた偵察隊の数が少なくて、候補に挙がらなかったのではならろうか?去年入居した時のキンリョウヘンは、大量の花が咲いていた。蜂の数が少ないこの地域では、キンリョウヘンの咲かせ方で、勝負が決まる気がする。
今年の1/15に取り込んだキンリョウヘンのつぼみが今頃になって、大きくなった。キンリョウヘンの開花時期は、やってみないとわからないが、遅く取り込むと、開花も遅いようだ。
巣箱の配置は、こんな感じだ。奥から1~3号機。右上には、分蜂集合板もあるが、そもそも巣箱を気に入らなければ、使ってくれるはずもない。分蜂は、多分、元巣の近くで行われるはずだから、まず出番はないだろう。
2023/4/28 今年の反省
今年は、何がダメだったのか考えてみた。まず巣箱を見に行くと、本命の3号機には、デッカイ蜘蛛と蟻がいた。たぶん、巣箱を掛けるのが、早すぎたのだろう。3/19では1ケ月以上も前で、この辺は4月の後半しか分蜂しない感じなので、その間に住み着いたのだろう。また分蜂直前の4/20頃に、掃除をしなかったのもダメだった。せめてこの時掃除していれば、少しは助かっただろうに。さらに底板を開けたらムカデまで居た。こんな敵だらけの場所では、入りたくてもはいらんわな。1号機は、蜘蛛はいなかったが蟻はいた。入居してからなら、追い払ってくれるが、入居前は、候補から外れるようだ。今年の巣箱はハイブリットで自信作だったが残念だ。蜜蜂は、たぶん潜んでいる蜘蛛やムカデの雰囲気を感じ取るのだろう。見ていても、なかなか内見しない感じだった。蜘蛛は3号機の丸胴入口のすぐ近くにいた。殺気を感じたのかもしれない。今からでも、アリ、ムカデの薬でも撒くか。
2023/4/24 今年はダメだった
昨日は来てた蜂が、1匹も来なくなった。この辺の分蜂も終わった感じがする。4月末までは、気温も20℃ギリギリで天気も良くない。この条件では、分蜂しないだろう。今年は、早々と敗北宣言します。結局、敗因は、3月の気温の上がった時期にキンリョウヘンを咲かせられなかったのと、キンリョウヘンの鉢の数が3つでそのうち使えたのが2つ。それもヒョロヒョロとしてて頼りない。元気で花芽がたくさんあるキンリョウヘンを育てるのが、第一だと気づいた。
2023/4/22 偵察隊が来た3
今日は、晴れだが4mの北風が吹いている。蜂も飛べないほどの強い風だ。昨日の夕方、もう1鉢のキンリョウヘンを古い巣箱に置いたら、もう偵察隊が来ていた。風でフェロモンもかき消されてしまうのに、なんと言う蜂の能力。キンリョウヘンの凄さをあらためて知った。待ち箱ルアーには、全く反応せず今まで1匹も見て無かったので、キンリョウヘンの力は、凄いもんです。これからは待ち箱ルアーに頼っても仕方がないので、キンリョウヘンをたくさん咲かせるよう頑張るしかない。こちらの巣箱は、ハイブリッド式でなく、土台に収穫カゴに穴を開け、巣クズが地面に落ちるタイプにしている。今は、底板を入れて巣門を作ってあるが、入居したら底板を取り、収穫カゴ全体が巣門になる。去年、巣クズが溜まり湿度が上がったら、あっという間に巣ムシが湧いたので、巣クズが溜まらないようにすることが、大切だ。入居してくれないと始まらないが。
2023/4/21 偵察隊が来た2
今日も午前中から偵察隊が2~10匹ほど来た。去年の2乗の法則にならないので、今年はダメかも知れない。一番大切なのは、大きな太い茎を持つキンリョウヘンを咲かせることだとわかった。待ち箱ルアーは、うちでは効果が全くない。蜂が寄ってきたのを見たことがないからだ。たぶん九州のような温かく蜂がたくさんいる所なら、待ち箱ルアーでも十分なのかも知れないが、この辺では蜂の数も少ないので、キンリョウヘンの強力な誘引作用が必要だ。キンリョウヘンは受粉していないが、そろそろ枯れてきた。満開から1週間から10日ぐらいが、効力を発揮するようだ。蜂を呼ぶには、たくさんのキンリョウヘンが必要だが、うちにはもう一鉢しかない。これは咲き始めだが、今年まで入っていた巣箱に置くことにした。長くみてもあと1週間ぐらいが分蜂期間だろう。入居してくれなかったら、キンリョウヘンを株分けして、一生懸命育てるしかない。日本蜜蜂の養蜂は、本当にむずかしいものだと思う。取れた蜂蜜を、ありがたくいただくことにする。
2023/4/19 偵察隊が来た
今日は久しぶりの快晴で気温も25℃ぐらい。風もおだやかで絶好の飛行日和だ。キンリョウヘンも満開になり、数匹の偵察隊が来た。ずいぶん長い時間待ったが、やっと来てくれてうれしいかぎりだ。ルアーのほうには、来ていない。やはり本物のキンリョウヘンには、かなわないようだ。自分も足かけ3年目なので、焦って見にいくようなことはしない。窓際から、こそっと見ることにする。さてここ数日が勝負だ。巣門は、2ケ所設けたが、飛行台のある下からしか入って行かない。縦穴3本は、まだ気づいていないのか。去年は油断して、キンリョウヘンが蜂の重みで倒れてしまったので、今回は、夕方になったら、ガッチリ固定する。良く見たら、巣箱の近くで喧嘩している。どうやら2群が偵察に来ているようだ。どちらかがルアーのほうの巣箱に行ってくれると一番いいが、見守るしかない。数が増えて10匹以上になった。巣門から入っているので、内見しているのは、間違いない。
2023/4/14 偵察蜂か?
キンリョウヘンを設置して、初めて蜂を見た。青い収穫袋をかぶせていたら、なんと中に入られてしまった。網目は、4~5mm程度なので入れないだろうと思っていたが、甘かった。侵入されたのは、1匹だけだったので、全部受粉はされていないだろう。ヒモ解いて逃がしてあげた。仲間を呼んで来てくれるといいが。新しい網を探した。アマゾンで80×80cmの防虫ネット ¥1150 2枚入りが目に留まった。これは防虫用なのでメッシュがフィルター並みに細かいので、絶対に侵入できない。明日からは、天気が悪いので、また屋内に入れるが、いよいよ勝負の時が近づいたようだ。
2023/4/9 キンリョウヘン設置
キンリョウヘンの花が5~6ケ咲いたので、巣箱の横に設置した。これでやっと最終準備が整った。あとは、偵察隊が来てくれるのを待つだけだ。今夜は、冷え込むので一旦、家の中に入れて霜に会わないようにするが、その後は出しっぱなしにする。これから3週間ぐらいが、本当の勝負だろう。タマネギ袋では大きさが小さくて、株全体を入れられないので、コメリの収穫用大型袋を使った。これは1m×1.2mの大きさがあるので、株全体をスッポリ覆える。網目の大きさも、4ミリぐらいなので、蜂も入らないと思う。もし進入されたら、その上から特製網戸カバーをかぶせる。網戸サイズなら、進入はできまい。まずは偵察隊を見てみたい。今回のハイブリット巣箱は、自信があるので、気にいってもらえるはずだ。
2023/4/6 キンリョウヘン 開花
キンリョウヘンが開花した。2/15に和室の縁側に移動してから、約2ケ月かかって開花した。今年は3月中旬くらいまでは寒かったが、そこから一気に気温があがって、月末には桜が咲き、うちの桜はもう散っている。散ってからはまた気温が安定せず、今日やっと咲いた感じだ。今週末は、天気が悪いので、来週から巣箱の近くに置こうと思う。3月中旬までは日本蜜蜂を見かけたが、最近はさっぱり見なくなった。待ち箱ルアーの効果は全くなく、蜂が巣箱の回りにいるのを見たことがない。キンリョウヘンに期待しよう。
2023/3/22 分蜂集合板
蜜を取った巣箱のスノコは、寸法が合わずほかの巣箱に使えないので、分蜂集合板に取り付けてみた。分蜂集合板に蜂が来るとは思えないないが、やるだけやってみることにした。スノコには、蜜蝋がたっぷりと着いており、これ以上のものはないだろう。軒先に毎日、蜂が来るが、偵察隊のようで偵察隊でない動きをしている。ルアーを付けたが、今の所は効果なしだ。絞りカスにはよってくるが、待ち箱の回りを飛んだり、巣箱中には入らない。偵察隊
はまだ飛んでないようだ。もうすぐキンリョウヘンが咲くので期待している。
2023/3/19 巣箱設置
毎日、日本蜜蜂が家の軒下やデッキの下を飛んで、新居を探しているような素ぶりなので、ちょっと早いと思うが、1号巣箱を設置した。この巣箱は、今月まで蜜蜂が住んでいた「最強巣箱」だ。仲間が住んでいた箱だから、これ以上良いものはないだろう。最強巣箱なので、「ハイブリッド式」には、しなかった。この箱で入らなければ、ほかの箱のほうが、もっと入らないからだ。1号巣箱には、掃除と蜜蝋を塗った。蜜蝋は自家製だ。最後に待ち箱ルアーをつけて完成。巣箱の前に、蜂蜜のしぼりカスを置いておく。毎日、舐めに来てるので、ついでに内見してくれるといいが。キンリョウヘンもあと1週間ぐらいで咲くだろう。キンリョウヘンが咲いたら、キンリョウヘンも追加で置く。ルアーは開封後45日と言われているので、4月いっぱいは有効だろう。今年は、すでに白木蓮は散り始め、咲くのが遅い紅枝垂れ桜もつぼみが大きくなっているので、分蜂も早いだろう。4月20日前後と予想する。この時期が毎年、ワクワクして楽しみだ。今年は15キロ離れた、来週に友人宅にも5号巣箱設置する予定だ。これは丸胴式のハイブリッドだが、待ち箱は1段のみだ。庭にはあと3箱丸胴式ハイブリッドを準備している。順番に入ってくれれば良いが、こればかりは、終わってみないとわからない。準備は、万全だ。ガンバロウ!
2023/3/16 思った以上に大漁だ!
蜜を取るに当たって、漏斗を買ってきた。車用で、内部に細かい網が貼ってあった。これが大正解。濾したと言っても、ゴミは混入するものだ。漏斗を最初は手に持っていたが、疲れるので米櫃に穴を開け台を作った。これは大正解。やるといろんな問題が出るものである。
蜜を取ってみて発見があった。上から1段~4段まで取った。当然ながら、1段目が一番熟成が進んでいるので、色が濃い。また味も何とも言えないまろやかさと、濃さが同居している感じだ。4段目のほうが、甘さも薄い。ウイスキーやブランデーと同じで時間を掛けると、まろやかになるのは、共通のようだ。写真でも、はっきりと違いがわかる。うちの場合、完全自然落下で、1段で約1350ccほど取れるのがわかった。絞るとあと300~500CCほど取れる。
作業中に落ちた巣を野鳥のエサ台に置いていたら、なんともう日本蜜蜂がやってきた。これで自宅から半径2キロ以内に野生の蜜蜂がいることが確実になった。今年も分蜂が楽しみだ。今年の待ち箱は、最強だ。何と言っても、先週まで蜂が居た中古物件を使うので、たっぷりとロウと蜜の匂いが付いているからだ。
今日で、和室にキンリョウヘンを移して1ケ月たった。大きな変化がみられる。1鉢目は花芽が大くなってきた。2鉢目は、もうつぼみがグングン出てきて、あと1週間から10日ぐらいで咲きそうである。
3鉢目は、花芽が2つも出ているので、これも期待大。4,5鉢は、まだ芽は成長していない。結構、時間差で咲いてくれそうなので、分蜂に間に合わないことはなさそうだ。ルアーの出番は、無いに越したことはない。
蜂の出入りが全くなくなった。師匠に聞いたら「もうこの群れはあきらめて、蜂蜜を取って、巣箱を綺麗にして分蜂に備えたほうが良い」と言われたので、蜂蜜を取ることにした。動画や資料で、やり方は頭に入っていたが、やってみたら大変だった。残念ながら蜂は1匹しかおらず、全滅したようだ。おかげで冬場に消費する蜜が大量に残り巣箱4箱分は、たっぷり取れた。上から5段まで巣があった。右は一番上の巣箱から蜜を取り出したところ。こし網の目が細かいので、なかなか垂れて来ないが、一晩置いてどのくらい垂れてくるか、楽しみである。
巣のフタを削り取ったものと、蜜の入っていない部分だけで鍋一杯になった。幼虫もいなかったので、寒くなってからは育児はしてなかったようだ。蜂蜜に首を突っ込んでいる蜂もいないので、寒さで餓死したのでなく、アカリンダニにやられた可能性が高い。巣は一番上から、5段目まで切れ目なく綺麗に作られていた。すごく働き者で優秀な蜂たちだったので、可哀そうなことをした。今年は、捕まえられたら、アカリンダニ対策をしっかりやる。
2023/3/12 キンリョウヘン 開花間近!
南側の部屋に置いたキンリョウヘンの1つのつぼみが伸びて来た。感じからするとあと2週間ぐらいで満開になりそうだ。分蜂にはちょっと早いが文句は言えない。咲いてくれるだけ、感謝だ。
2023/3/10 木蓮開花
木蓮が開花した。ウグイスも鳴いた。今年は3月になって暖かい日が続いたので、去年より3週間も早く開花した。これだと分蜂も早いだろう。
2023/3/9 入居44週目
先週と比較すると、いよいよ蜂がいなくなった。もうほとんど見えない。底板には蜂蜜と10匹ほどの死骸、巣クズがほんの少し落ちていた。フタを開けても、飛んで来ないので、もう飛ぶ力も残っていないのか。気温が20℃あっても外に出て来ない。このままだと1年を待たずに消滅してしまいそうだ。今からメントールを置いても、効果があるのだろうか?やれることはやって見よう。
消滅する運命なら逃亡しても同じなので、メントール投与20gをやってみた。天板の作りが悪く、スノコの上まで巣が作られており、天板とスノコが一体で外れてしまったので、仕方なく巣の上に置いた。茶袋で小分けしたものを、メッシュ状の袋の中に入れた。1段目の巣箱は、びっしりと蜜が詰まっており、少し取ってみた。想像以上に甘くおいしい蜂蜜になっていた。群れを存続させることができず申し訳ないが、ありがたくいただくことにする。自然界でもアカリンダニが猛威を振るっているなら、日本蜜蜂にとって危機的状況である。関係機関のさらなる連携と、薬の開発を祈るばかりだ。
2023/3/3 聞いた話
知り合いから、蜜蜂のことについて教えてもらった。その人は7箱飼っていたのが3箱になり、3箱あったのが全滅したこともあると言っていた。原因は、クマンバチやスズメハチの襲撃、アカリンダニ(だと思われる)、原因不明の3つだと言っていた。なので巣箱を置く場所を分散して、同時に被害にあわないようにしているとのこと。
さらに元気な群れでも冬を越すのは大変なことだそうだ。自分のように初心者で、しかも1箱しかない状態で、冬を越すのは相当難しいそうだと認識した。今日も巣箱を見たが、全く外に出て来ない。観察窓から見たら、5箱全部にびっしりと蜜が貯まっていた。消滅したら、蜂蜜をありがたくいただくことにしよう。そしてまた新しい群れの捕獲にチャレンジしよう。今日は半日かけて、蜜蝋塗りをやって、待ち箱の準備を整えた。さあいよいよ本番だ。今年は新たに3箱作った。今入っている巣箱から遠い順番にキンリョウヘンを置いて、捕獲する作戦を取ることにする。たぶん役に立たないと思うが、分蜂集合板も作った。これにも蜜蝋を塗ろう。本物の日本蜜蜂の蜜蝋と、ニセ物の違いが塗って見てわかった。ニセモノは、融点が高い、でも本物はもっと高い。だから真夏の暑さでも、巣落ちしないのだ。本物でも去年のものと、ろ過してから時間が経ったものではまた違う。奥が深いものだ。
2023/3/2 入居43週目 消滅間近?
いよいよ本当にまずい感じだ。前回と比べ蜂の数が激減している。暖かくても外に出ないし、近づいてもシュマリングの音もしない。中央にわずかにかたまっているだけのようだ。
底板を見ると数えられるだけで17匹の死骸がある。ただし巣クズが落ちているので、蜜を吸いながら活動はしているようだ。女王蜂がいないなら、産卵抑制フェロモンが無いので、働き蜂が産卵するはずだが、冬だから産卵しないのだろうか?もう毎日の気温は10℃を越えているので、活動しても良い時期だと思う。これで4月になっても王台ができなければ、残念ながらこの群れは消滅するだろう。アカリンダニを甘く見ていた自分の責任だ。あと少し頑張って欲しい。
2023/2/27 分蜂準備開始
今日は、暖かいので巣箱の掃除とロウ塗りを実施した。と言っても一箱だけ試しにやってみた。ロウは日本蜜蜂から取ったものを買った。ロウの塗り方は、人それぞれで良いだろう。自分はガスバーナーでなく、ヘヤードライヤーを使った。このほうが時間はかかるが、木が焼けないので綺麗にできるからだ。塗る場所は、土台と待ち箱の内側4面とスノコに塗る。最初は、ロウをそのままこすりつけて、その後、じっくりとドライヤーで熱して伸ばしていく。隅から隅まで、きっちりとは塗らないし、塗れない。住みやすそうだな、と思ってもらえれば良いからだ。この巣箱はあまり期待していない巣箱だが、本命には、去年入居して今年落下した巣からとった自家製のロウを塗る予定だ。分蜂して、また同じ匂いがすれば、入居してくれる確率は上がるはずだ。越冬中に出る巣クズも大事に取ってある。使えるものは、全部使う作戦だ。キンリョウヘンは、和室に移動させて10日経つが、目でわかるような成長はまだない。あと2ケ月はあるので、なんとかなるだろう。保険で待ち箱ルアーも購入する。
2023/2/16 キンリョウヘン 開花調整
今日から、キンリョウヘンを和室の暖かい所に移動させ、開花調整を開始する。完全開花まで1.5ケ月とすると、3月末に最初の鉢が咲いて、そこから取り込み時期を1ケ月ずらしているので、うまく行けば4月の頭から5月の頭の間、花が咲く計算になる。初めてなので、どうなるかはわからないが、日照と気温と霧吹きで葉に水分を与えるようにする。これが12/15に最初に室内に取り込んだもので、結構、大きめの花芽が付いている。
これも同じく12/15に取り込んだもの。この花芽も大きい。
これは12/31に取り込んだもの。これもまあまあの大きさだ。
これも12/31に取り込んだもの。これは顔を出しているが、小さい。
これは花芽がある最後の鉢で、1/15に取り込んだもの。なんとなく遅く取り込んだほうが、花芽が小さい気がする。この5鉢が今後どうなるか、楽しみだ。今日の気温は6℃だが、和室の障子を閉めたら25℃になった。さすがにこれは高すぎだろうと、障子を開けて20℃ぐらいになるようにした。太陽をいっぱいあびるだけでも、昨日までとは違うだろう。
2023/2/12 今日は外に出てきたが
今日は、気温が14℃まで上がったので、蜂さんが10~20匹ぐらい外に出てきたが、遠くに飛んで行く様子はなかった。巣から出てくるが、飛べない蜂が地面を歩く姿は、なんとも忍びないものだ。あと2週間もすれば3月だから、頑張って欲しいものだ。今日は週に1回のキンリョウヘンに水をやる日だった。花芽はあるが、まだ伸びてきていない。ネットで売っているキンリョウヘンは花芽が大きくうちの2~3倍はある。しかも一鉢に花芽が、複数ついていて、やっぱりプロは違うんだなあ、と感心する。うちのは初めての挑戦だから、まあやってみるしかないだろう。3月になったら、巣箱掃除をして、蜜蝋を塗って準備を整えよう。キンリョウヘンも和室に移動させ、暖かくしてやる。半月ずらして、家の中に取り込んだことの成果が出るのか、出ないのか、これもやってみないと分からない。初心者は、本当にわからないことだらけだ。ただキンリョウヘンが咲かなかったり、咲く時期がずれてしまうと今までの苦労が報われないので、待ち箱ルアーも保険で購入してみる。去年は、ルアーには寄り付かず、キンリョウヘンが咲いたら、入居したので、キンリョウヘンが最適だと思う。
2023/2/9 入居40週目
今回は、防虫ネット+ゴム手袋+長靴+作業服の完全武装で、写真を撮りに行った。底板には、下痢便、蜜、巣クズがあるが、大きな変化はない。底板に死骸がないのは良かった。蜂の数も減ってはいるが、激減してはいない。あと1ケ月で暖かくなるから、それまでの辛抱だ。最近、底板から漏れ出てくる蜜に、ヒヨドリが寄ってくるのが、気になっている。早ければ、2月中旬から、子育てを再開するようなので、注意深く見守って行こう。今回、素早く写真を撮ったので、蜂は1匹も飛んで来なかった。やはり短時間で済ますのが、コツなんだろう。
2023/2/2 入居39週目
先週、刺されたばかりなので、今月は写真を撮らず、外からの観察のみにする。次回の内部写真は3/2の予定。今日も零下-6℃ぐらいまで下がったので、蜂は活動していない。内部からあふれた蜜が外まで出てきた。底板を引き出すと、3ケ所で蜜が垂れている。これは冬場は、蜂たちが越冬のため、上部にある貯蔵蜜を下部に下げているためと思われる。蜂の死骸は3匹なので、通常と変わりない。来週から最高気温が10℃を越えそうなので、もうちょっと頑張って欲しい。ちなみに蜜は、氷点下でも結晶化せず、トロトロですごく甘いです。蜂蜜を取るのが、楽しみです。
2023/1/26 入居38週目
今週も蜂の数は、変わってないように思う。垂れ下がっているのは、フタを開けたので丸い形が崩れたからだ。ただピントが合わず写真を何枚か撮っている間に、右腕の袖の中に蜂が入り刺されてしまった。大昔、スズメバチに刺されているので、アナフィラキシーショックが心配だったが、問題は無かった。冬の蜂は、危険だと身を持ってわかった。どうもこのサイバーショット W830は、シャッターを押してから写るまでにタイムラグがあり好きでない。また再生モードにすると、記録整理中と出てなかなか画面表示されない。今回も1枚目でピントが合っていれば、刺されることは無かった。安物はダメか。
刺された部分は、すでに痛みもなく大事には至らなかった。巣箱は、スキマに藁を敷き、ブロックの両サイドを風が入らないようにフタをした。巣門もスズメバチ用の網付き門にして、少しでも風が入らなくした。
2023/1/25 雪景色
昨日の夜は強風が吹き、巣箱が心配だった。朝になったらすっかり雪景色になっていた。一番下の箱は、コンクリブロックの上に乗っているので、スキマが開いている。ここに藁でも敷いてやるか。スキマ風が入らないだけでも違うだろう。巣箱にプチプチ撒いたり、藁を撒いたり、ヒーターを入れたりする人がいるが自分はやらない。自然の生き物なので、自然のまま育てるのが基本だ。もしその群れが冬に暖かい環境で育って、それがいつか北に行ったときに、生きていけないのではないか?その人がもし蜂を飼うのが面倒になり、冬の手当てをしなくなったら、その群れは生きていけなくなるのではないか?自分の責任で、命をあずかっているので、自分の責任の取れる範囲で育ててやりたい。蜂は本来、青森の雪深い土地でも生きている。人間の感覚だけて、寒いからと言って、手を出すのは良くないことだと思う。これからどこでも生きていける、強い群れを育てるのが人間の役目だ。
2023/1/22 鉄腕DASHの数値
鉄腕DASHを見てたら「日本蜜蜂が棲みつく可能性は5%以下」と言っていた。分子と分母に何を持ってくるかで、数値は変わるが、自分の場合はどうだったかを見てみる。たぶん分子には「回数」とか「時間」とか「巣箱の数」が来るはずだ。回数だとすると、自分は2年目で捕獲できたので50%になる。巣箱の数の場合、1つ仕掛けて取れたので100%になる。捕獲数と入居数だとしても、1回で捕獲して1回で入居したので、これも100%になる。確かに都会のように自然が無い所で、わけもわからず巣箱を仕掛ければ、100箱のうち、5箱も入れば良いほうだろう。ただし普通にやってみようと思う人は「自分の回りにも、日本蜜蜂がいるんじゃないか?」と言う期待から入ると思う。自分もそうだったように、調べるうち「分蜂マップ」なるものがあることを知り「自分の家の近くでも分蜂している」と言う事実に気づくはずだ。そして自力で作るか買うかして、巣箱を準備して春を待つだろう。ただし、余程、運が良い人以外は1年目で捕獲するのは、難しいはずだ。何故なら、新しい巣箱には、入りたがらないからだ。自分の1年目も、偵察隊はたくさん来たが、結局、候補にならなかった。そこで1年間、巣箱を雨ざらしにして、中古物件にした。2年目は、待ち箱ルアーも使ったが、その巣箱には入居しなかった。あきらめかけていた時、キンリョウヘンをそばに置いたら、入居してくれた。巣門の向きは東側で、自作の重箱式巣箱を置いただけだ。これだけ見ると、中古物件で巣門は東、キンリョウヘンが呼ぶのに効果的となる。置き場所や向き、巣箱の構造・大きさ、数、巣箱の形状(重箱、丸胴、ハイブリッド)など、いろんな要素があるが「入る時は入るが、入らない時は入らない」が自分の結論だ。また「少しの振動で逃げ出す」とも言っていたが、これも自分には、当てはまらない。巣箱のそばで草刈機を使ったり、ぼっこ堀りしたり、挙句の果てに巣箱全体を倒してしまったりしたが、逃げ出したことはない。一度、巣箱に入ったら、簡単には逃げ出さないと思う。何故なら、蜂たちが自分達で多数決で決めたことだからだ。だから、群れの存続を脅かすような脅威が迫って来ないかぎり逃げ出したりしないはずだ。一度決めたことを、簡単にはあきらめないのが自然界の掟だと思う。だから、これから始める方は、5%以下なんて数値は気にしないで、どんどんやって欲しい。自分達が思っている以上に、日本蜜蜂は近くにいるものです。2年目に捕獲しようと計画をして、最初は庭にキンリョウヘンを置いて、観察すれば良い。蜂が来れば捕獲できる可能性が大きい。巣箱を準備して、1年まてば良い。キンリョウヘンに蜂が来なければ、蜂もいないと判断し、別な場所を探すべきだろう。蜂は、身近にきっといるので、あきらめなければ、きっと捕獲できます。
2023/1/22 キンリョウヘン用保護鉢の製作
去年、失敗したのは、もう蜂は来ないだろうとキンリョウヘンを裸のまま置いたら、そこに大量の蜂が群がり鉢ごと倒れてしまったのと、蜂が付いたためキンリョウヘンの花がすぐに枯れてしまったことだ。今年は同じ失敗をしないために、キンリョウヘンの花を保護する専用の鉢を作った。材料は100円ショップで売っている、ツル巻き用リング支柱 適合鉢10号用:165円と樹脂製鉢、インシュロック、ビニールテープで3鉢分でだいたい1000円ぐらいだ。樹脂製の鉢の中にキンリョウヘンの花の付いた鉢を入れるので、樹脂製鉢は、少し大きめにするの。作り方は、リング支柱の輪ッかを120度ぐらいでテープで固定し、キンリョウヘンが入る高さぐらいに3つの輪の高さを決める。鉢に固定用の穴を開け、固定する。これだけだ。ただし被せる網や袋の大きさを、きちんと計っておかないと役に立たなくなるので注意が必要だ。自分は、玉ねぎ袋に合わせた。3段目の輪ッかは、樹脂製鉢にスッポリ入る大きさを選ぶとうまくできる。これを巣箱のそばに置き、巣箱に縛り付ける。そうすれば分蜂群が群がっても倒れないし、花も枯れない。去年は鉢が倒れたため、鉢が巣箱の入り口にたどり着くのに時間がかかったのと、何匹か倒れた時に、犠牲になったのが、失敗だった。これで万全だ。
3段目の輪っかは、鉢の出っ張りの部分にドリルで穴を開け固定。購入したリング支柱。
2023/1/20 何してるの?
今日は気温が12℃になった。久しぶりに蜂が外に出てきた。8匹ほど集まってダンゴになっている。寒いからみんなで暖めあっているのか?蜂さんの行動には、わからないことがいっぱいあります。この子達も、無事、巣箱に戻ってくれるといいですが、4匹ぐらいが、巣から遠ざかるように地面を歩いていたのが、悲しいです。キンリョウヘンの花芽も順調に大きくなってきました。あとは開花調整がうまく行くかどうかです。12/15,12/31,1/15と2週間ズラシを3回やって、鉢を室内に入れてます。3/1になったら家で一番暖かい場所に移動して、開花させる予定です。経験では、花芽が成長し始めてから開花まで1ケ月以上かかるので、3月から開花準備に入ってくれれば、いい感じで咲いてくれるはずですが、室内取り込み時期との関係性は、今年やってみないとわからないですね。
2023/1/19 入居37週目
先週からずっと気温が低く、蜂は外に出ていない。メントールとショートニングパウダーは、効いているかどうかは、不明だが、先週から変化はない。中の蜂は元気で、フタを開けた途端に外に飛び出してきた。警戒心は強いようだ。今回からデジカメを古いサイバーショット DSC-WX200にしてみた。プログラムモードだと中央部重点測光が出来るからだ。先週と同じEV値設定でも明るく写っている。良く調べたら、正月に買ったDSC-W830にも同じ機能があった。来週はW830で撮ってみる。
2023/1/14 入居36週目
ぼっこ堀りの疲れか、首を寝違えてしまい、寝込んでいて観察が遅れてしまった。蜂の様子は、先週と変わりない。天気予報が大はずれで気温が16℃になるはずが、10℃にも満たず蜂は活動しない。今更だが、アカリンダニを疑ったほうが良さそうなので、遅ればせながら、対策をしてみることにした。
底板の巣門の前全体に、ショートニングパウダーを塗った。今の気温だと固体化しているので、湯銭して溶かしてから塗った。もう一つはメントールを5g お茶袋に入れ、巣箱の横に付けた。5gって結構な量だと初めて知った。本来はもっと高い位置につけたほうがいいが、蜂の気が立っており、危ないのでこの位置にした。どちらも予防でダニが死滅するわけではないが何もしないよりはいいだろう。巣クズが大量に落ちているので、巣をかじって貯蜜を食べているのだろう。早く春が来て欲しいものだ。
2023/1/11 アカリンダニ感染か?
ぼっこ堀りをしていたら、蜂さんが地面を歩いていた。可哀そうだと思って、巣門まで運んであげても、やっぱり地面に落ちてしまう。すでに飛ぶ力がないのだろう。地面に落ちたら、太陽の方向の南へ、南へとどこまでも歩いていく。すでに死期を感じて本能で巣箱から遠くに行っているのだろう。良くみると羽根が開いたままだ。完全なKウイングにはなっていないが、アカリンダニに感染していなければ、羽根はたたまれたままのはずだ。スムシにやられそうになった時、巣箱の底板を開けて、巣クズが落ちるようにしたら、いなくなったし、アカリンダニ感染の兆候もなかったが、こうも蜂の数が減ってくると感染をうたがうしかない。もう今更、メントールを入れても外気がマイナス7℃まで下がって日中も10℃に届かないくらいでは、効果はないだろうし、ギ酸は使ったことがないので、使う気にはなれない。このまま女王蜂が感染しないで、冬を越してくれるのを願うしかない。来年、もしまた分蜂蜂を捕獲できたら、今度はきちんとアカリンダニ対策をやることにする。アカリンダニは目に見えないので、本当に厄介です。
2023/1/5 入居35週目
今回からデジカメが新しくなった。同じSONYのサイバーショット DSC-W830 ヨドバシの初売りで¥1.8万だった。レンズはカールツァイス バリオテッサー。撮影画素数は同じVGAだが、測光の違いか明るく写ってくれるのは、ありがたい。全体としては先週と大きくは変わっていない。底板に蜂蜜が落ちていたので、たぶん上のほうの貯蜜を食べているのだろう。冬は警戒心が強くフタを開けるとすぐに飛んでくる。刺されてはいないが、夏場とは違うのを感じる。巣の先端が見えるので、このまま春になって王台が出来れば、女王蜂は生きていることになる。キンリョウヘンも第二段を家の中に入れて、現在4鉢が越冬中。あと残り1鉢が外にあって、花芽が付いている。うまく咲くかどうかは、やってみないとわからない。
12/29 入居34週目
ここ最近は、最高気温が10度に満たないので、ほとんど外で活動しなくなった。10度を越えないと、活動しないと言うのは、本当だ。5/18に初めて巣箱の中を見たが、その時と同じか、ちょっと多いぐらいにしか見えない。問題は、見えてない部分にどれだけ蜂がいるかだ。巣の色も綺麗だし、死骸があるわけでもないので、問題は起きていないと思う。極力、自然に任せるのだ。ここにきて厚さ38mmの板材を使った効果が出ている。内部に結露が全くない。巣箱全体の上のほうは、昼間に十分な陽が当たるので、巣箱の内部も暖まることだろう。ペラペラの板を使ったほうが安いし軽いが、その分、断熱性や静粛性は劣る。蜂だって、暖かく静かな環境のほうが良いに決まっている。
12/27 大丈夫か?
毎日、マイナス4~6度ぐらいまで気温が下がるが、陽が出ると10度ぐらいになり、蜂が外に出てくる。ちょっと中を覗いてみたが、また先週から数が減っている。大丈夫か?キンリョウヘンは、順調に育っているので、時期は合わないかもしれないが、花は咲くだろう。あと2ケ月頑張れば、花も咲きだす。ガンバレ!
12/22 入居33週目
先週よりも、また少し減ったようだが、暖かい日は元気に飛んでいるので、自然減だと思っている。自分も孫から風邪が移って、寝込んでいた。歳を取ると回復が倍以上かかる。冬は生きものにとって、大変な季節なんだと実感する。今日、気が付いたことがある。型枠用板材は、片面塗装してあるが、そこに水分がつくと、蜂の羽根がぴったり張り付いて、最悪は力尽きて死んでしまうことが分かった。これからは、ベニア面側を使うことにする。今まで何で入り口付近で逆さまになっているのかが、わからなかった。人間の使いやすいことは、蜂にとっては良くないことなのだ。今日は2匹犠牲になっていた。あとで直してあげよう。
12/15 入居32週目
先週ちょっと回復したように見えたが、また巣板が見えるようになった。暖かくなると外に出てくるし、巣箱の回りにも死骸はないし徘徊もない。死んだ蜂を観察してもKウイングにはなっていない。自然減と考えたい。もし女王蜂がいなくなっていたら、蜂の数が今後激減するはずだから、わかるだろう。初心者には、判断がつかないことばかりだ。回りに相談できる先輩がいないのが辛い。
12/11 キンリョウヘン5株目があった!
来春に備え、大切に育てているキンリョウヘンだが、今日、花芽らしきものの5株目が見つかった。こっそり出ていたので、気が付かなかったが、これで5鉢が準備できたことになる。キンリョウヘンをうまく咲かせるのは、相当難しいだろうが、今年は12/15に2鉢、12/30に2鉢、1/15に1鉢を室内に順番に入れて見ることにする。室内もあまり暖かいとすぐに咲いては困るので、当面は寒い玄関に入れ、3月になったら暖かい南側の窓辺に移動する予定だ。12/9ぐらいから外で氷も張り始めたので、十分に冷気は当たっているはずだ。左上が今日見つけた花芽。ほかの花芽も順調に少しづつ大きくなってきているようだ。
12/8 入居31週目 大ピンチ!
いつものように見回りに行くと、底板の上に多数の死骸があった。今日から氷点下まで下がったようなので、凍死だろうか?
周りを見ても、徘徊している蜂はいないし、ほかの死骸もない。気になって中を見ると、さらに驚きの光景が。
なんと蜂の数が激減している。しかも今まで見えたことがない巣板が丸見えだ。蜂のお腹のシマシマは良く見えるので、健康状態は問題ない。巣箱の中を徘徊している蜂もいないので、アカリンダニの影響もない。これが自然減少なのか、判断がつかない。とりあえず、砂糖水を与えてみることにする。これは昨日の映像なので、今日また撮影してみる。めちゃくちゃ心配だ。これが今日の写真だ。巣落ち棒まで来て、蜂が増えている。これなら大丈夫だ。うちは今年採蜜していないので、越冬用の食料は十分ある。良かった良かった。量はあまり減ってないが、砂糖水も飲んでいるようなので、このままにする。
12/1 入居30週目
先週と比べると、また蜂球が小さくなったのがわかる。観察窓を開けても、シュマリングしないし、飛んでも来ない。明日はいよいよ氷点下まで気温が下がる。巣箱を足すときは、蜂の数でなく、巣の大きさで足すべきだ、と言うのが良くわかった。だが実際は蜂に隠れて、巣は見えないから、経験を積んで足す、足さないの判断が必要なんだろう。振り返ると9/22に最後の1段を追加した判断は間違っていなかった。そこでピークを迎え、それ以上、巣は成長しない。結露も収まったし、巣ムシもいない。アカリンダニにも見た目は感染していないようだ。このまま冬を越して欲しい。
11/24 入居29週目
先週よりちょっと増えたように見えるので、順調に越冬の準備が出来ているようだ。巣箱の中も綺麗に保たれているので、手助けする必要もない。先週より結露も減った。暖かくなると、外に出て行っているので、まだ活動はしているようだ。
11/17 入居28週目
今朝は氷点下の予想だったので、底板を穴なしに昨日変えてみた。蜂の様子だが、確実に数が減って来ていると思う。先週は十字棒が隠れていたが、今日は見えている。冬に備え、女王蜂が卵を産まなくなったからだろう。観察窓を開けた時、蜂が出てくるが、今までより警戒心が強くなったようで、手にまとわりついてくる。冬は、気が立っているというのは事実のようだ。これからは気をつけよう。スムシもなく、箱の環境は良い感じだ。四隅に少し結露が見られるが、問題ないだろう。
完成し、日干ししている巣箱群。これで来年の準備は完了。土台も水準器でしっかり水平出しもしたので、もう今年はやることはない。この前、作った蜜蝋をジップロックに乾燥材といっしょに入れて冷蔵庫で保管していたら、カビが生えてしまった。冷蔵庫でなく、屋外に置くことにした。何でもやってみないと、分からんもんです。
11/11 スムシ対策用土台の製作
今年スムシの発生が確認できたので、スムシ対策と暑さ対策を兼ねた土台を作ることにした。さらに電動巣箱リフターも使える優れものである。まずコンパネ材の回りに40X30の角材を固定する。内寸は、コンテナの外径にピッタリに合わせる。板を巣箱の内寸に合わせてくり抜く。このコンテナは、探し回ってスリット幅が5.5mmのものが見つかった。蜜蜂は入れるが、スズメバチは入れない寸法になっている。コンテナも同様に底をくり抜く。板を載せると、穴の大きさはピッタリ一致する。
巣箱を載せて見ると、地面までストレートに見える。これが重要。これで巣クズは、溜まることなく地面に落下する。落下するとエサがなく、清潔に保たれるので、スムシは繁殖しにくくなる。地面からの距離があることも、外敵が登って来にくくなるので、良いことだ。さらにスリットが多数開いているので、風通しも抜群に良い。このコンテナは結構強度がある。自分の巣箱は1ケ2.7kgある。仮に7箱積むと、巣箱だけで18.9kgになる。これに蜂蜜、巣、蜂などを加えると40kgぐらいにはなるだろう。四隅にリブが入っているので自分が載っても全く問題なかった。四隅に荷重を分散させるため、コンパネに角材を入れ、65mmのネジで角材同士を固定している。最初、コンパネだけでいけるかと思ったが、簡単に曲がってしまった。面倒でも強度はきちんと持たせないと使えない。電動巣箱リフターを載せてもコンパネからは、はみ出ないので、巣箱を持ち上げる作業も安全にできる。これで来年用の巣箱、土台が完成したので、あとはキンリョウヘンが咲いてくれるのを、願うばかりだ。
11/10 入居27週目
まだ氷点下にはならないが、活動が少なくなってきたのと同時に、蜂の数が減少してきたようだ。穴開き底板の効果でスムシはいなくなった。代わりにナメクジが居てびっくり。先日、大内宿に行く途中、ハチミツ屋さんがあって、そこで日本蜜蜂の話が聞けた。分蜂集合版を作ったが、思ったようにはいかない。蜂の数は、多すぎても冬場に蜜を消費するので、必要最低限が理想だ。蜂の飼い方は、教科書どおりにはいなかいから、人それぞれで良い。花でなく木を植えて、順番に咲かせるほうが良いと教えられた。手間の掛け過ぎが、一番良くないので、もう砂糖水はやらないことにした。自然の力に任せるのが、間違いない方法だ。
11/7 リンゴを植えた
せっかく日本蜜蜂を飼っているので、蜜蜂さんに受粉協力してもらって、リンゴを作ってみようと思う。リンゴは花が咲き、蜜蜂さんも花粉や蜜が取れるので、良いだらけだ。リンゴは自分の花粉では実がならず、違う品種を植えなくてはならない。そして違う品種の花粉を交配しなくてはならないが、これを人間がやるのは大変なことだ。そこで蜜蜂さんに活躍してもらうことにする。ただし実がなるのは、早くて3年後なので、その時まで蜜蜂さんがうちにいてくれればの話だが。とりあえず深さ50cm 大きさ50cmを目途に穴を掘る。1穴目は割と順調だったが、2穴目は木の根がからみ、その下にでっかい石が埋まっていたので、めちゃくちゃ大変でした。ちいさいユンボが欲しくなりますね。穴は1週間前に掘れと書いてあったが、昨日、苗が届いて今日慌てて掘ったので疲れました。1日1穴ぐらいの計画を立てるべきでした。気力があっても体力がないので、ヘロヘロです。苗木は朝から水に漬け、水分を吸わせてます。6時間ぐらい吸わせたら、植えます。品種は南側に「ふじ」北側に「つがる」を植えます。
3年ほど前から、自分で腐葉土を作っていたのと、マグアンプ中粒、赤土が少々あったので、これらと元土を混ぜ合わせて育成用の土とした。あと2時間ほど水を吸わせてから、植えることとする。いよいよ植えて水をやり、乾燥防止と寒さ対策でワラを掛けた。今時はワラが一束で¥150です。昔はやっかいものだったのにな。支柱を立ててヒモで結びますが、ここにタイロッドやナイロンヒモなどを使うと木の皮がはげるので、自分は自然素材の「皮ヒモ」を作って結びました。細かな心使いが大切です。これからは北風が吹くので、支柱は北側に立ってます。左がふじ、右がつがる。烏骨鶏も見に来ました。これで木が大きくなって日陰が出来れば、鳥さんの避暑になるし、1~2月に乾燥鶏フンを掘って与えると良いらしい。鶏フンなら、毎日出るし今から集めれば十分な量になる。蜂が受粉の手助けをしてくれて、木が木陰を作って鶏が休み、鶏のフンが木の栄養になる。自然はうまく循環するように出来ているんだ、と感心するばかりだ。人間だけが、実をいただいて循環の輪から、外れてますね。さて3年後が楽しみです。
11/3 入居26週目
穴開き底板にしたら、ピタリとスムシがいなくなった。やはり湿気が溜まらないこと、巣クズが底板に溜まらないことが大切なんだとわかった。このまま氷点下ギリギリまで穴開き底板で行こう。巣クズが溜まらないようにするには、土台の部分を開放型に作る必要がある。ネットでちょうど良さげな収穫コンテナがあったので、これを利用して作ろうと思う。計画はこうだ。春先の分蜂時期には、丸胴型の土台の上に待ち箱を載せて、入居を待つ。入居して安定期になり、4段積みくらいまで自力で巣箱を持ち上げられるまでは、丸胴式のままで行く。自分の作った丸胴は、底板が引き出し式になっていて、密閉も開放もどちらでもできる構造だ。5段以上になったら、コンテナ改造の土台と交換し、電動巣箱リフターを使って継ぎ箱をする。いよいよ寒くなったら、土台の底板を閉めて冬を越す。これなら一年を通して巣箱は、風通しが良いので、スムシの被害もないだろう。キンリョウヘンの花芽は3鉢以上は、見つかっていない。株分けしても、芽が出ないのもあるので、たくさん株分けすることが大切だ。こちらもまだ霜が降りないし、寒さになれてないので、軒下に置いておく。
10/27 入居25週目 スムシ発生!
今日で25週目。巣は大きくならず丸くなっている。
底板が汚れているので、掃除してやろうと見たら、なんとスムシがいた!とうとう恐れていた事態になった。夏場を乗り切ったので行けた、と思ったが甘かった。自分の巣箱は、厚く密閉性も良いので、巣箱内が結露して、スムシにとってはいい環境になってしまったようだ。慌てて、夏用の網仕様の底板に取り替えて、スムシっこカードを入れてみた。間に合えばいいが。
10/25 3ケ目の花芽か?
毎日、キンリョウヘンを見ているが、今日また花芽らしきものを見つけた。これも新芽の根元にあり紫色をしている。大きくならないと自分には、花芽か葉芽かは、わからないので、このまま無事に冬を越してくれるのを待つばかりだ。今までの3ケに共通しているのは、割と小さい株に株分けしたものから、芽が出ていることだ。大きな株からは出ていない。来年株分けするときのヒントになりそうだ。明日は最低気温が3℃の見込み。今期一番の冷え込みだ。しっかり寒さを経験させることが、来年の春に花を咲かせるために、必要なことらしいので、まだまだ外に置いておく。
10/23 これは、花芽か?
10鉢あるキンリョウヘンのうち2つに花芽のようなものを見つけた。新芽の根元から出ている紫色の小さなつぼみである。見た目は、花芽の特長そのままだ。どうか花芽でありますように。まるっきりダメかと思っていたので、候補が見つかっただけでも嬉しいものだ。大切に育てねば。
10/20 入居24週目
朝晩、結構冷え込むようになり、蜂の活動もおとなしくなってきた。今週初めて前週より小さくなった気がする。綺麗に固まると小さくなるのか。近所にセイタカアワダチソウかブタクサの群集を見つけた。蜂蜜の味が変わらなければいいが。
そろそろ11月なので、キンリョウヘンの花芽が見つかっても良い頃だが、シロート目には見つからない。うちには全部で10鉢あり、去年と今年株分けしたのを育てている。株分けした年は咲かないと、先輩が言ってたので咲く可能性があるのは、5鉢と言うことになる。いつまで外に出しておくか迷うが、茨城の人が1月中旬に中に入れるとあった。同じ茨城でも千葉よりと福島よりでは全然気候が違う。茨城のどこか不明なので、先輩がクリスマス頃入れる、と言っていたので、そのころまで外に出しておこう。霜が直接かからないように、屋根だけ掛けることにする。来年用の巣箱も新規に12箱作ったので、準備は万全だが、キンリョウヘンが心配になってきた。初心者には、わからないことだらけです。
10/16 蜜蝋作り
落ちた巣をジップロックの口を開けて、置いておいたら強烈な匂いがするようになった。「田舎の牛小屋」と言えばわかるだろうか。そこで蜜蝋作りをやってみた。まず匂いがあるので、屋外でやること。屋外なのでキャンプ用のガスバーナーを使った。キャンプ用品は、緊急時はもちろんだが、日頃でも役に立つ。それには、日常から使えるように点検することが大切だ。早速ボールに適当な量の水を入れ湯を沸かす。巣を入れると簡単に溶けた。思ったほど匂いはしない。
茶色に見えるのは、花粉や蜜蜂自体の分泌物だろう。ほんの2~3分で綺麗に溶けた。本当は何度かザルで濾したり、するんだろうが量が少ないので、そのまま使った。
火を止めると、すぐに固まり出した。お湯を捨てて冷えたら完成。蜜蝋は黄色いもんだと思っていたが、巣が白かったので、白い蜜蝋が出来た。これを来年、巣箱に塗って分蜂を待つことにする。
10/13 入居23週目
朝から曇り空で肌寒く、蜂も飛んでない。中を見ると先週より下がってきたが、丸くなって巣箱内を暖めているように見える。あと1週間様子を見て、継箱するか考えるとする。寒いから、今日も砂糖水をやろう。
10/12 スズメバチ対策
毎日、蜂さんを見ていると、何かしら変化に気づくものだ。最近、少し涼しくなったころから、巣箱の前面がフンで汚れるようになった。今まで綺麗好きだったので、不思議だな、と思っていた。調べたら、フンで自分達の匂い(フェロモン)を消して、スズメバチに見つからないための対策らしい。そこでスズメバチ対策は、どんなことをしているのかと調べると、2重のスズメバチ用の罠を作ったり、巣箱全体を網で覆ったりしていた。そんな大げさなことはしたくないので、何でも知っている知人に聞いたら「自分の背の高さぐらいまで、竹やシノで目隠しを作れば良い。スズメバチは、障害物があると必ず上に飛ぶので、見つかる確率が下がる」と教えられた。確かに毎日、スズメバチが近くまで飛んで来ているので、すぐにやることにした。
左が対策前で丸見えです。右が対策後で、ちょっと見ではわからないぐらいになりました。観察してると、うちの蜂さんも上に向かって行きました。これなら、少しは効果があるかも。材料費は、横の川に生えてた笹を切っただけなので、ゼロです。風に飛ばされたら、また組めばいいだけです。
巣門の上下には、黒い点々がたくさんあります。飛ばないでウロウロしてます。2日で7匹以上のスズメバチをやっつけました。コガタスズメバチのようです。知り合いは、スズメバチをやっつけようと網を振っていたら、蜜蜂に勘違いされて刺された、と言ってたので、どちらにも気をつける必要があります。
一休みしてるうちの蜂さんです。お腹のシマシマがクッキリ見えるので栄養状態は良いようです。砂糖水は2日間だけやりました。
10/8 菜の花の種をまいた
昨日の砂糖水は、両方ともカラカラになっていた。やはり花が無いんだろう。少し様子を見てみる。来年のために、庭を耕して菜の花の種をまいた。種をビニール袋に入れて置いたら、カビが生えてしまった。確かに種は、紙の袋に入っている。密閉してはダメなんだと勉強になった。カビが生えたので、ダメかもしれないが、とりあえず撒いてみた。蜂は今日は全開で飛んでいる。
10/7 砂糖水の給餌
気温が低く雨も降り、花も終わって蜜を集められなさそうなので、昨日、クエン酸入り砂糖水を与えてみた。1つの容器に450ccほど入っているが、さて、どうなっただろうか?
左が昨日で、右が今日。両方で300ccぐらいは減っていると思う。夏場にやったときは、一晩で2つとも空になったが、そこまでは飲まないようだ。まだ十分残っているので、今日もこのままにしておく。明日は晴れそうなので、外に飛んで行くだろう。この容器にしてからは、蜂が溺れなくなったので、良いものを見つけたと思う。
10/6 入居22週目
朝、巣箱を見に行ったら、巣門に一匹もいない。こりゃ脱走したのか?と思い焦ってフタを開けて写真を撮ったら、丸くなっていた。気温が20℃なのでさすがに適温の35℃まで温度差があり、固まって暖めているようだ。先週は、巣落ち棒が見えていたが、今週は見えなくなっている。回りにいた蜂が集まっただけで、巣は伸びてないと思う。最高気温が20℃以下になったら、底板を穴あきから穴なしに交換しよう。花粉団子も付けてないので、蜜源も無くなったのかもしれない。砂糖水をあげても良いだろう。がんばって冬を越して欲しい。幸いなことに、巣ムシもアカリンダニも、今の所、被害はゼロなので、何も対策はしていない。
午後になっても気温が上がらず、外に蜂がいないので、底板を交換した。穴開き底板には、びっしりとロウが付いていた。これは貴重なので、集めて溶かして来年の巣箱に塗る予定。穴なし底板なら、風が入らないので少しは、巣箱の温度も上がるだろう。うちの巣箱は厚さ38mmあるので、気温差が少なく結露しないし。冬も暖かいだろう。今日は、夕方、砂糖水をやってみる。
9/29 電動巣箱リフター完成
巣箱リフターを電動化したいと思い、調べたら良いものがあった。電動インパクトドライバーの6角ビットをジャッキの金具に変換するアダプタである。こんなものがあるとは知らなかった。amazonで¥1962でした。うちのインパクトドライバーは、今は撤退したリョービ製でこいつが優れもの。トリガーの引き具合で回転数が思いどおりに調節できるのである。この辺の感覚は好みもあるので、実機を使って見ないとわからないものだ。これを買ってから、電動工具を集め始めた記念の相棒である。早速使ってみると、スルスルと持ち上がっていく。これなら一人で楽に継箱が出来る。良いものが出来た。今回は支柱の根元の部分にL字アングルを追加したので、確実に剛性が上がり前に傾く感じがない。いろいろ手間をかけた甲斐があった。おっと1段目の巣箱は、取っ手が旧型だ。これだと重さに負けて壊れるかもしれない。これも取っ手が長く75mmコースレッド3本止めの新型巣箱に改良します。
9/29 入居21週目
前回の巣落ちから、落ち着かない様子で心配していたが、やっと落ち着いて来たようだ。底板に巣クズがたくさん落ちているので、これを食べているように思える。先週1段足したので、今回は巣落ち棒付近まで下がって来た。そろそろ産卵が停止するころだと思うが、頑張っているようだ。とりあえず安心した。花が無くなってきたので、試しに砂糖水をやって見ようと思う。
9/24 巣箱リフター 改善
巣箱リフターは、使えるのだが、重心の関係で前傾したがるので、L字の溶接アングル材で補強することにした。150X100 t=3のステンレス製。¥1280で買った。こいつがクセ者で、直角が出ていない。このまま付けるともっと前傾してしまうので、間にワッシャーをかまして使うことにする。ジャッキの力を受けるLアングルの固定は、外径20 穴径4 t=1のヒラザをかませているが、1mmではナベコネジの面圧に負けてヒラザが少し凹んでいるのが分かった。ここも、もう1枚ヒラザを入れて、強度を上げる必要がある。作ってみると、いろいろとわかってくるもんだ。次回は、秘密兵器の導入で、巣箱リフターが画期的に生まれまわります。ご期待ください!
9/23 新型巣箱試作
巣箱破損対策として、新型巣箱を試作した。寸法は板厚38,高さ140,外寸300で変更はないが、巣箱リフター用に38X34X250の取っ手を付けた。これは巣箱の材料を取った時の端材を利用したものだ。また巣箱固定用タッピングネジは4ミリで長さ72を12本使用した。これなら、がっちり食い込んで簡単には破壊しないだろう。今までと比べても、剛性感が違う。
今回、大型の丸ノコ定規を購入した。シンワ製の1m物で1万弱。これがなかなかの優れ物。この手のものは、直角が出てないと使いものにならないが、こいつはアジャスターがあるので、微妙な角度のズレを修正できるのである。無論、最初から直角は出ていて信頼できるが。例えば、直角に切ると平行にならない場合など、アジャスターで調整できるのだ。これだけ長いと大抵のものは切れるようになるので、大変便利である。中途半端な長さのものを買うと、コンパネ材のような長いものが切れないので、このくらいの長さを最初から買ったほうが正解です。大は小を兼ねます。
9/22 入居20週目
今日で20週目。先日の巣箱横倒し事件の影響か、蜂さんは巣箱のまわりにたくさん張り付いている。中はと言うと、ご覧とおり。巣落ちしているし、蜂も垂れ下がっている。こりゃダメだ。早速巣箱リフターで巣箱を追加しました。
9/22 巣箱リフター完成
巣箱リフターが完成した。他と違うのは、スライダー機構に金を掛けた。コの字のアングル材の中に板を滑らせるのは、気に入らなかったので、スライドレールを使った。スライドレールは単体で、1/100mm精度でできているので、レールを完全に平行に設置しないと動かなくなるが、ちょっとしたコツでこれが可能になる。スライドレールを付けたら、スライド板に持ち上げ用のL字カナグを付ける。巣箱を持ち上げる部分の棚柱をM4ネジで固定したら、直径10mmのヒラザでは座面が陥没してしまった。13mm厚のコンパネは圧縮強度が無いので、直径20mmの平座金を入れ、面圧を下げて解決した。
コンパネは弱いので、タップネジで固定すると、簡単に外れてしまう。面倒でも穴を開けて、ボルトーヒラザーバネザーナットで面圧を下げて使うほうが正解である。どうしてもタップネジを使う場合は、自分のようにもう1枚丈夫な板を用意して止めることである。ジャッキは、ハンドルを回すとスルスルとスライド板が持ち上がります。
こんな感じでセットします。巣箱の取手が中央付近にあるので、このまま持ち上げると巣箱全体が前傾します。なのでスライド板の上端からロープで巣箱をくくるとうまく行きました。これで全部で7段になりました。来年用の巣箱は、取っ手を前後に通しで付けて、少しでもステーの根元に荷重がかかるようにしたいです。巣箱の中を見たら、巣が落ちていた。前回の落下事故の影響だろう。巣を片付けないと、蜂はいつまでも巣から離れない。
9/19 巣箱リフター構想
前回、巣箱が壊れたので、修復した。一番の原因であるネジ長さ不足であるが、板厚が38mmほどあったので、70mmのタッピングネジの3本止めに変更した。取っ手の部分も力がかかるので、同様に変更した。巣箱のリフターだが、調べてみると、市販品や自作がたくさんあるが、市販品は8万程度するものもあり、買う気にはなれない。当然、自作する。みんなが使っているのは、ラチェット式のウインチだ。安価で構造が簡単だからだろう。だがウインチはウォーム式なら不可逆式なので安全だが、一般の平歯車式は可逆式で、ラチェットが外れると、重さで一騎に落下する。なのでウインチは使わない。安価な不可逆式は車に使うジャッキである。これは回転運動を直線運動に変換するので、手を放してもその場で固定され動かない。安全第一なのでジャッキを使うことにした。ジャッキを使う場合、左右均等に持ち上げるには工夫がいるが、それにはアイディアがあるので解決できるだろう。またこういうものを設計するときは、強度バランスが大切である。一番ダメなのが、巣箱を持ち上げた状態で、ステーなり持ち上げ部の腕が折れてしまうことなので、ここが一番強くなるように設計する。自分はステーに1本あたり75kgの耐荷重のものを選んだ。左右2本で150kgに耐えられる。これだけの強度があれば、ステーが折れることはない。持ち上げた状態から、ドスンと落ちると蜂が逃げ出すので、持ち上げられないで、どこかが壊れるほうが正解だ。ステーはスガツネ 棚板182型、レールは棚柱82型を使用する。すると今度はレールが固定されたものから、剥がれないかが心配になるが、4mmタップを3ケ所止めで、弱そうだ。タップをやめてM5のボルト-ナットで固定することもできるので、平座で受圧面積を大きくすれば、コンパネ材でも簡単には、破損することはないだろう。この辺は作ってからの対応とする。ジャッキと巣箱の重心位置までが、離れているとモーメントが発生して、ひっかかりの原因になるので、ここは極力寸法を詰めたいところだ。直角に溶接されたL字ブラケットを押し棒の代わりに使用する。最初は、4箱ぐらい積めば採蜜できると考えていたが、甘かった。まさかリフターがいるとは思っても見なかったので、最初からリフターを考慮して巣箱を作れば良かった。何事も経験しないと、わからないものです。リフターもまずは作って見て、修正する作戦で行きます。
9/15 入居19週目 7段目追加で箱が壊れた
ここにきて、凄い勢いで巣が出来てきた。もう一番下の土台まで来てしまった。9/3から12日しか経っていない。もう限界かも知れないが、もう1段積んでみる。ダメなら、採蜜に挑戦するしかない。
嫁に手伝ってもらって、箱を継ぎ足そうとしたら、なんと一番下の箱の強度が弱く壊れて、巣箱全体が横倒しになってしまった。当然、蜂たちは大慌て。嫁も刺されてしまった。巣箱の右前が壊れた巣箱。4辺とも外れている。原因は、自分の打ったコースレッドが50ミリで短く35mmの板厚に対し、食い込み不足だった。切り株の上に壊れた巣箱の1辺が落ち、そこに蜂たちが群がっていたが、その後、巣箱に戻ってくれた。結局また計6段になってしまったが、壊れた時、上から4段までしか巣は無かったのを見たので、5箱あれば大丈夫だろう。箱はしっかり作る必要がある。収穫カゴに7段積んだら、グラグラしたので取り外して、ブロックの上に置くことにした。重心は低いほうが良いのは、間違いない。暑い時期が峠を越えて、良かった。また1から出直しだ。明日、逃走していなければ良いが。
9/8 入居18週目
5日前に6段にして、正解だった。すでに5段目の巣落ち棒付近まで蜂が群がっている。ただし巣があるのは4段目の一番下ぐらいだろう。蜂の数がまた増えたように思える。
観察窓を開けたら、いきなり、はしごを作って下まで伸びている。この行動は何なんだろう。巣の中は、綺麗だが、巣クズのロウがたくさん落ちている。活発に巣作りしている証拠だ。
9/3 巣箱6段目積み
5段目の半分ぐらいまで、巣が伸びたので、6段目を積んだ。さすがに重い。巣箱を積んでいく作業でわかったことは、最初にある程度低くしておかないと、巣箱を載せるのが大変なこと。5段積むと、前も下も全く見えないので、誘導してもらわないと巣箱を載せることができないこと。来年は、もう少し低い位置に巣箱を置こう。収穫カゴ+コンクリブロックだと結構な高さになるので、コンクリブロックを2段くらいでちょうどいいかも知れない。巣箱を持ち上げる作業は、重箱式にしか発生しないので、巣枠式のほうが、管理が簡単なのかも知れない。今年はこれ以上、巣が伸びないで欲しい。まさか6段も積むとは思っていなかったので、作っておいた巣箱が足りなくなった。もし来年、もう1~2群入ったら、すぐに巣箱を作らなくてはならない。
9/1 入居17週目
涼しくなったら、また巣作りが活発になったようだ。もう完全に巣落ち棒も、観察窓も見えない。はしごになって底まで届いている。もう巣箱は、持ち上がらないだろうし、困ったもんだ。
8/28 ひまわりに来客
蜂さんのために植えたひまわりだが、うちの蜂さんが来た様子はなかったが、来客があった。カワラヒワと思われる親子が種を食べに来ていた。何をすれば、見てくれる生き物がいることが、わかっただけで嬉しいものだ。刈り取らないで、このままにしておこう。ボケているのは、室内から撮ったので、網戸の影響です。左が親で、右が子だと思います。親もまだクチバシが黄色くないので、若いですね。
8/25 入居16週目
今日で16週目だ。暑さがそろそろ一段落するころだ。
先週より、ちょっと下がった感じだ。スピードは落ちていると思う。この暑さじゃ、飛ぶのも辛いだろうし、毎日の扇風隊も相当疲れているはずだ。
観察窓には、届いてないので、まだまだ余裕はありそうだが、働きバチを産み続けるには、巣を作っていくしかないので、これからもどんどん下がっていくのだろうか?次は持ち上げられないぐらいになるから、大きくなるのも困ったものだ。
8/18 入居15週目
今日で15週目だ。相変わらず元気だ。4段目の巣落ち棒まで到着した。先週からだと4~5cm伸びた感じだ。日本蜜蜂は夏場は1ケ月、冬場は3ケ月が寿命と言われている。冬場を11月からだとするとあと2ケ月は、現状と同じペースで女王蜂は、卵を産み続けなくてはならないし、働きバチも冬を越すために、蜜を集めなくてはならない。これからは花が咲かなくなるので、本当に大変だ。まだ花粉団子を付けて帰ってくるので、花粉団子を見なくなったら、給水してやろうと思う。今回は採蜜が目的でなく冬を越して、来年無事に分蜂してもらうことである。そう考えると、蜂と自分の共同作業のような感じがしてくる。群れを維持するには、女王蜂が健康でなくてはならないし、もし具合が悪いなら、働きバチは感知して王台を作り、次期女王蜂を育てないと群れが全滅する。改めて蜜蜂の世界は過酷だと思う。
8/13 ひまわりが咲いた
小鳥のエサのひまわりを植えたら、見事に咲いた。ただうちの蜜蜂が来てるのは、見たことがない。すごく近い場所の花には、興味がないのだろうか。でもハナアブがいたので、どこかの虫の役に立てればいいな、と思っています。9月になったら、菜の花を種を撒いて、来年は桜のあとに、咲かせたい。その次が芝さくら、庭に花が増えていくことは良いことだ。せっかく咲いたひまわりだが、今日の台風8号で、折れなければいいが。
8/12 台風対策
明日、台風が来るというので、急遽、対策をしました。現状は、切り株の上に置いてあるだけで、横風に弱い。そこでブロックの上に収穫カゴを置き、その上に巣箱を置くことにしました。ブロックには穴が開いているので、ラッシングベルトを通します。ラッシングベルトは、仕事で毎日見てたので、扱い方はだいだいわかっていました。蜜蜂にラッシングベルトの知識が生きるとは思いませんでした。風が強くなるので、ヨシズは撤去し、風圧を受ける面積を最小にしました。これでなんとか持ちこたえてくれればいいですが。収穫カゴには、穴が開いているので、切り株よりは、風通しが良くなることでしょう。巣箱の温度が下がるのも期待しています。またこの穴のおかげで巣クズがブロックの所まで落ちやすくなるので、清潔さも向上します。みなさんがやっているとおり収穫カゴ は、たいしたもんです。巣門の高さが少し高くなりましたが、蜂は高さ方向はあまり気にしないようなので、すぐ慣れるでしょう。最初からやっておけば良かったです。巣箱が5段もあると、結構重いです。そろそろ限界の重さです。1段目にたくさん蜜があることを期待します。
8/11 入居14週目
今日は、朝から気温が30℃ある。暑くてエアコンをつけた。子供の頃は、真夏の2時ごろに30℃ぐらいになったが、朝から30℃なんて経験がない。これが温暖化だとしたら、生態系は相当なダメージを受けているはず。社会活動で気づかないだけだ。うちの蜂さんは、どこかにまだ花があるらしく花粉団子をつけて帰ってくる。元気で頼もしい。巣はもう少しで巣落ち棒に届きそうだ。綺麗な白い巣板が2枚見える。相変わらず凄い数だが、フタを開けても怒らないし、おとなしい群れで良かった。なんとか2回の農薬散布も終わったし、あとはこのまま冬を越して欲しい。カイガラムシにやられたキンリョウヘンだが、虫を割りばしや指でこすって取ったので、葉に傷が付いた。結構、強く張り付いているので、なかなか取れなかったので仕方ない。でも、少しづつ元気になって、新しい葉も出てきている。来年、しっかり咲いてくれれば、2箱目も夢じゃない。毎日、表面の乾き具合を見ながら、水をやっている。書いてある通り、毎日水やりをしたら、根腐れしてしまった。きちんと観察しながら、やるのが大切だと思います。
8/4 入居13週目
今日で13週目、12週目とさほど変わってないように見える。暑さで成長スピードが落ちた気がする。ただこれくらいでいいと思う。このまま冬を越してくれたほうがありがたい。3箱目からちょっと下ぐらいが巣の先端だろう。昨日は40℃近くあったが、巣落ちしないで良かった。
写真を撮る前に近づいたら、いつもの扇風隊がいない。どうしたのかと見ると、キイロスズメバチが巣門の前で、ホバリングしていた。キイロスズメバチは大丈夫だと言うが、オオスズメバチがいつ来るとも限らない。作っておいた「スズメバチ対策カバー」を取り付けてみることにする。何でも事前準備は大切だと思う。設置したら、蜂は問題なく通過しているので安心した。やはり毎日の見回りは大切だ。
8/2 扇風隊出動!
今日は気温37℃。蜜蜂の適温35℃を越えている。今までで、最大数の扇風隊が出動している。可哀そうなので、打ち水と給水器を置いてあげた。中身は水なので、飲んでくれるかな?
7/28 入居12週目
今日で12週目、先週4段目を積んだが、どうだったろう。見ると大正解!3段目の一番下まで到達し、活発に活動している。群れの数も多い。順調だ。
朝から花粉団子を付けて、帰ってきてるので、まだ蜜源は確保しているようだ。あと1ケ月で暑さのピークは過ぎ、いよいよスズメバチとの勝負だ。その次は、得たいの知れないアカリンダニだ。今日も農薬散布だ。気を付けねば!
7/27 農薬散布
今日と明日は、ヘリで農薬散布の日。朝から巣門をフタをしたが、大騒ぎしている様子はない。9時頃から始まって30分ほどで終わってしまった。今日は、結構、遠い所で撒いていたので、そろそろフタを外してもいいだろう。写真の中央にヘリ、その右側に操縦士が見える。軽トラに荷台に載る大きさなので、近くで見ると結構でかい。近頃は手軽なドローンが流行だが、滞空時間と積載量はヘリには勝てない。車も同じで、EVはバッテリーが切れたら終わりだが、燃料車なら、燃料を持ってくれば動ける可能性は高い。雪の中で埋もれて、動けなくても燃料車なら、燃料を持ってくれば暖房を使え生きていけるが、EVじゃ充電設備がないと生死にかかわります。どんな地域でもEVだ、なんて政策は間違ってます。選択肢は増やさなくちゃ。
7/25 キンリョウヘンの手入れ
毎日、水だけはやっていたが、茎のまわりの枯れた古い葉は、根腐れの原因になるそうなので、切り取った。左が処置前、右が処置後。結構、余計なものがあるもんだ。古い葉を放っていくと、古い葉に水分が溜まって根腐れや虫の住処になり、良くない。林業と同じで、下草を刈って、日光を根本まで入れることで健康になる。キンリョウヘンも同じで風通しが良くなれば元気になる。
剪定作業をしてて分かったが、余計な葉があると、ムカデの子供や虫、蟻の巣などがあった。またカイガラムシ虫にやられて、元気がなくなった株があった。11鉢あったが、1鉢は根腐れ、5鉢はカイガラムシ虫にやられていた。このところ雨つづきだったので、水分が抜けず根が腐ったようだ。遅まきながら、日光にあてるのと、土が乾いたら水をやるようにする。やり過ぎが一番良くない。この写真の状態では、薬は効かないので、手で取り除くしかないようだ。頑張るしかない。キンリョウヘンが咲かないと蜂はやって来ない。ネットには、布で取れると有ったが、葉の中央のくぼんだ所は、布では無理で自分は割りばしを使った。割りばしと手でシコシコと2時間近くかけて、ほぼ綺麗にした。これで1週間様子を見る。殺虫剤の効き目+虫を取った効果が出れば復活するし、葉をゴシゴシやった負荷に負ければ枯れてしまうだろう。さてどうなるか楽しみだ。
7/22 4段目追加
再度、内部を観察したら土台に届きそうな感じだったので、あわてて4段目を追加した。さすがに重かった。ただし蜂の巣は、全体に均等には下がって来ないらしいので、中央部だけ下がっているものと思われる。また来週見てみることにする。
7/22 観察窓
巣の成長が、良くわからないので観察窓から見てみることにした。たんさん窓に張り付いているが、中が暗いので良く見えない。懐中電灯で照らしても、フラッシュを焚いても、アクリルに反射して見えない。何か良い方法はないのだろうか?ひょっとすると昼間より夜のほうが見えるかも?肉眼で観察すると、またずらーっと垂れ下がっているのがわかったので、もう土台の近くまで来てる可能性がある。明日、天気が良かったら継箱しよう。これで4段目だ。
7/21 入居11週目
先週スピードが落ちたと思ったが、また復活したようだ。もう完全に巣落ち棒は見えないし、観察窓付近まで来てると思われる。スムシっ子カードには、スムシはいなかった。まあこれだけの群れが居れば、スムシも生きられまい。観察窓からも見てみよう。順調に育っているのは、嬉しいものだ。町の農薬散布の知らせが出た。7/27,28だ。いもち病とカメムシ用の殺虫剤でダブルカットKフロアブルと書いてある。ネオニコチノイドではないのが幸いだが、殺虫剤には変わりない。この日は、待機してヘリが来たら巣門を塞ごう。巣門を塞げば、底板は開いていてもファンが回っているから、簡単には飛び立てないはずだ。田んぼの上を飛んで薬にやられるのが怖いし、巣門を塞いで内部温度が上がるのも怖い。当日、曇りならいいが。こんな時、天板を穴あきにしておけば良かったと後悔するばかりである。
7/14 入居10週目
今日で入居10週目。写真を見ると先週よりは、巣が下がってきているが、スピードは落ちたように見える。また真ん中付近に穴が開いているように見えるのが気になる。しかし5/18の小さな塊が、ここまで大きくなったのは、凄いとしか言いようがない。まずは夏場を乗り切らねば。ひところに比べ、暑さも収まったので、今は砂糖水はやってない。数は減ったが花粉団子をつけて帰ってくるので、大丈夫だろう。
フタを開けた所の様子。今日は曇りだが、太陽光ファンは、結構回っており風を感じる。これなら暑くはないだろう。それにしてもたくさんいる。壁に張り付いている蜂は、何をしているんだろう。左奥のスムシッこカードは、反り上がっている。そろそろ交換時期なのだろう。群れが元気なので、スムシもいないし、蟻もいない。底板の上の白い粉は、身体から落ちた「ロウ」だろう。
7/12 何してるんだろう?
観察窓から見たことが無かったので、初めて見てみた。アクリル板で出来ているので、寄り付かないだろうと思っていたが、みんな集まって、舐めているように見えた。何をしているんだろう。巣作りの邪魔だと言って、埋められても困るが。観察窓は3段目の巣箱のちょうど半分ぐらいの高さにあるので、まだ巣はここまでは到達していない。蜂さんの顔を初めてアップで見たが、かわいいものだ。いつも一生懸命に働いている。見た感じ全部メスの働き蜂のようです。蜂はアクリル板にも落ちないで止まれる。いったいどんな足なんだろう。アクリル板に寄ってくるということは、ボンドG17接着剤のニオイは、問題ないと言うことだ。こうやって何が良くて、何が悪いかを1つ1つ覚えていって、やっと趣味の養蜂ができるのだろう。今年は梅雨が異常に短くかつ暑かったせいで、虫たちが変だ。いつもは6月後半ごろ、ニイニイセミが鳴いて、その後、アブラセミ、ミンミンセミが鳴き、ちょっと涼しくなったころ、もう秋だよとヒグラシセミが鳴く。今年は7月に入って、ニイニイセミ、アブラセミ、ヒグラシセミが同時に鳴いた。こんなことは初めてだ。今年の夏は、普通じゃない気がする。
7/7 入居9週目
今日で入居9週目。すでに2段目までは満杯になったようだ。3段目の巣落ち棒は、高さ14cmの箱のほぼ中間にある。すでに蜂は到達しているので、成長のスピードは速い。順調のようです。
秋のスズメバチ対策の「防御網」を作ってます。これは完全に防ぐ効果でなく、網が邪魔になり進入を邪魔しあきらめる効果を狙っています。なので網の大きさは、鶏用のものを使ってます。これでもスズメバチは、羽根をたたまないと進入できないので嫌がるはずです。これから網を付けます。
網を付けて完成!これはイタチに食い破られた網で今は鳥小屋には使ってませんが、再利用できました。
7/5 ヒサシ追加
日が登ってから昼までが、巣箱に日が当たるので、ヒサシを追加した。こんなものでも、そこそこ遮光する。巣門のちょっと上まで日陰になった。太陽電池パネルは2枚を天井部に置いた。ここが一番効率が良さそうだ。今週は猛烈な暑さも引いて、蜂も扇風隊をやっていない。花も咲いてないのにどこからか花粉を運んでくる。大したものだ。切り株の上に置いたのは、安定性の点では良かったが、バンドが通せないし、風も通らないので、あまりオススメしない。やってみるといろいろ分かって来るものだ。
7/4 3段目追加
6/16に2段目を追加した。先週は2段目の巣落ち棒までだったので、まだまだ余裕だろうと思っていた。試しに開閉フタを開けてみたら、ビックリ!すぐそこまで蜂が来ていた。一番下の蜂は、土台まで来ていた。これだと水平移動できないので、嫁に手伝ってもらって、嫁に土台から上の箱を持ってもらって、自分は土台の上に3段目を追加した。18日で高さ140mmの巣箱がいっぱいになったことになる。凄い速さだと思う。5月に入居して6月から蜂の数が増えるので、二字曲線的に巣作りのスピードが上がるのだろう。蜂は入居時は古い中古物件を好みますが、一度巣作りを開始したら、新品の巣箱でも全然気にしないようです。蜂は十分な食事を取っている時は、お腹のシマシマ模様が良く見えると言います。うちのはシマシマがハッキリしているので、健康な証拠です。しかし女王蜂はどこにいるんだろう。まだ一度も見たことがないです。
これで全体としては4段になった。さすがに高くなったので、そろそろ転倒対策も考えなくてはならない。太陽電池ファンも土台の下に置いたのが正解のようで、以前より扇風隊の数は減った。開閉フタの鍵が外れにくくなった。どうやらフタが反ったようだ。キチキチに設計してはいけないことがわかった。あとで気づいたが、今回慌てていたので継箱でなく待ち箱を付けてしまったようだ。明日、朝、確認してみる。確認したが正しかった。良かった!
6/30 入居8週目
今日で入居8週目。もう完全に上から2段目の巣落ち棒まで来ている。順調だ。7週目と同じ視野で撮っているのに、巣箱の壁が映らなくなった。それだけ蜂が下まで来ている証拠だ。それにしても凄い数になったものだ。昨日、給水器を2つ置いたが、片方は少し残した。おなかいっぱいだったのだろう。少し時間を置いてみる。
6/28 太陽光送風機 並列駆動
同じパネルを買って、並列駆動してみた。結果は1割~2割ぐらいしか風量が上がらなかった。電圧は12~13V出ていたが、何故か電流値が0.08μAと表示される。もくろみでは、電流値は2倍になるはずだが、何故かならない。逆流防止ダイオードを入れても電圧はほとんど低下していない。どうも太陽電池パネルは良くわからない。単にモータ駆動に不向きなだけかも知れない。並列化しても思うような結果が出ないので、これで辞めることにする。たぶん蓄電池をつなげればうまく行くと思うが、外に電源を置くと万が一何かあったら怖いので、そこまでやる気はない。蜜蜂には、こまめな散水で我慢してもうことにする。
今日は38℃。何もしなくてもこたえる。ファンは力がないなら、距離で稼ぐしかない。底板の直下に置けるようにした。このようがはるかに効率的に風を送れるし、直接巣の方向に風が行くので、一番良いだろう。今日は今年最高の扇風隊の多さだ。栗の花も終わってそろそろ秋まで、花の無い季節に入る。定期的に給餌してやろう。
6/27 太陽光送風機 改善
12V 10W仕様のパネルが来たので、早速取り付けた。パネルを太陽に向けると勢い良く回った。だが巣箱の上に設置すると前と変わらない。前は太陽に向けても勢いよく回らなかった。今の設置状態だと太陽が南中した時に最大出力になるはずだ。今回やってみてわかったのは、パネルは太陽に向いていないとガクっと発電効率が落ちることだ。これは家庭用でも同じだから、効率がいい時間は本当に短いのがわかる。太陽光発電で元を取るのは、撤去やメンテ費を入れたら、むずかしいと実感した。今回10W仕様にしたが、重要なのは電流値だとわかったから、最初からバンバン回すには、パネルを並列につないで1つは午前中の方向、もう1つは15時ぐらいの一番暑くなる方向に向けるのがいいのだろう。並列化検討してたら、このパネルには「逆流防止ダイオード」がどうやら組み込まれていないことが判明した。確かに取説も何もない製品だ。これでは並列接続して、片方が日陰で発電しないと発電しないほうに電流が流れて破壊する危険がある。このパネルは最大電流が0.83Aなので安全率を3取って約2.5Aで、3Aも流せれば問題ない。手持ちで31DF4 400V 3A仕様のオーディオで使ったダイオードがあるので、これを入れて再度、送風機を作ってみることにした。蜜蜂飼育で、オーディオパーツを使うとは、思わなかったが、役に立たない経験は無い、と言うのは本当だと思う。昨日置いた給水器は、2つとも1滴残らず飲み干していた。蜂も暑いし体力がいるんだろう。今日は、夕方から凄い雷雨になり涼しくなった。パネルとファンの環境試験も同時にできた。さて明日動いてくれるだろうか?
6/26 土台交換
現状の土台は、外から給水器を刺せない古いタイプなので、新しいタイプに交換した。これは巣門部が2重シャッター構造になっていて、通常仕様と給水仕様に切り替えられるようになっている。いつものように巣箱全部を一度どけて、新しい土台を元の場所に置く。その上に蜂がいる部分だけを乗せて完了。今回も蜂はおとなしかった。これで外から給水でき、フタを開け閉めすることによる無用な蜂をつぶすことが無くなる。蜂に少しでも負荷を掛けないことは大切だ。スムシっこカードを見たが、何も無かった。現時点でスムシは来ていないようだ。たぶん、明日までには与えた砂糖水は、カラになっているはずである。今回は約300CC与えた。給水器が2本で昨日のものより吸い口も大きいので、より多くの蜂が吸えるはずである。明日は、新しい太陽電池パネルが届く。風量が改善できるといいが。
6/26 メントールと給水
メントールを置いたら、ダニの姿は見えないが蜂が25匹ほど死んでしまった。どうやら底板からすり抜けて、巣くず受け皿に落ちメントールに触れたか、メントールに給水が落ちて死んだと思われる。昨日は36℃あり液化が心配だったが、液化はしていないようだ。やはり夏場は、蜂とメントールが直接接触できる環境は良くないようである。メントールは慎重に扱わないと、群れが全滅する恐れがあるのが、良くわかった。結論はダニが集まるので、巣くず受け皿は設置しない。メントールも設置しない。給水のほうは、味が良かったのか、一滴残らず飲んでくれた。しかも溺れた蜂もいない。小鳥の給水器+スポンジでうまく行くことが分かった。スポンジは溺れない効果と砂糖水がなくなったとき、容器のスキマから蜂が容器内に入るのを防いでくれる効果がある。事実、中身がないのに蜂は容器全体に群がっていた。仕様が合わない太陽電池パネルは、宅急便屋さんが早々と引き取っていった。こういう連携プレーは、さすがはアマゾン。しっかりしている。
6/25 太陽光送風機 対策案
その後、ちょっと勉強したら、2号機の12V 5W仕様では動かないのが分かった。太陽電池パネルは、12V仕様と表記していても動作電圧と動作電流がバラバラで特性図を書いてみないとわからないのだ。ファンを回すには「電流」が必要なので、12V 5W仕様は電流が0.28Aしかなく、現状の0.64Aより悪くなってしまうのだ。12V 18W仕様は電流値が1.1Aで良いのだが、電圧が18.3Vも出てファンの定格電圧を越えてしまう。探したら12V 10W仕様があった。これは電流値が0.83A 動作電圧が12Vとぴったりの電圧が出る。12V 5W仕様は返品して12V 10W仕様を購入する。到着は27日。今日も晴天で1号機は、かろうじて回っている。蜂も列をなして扇風している。早く助けてあげたいものだ。外にある給水器は、全然使ってくれない。やはり砂糖水でないと吸わないのか?今日は最高気温が36℃だった。さすがに蜂も辛いだろう。砂糖水を作った。分量は水500g、白砂糖500g、クエン酸0.9g、塩0.4gである。これで飲んでくれればいいが。給水は昼間やると蜜を集めなくなるとの話もあるので、午後6時に巣箱内に入れた。明日の朝、回収する。
最近では、この辺でも見かけなくなった、オニヤンマが来た。これは10センチちょっと。昔は20センチぐらいのは、たくさんいたが、農薬のせいか、てっきり見かけなくなった。日本の農薬に頼る米作りは、もう限界だと思う。
6/24 太陽光送風機 失敗!
晴天になったので、発電電圧を調べてみたら、6V 6W仕様の太陽電池1号機は、公称値のピーク電圧:9.4V以上の9.7V出ていた。ピーク電流の0.64Aは未測定だ。ところが9.4Vも出ているはずなのに、ファンの回りが弱っちい。安定化電源で9.7Vかけるとビンビン回る。この差が何なのか不明だが、12Vファンなので、とりあえず12V定格の太陽電池を取り寄せてみることにした。今度のは12V 5W仕様。最大ピーク電圧は17.9V 最大ピーク電流は0.28Aである。アンプ冷却用の6連ファンを安定化電源で9.7Vかけた時の電流値は0.27Aだった。1号機は、9.7VX0.64A=6.2W相当。今度の2号機は、12VX0.28A=3.4W相当。安定化電源の場合だと、9.7VX0.27A=2.6W相当。安定化電源は12基のファンを回しているので、同じ土俵での比較はできないが、ワット数から言うと1号機でも十分回るはずである。このファンの定格値は0.08Aなので、ワット数なら1W、本来は余裕で回るはずだが、回らない。ひょっとすると太陽電池は、電圧は上がるが電流値が取れないのかもしれない。明日、2号機がくれば電圧は十分出るだろうから、電流の問題かどうかの結論が出る。そもそもこの太陽電池パネルは、バッテリー充電用なのでモータを回すには、向かないのか、それとも自分のスキルが足りないのか?こんな簡単なものでも、やってみると難しいもんだ。少し調べたら「太陽電池は、一定の電圧を生み出すのではなく、一定の電流を流し続ける性質を持つ」とある。となると「コイル抵抗と電流によって電圧が決まる」から、コイル抵抗は一定で電流値が小さいと、ものすごく小さい電圧しか出ていないことになるはず。モーターを回したい場合は、太陽電池を並列につないで電流値を稼ぐしかない。となると2号機は電圧値は2倍になったが、電流値は約1/2になったのでモータの回転としては、変わらないのだろうか?蜜蜂のために始めたが、なかなか厄介だ。1号機のパネルが2780円。2号機が2480円。もう5260円も使ってしまった。もし3号機があるとしたら12V 18W仕様 1.2A 2854円だ。これなら電流値は1号機0.64Aの2倍でる。
6/23 アカリンダニか?
巣クズの受け皿を点検した。前回より大量である。気を良くして袋に入れようとっしたら、大量の小さいダニのようなものが這い回っている。前回はいなかった。これがアカリンダニなのか?だがアカリンダニは0.1mmぐらいとあったが、もっと大きく見えた。今の巣箱の天板は外せないので、仕方なく受け皿にメントールを5g入れ、周りにショートニングパウダーを塗った。もしアカリンダニなら、見えなくなるはずだ。外の送風機で気化ガスも少しは巣箱内に入るだろう。やらないよりはマシだ。ついでに巣門にも再度ショートニングパウダーを塗った。なかなか趣味の養蜂も気を抜けないものだと認識した。ただのダニならいいが。メントールは最後は30gと聞いたが、5gでも結構な量なことがわかった。来週は、どうなるか心配である。残念ながら巣クズは全部捨てた。アカリンダニならKウイングや飛べない蜂がいるはずだが、地面に1匹いたがほかは見つからなかった。感染していないことを祈るしかない。
6/23 入居7週目
6週目で2段目を追加し1週間たった。2段目の巣落ち棒が見えなくなるぐらいまで、巣は大きくなった。自分の当初の予想では、巣箱の面積いっぱいに巣を作るのかと思っていたが、スキマが開いているところは、どうやらそのままらしい。蜜蜂の考え方は、群れによってそれぞれ違いがあるのだろう。壁にたくさんいるのは、暑いからだろうか? 蜂は巣門のある壁を登っていくものとばかり思っていたが、どうやら4面とも登るようだ。写真の上側が巣門のある壁になる。これを見ると最初から4段、5段と積んでおくのは、蜂の巣までの到達時間が長くなるので、やらないほうが良いようだ。巣門から巣までが近いほうが、巣作りの効率が良くなるのは明白だ。
今日も曇りだが、太陽光ファンは回っている。ギリギリ回っているので、ほとんど風は出ていない。ファンは右側に移動し、巣門にギリギリまで近づけた。太陽が全開になったときの風量を確認して、最終位置を決める。太陽電池パネルは、巣箱のてっぺんに移動した。ここならケーブルを伸ばさずに使える。蜂の出入りもスムーズで問題ない。前回置いた「給水器」は全く使われてないようだ。蜂は水の匂いがわかるはずなので、ほかに使っている水場のほうが、良いのだろう。これもこのまま様子見する。
6/22 太陽光送風機製作
今日は、自宅から小一時間ほどの大那地と言うところに、サクランボを買いに行ってきた。偶然車を止めた所から、上に目をやると日本蜜蜂の重箱式巣箱が4段あって蜂が出入りしていた。後は山、前は高台にあるので障害物なし。周りを木に囲まれているので、暑くならない。理想的な環境で羨ましかった。うちの蜜蜂たちが毎日、扇風隊で可哀そうなので、送風機を作ることにした。AC電源だと漏電や火事が怖いので、DC電源、それも太陽光にした。これなら、日中の暑いときだけ送風し、夜に止まるので安心だ。早速製作開始。使うのは120角のDC12Vの静音ファンとDC6V仕様の太陽電池6W仕様。なぜ太陽電池も12V仕様を使わないかと言うと、太陽電池は公称6Vの場合、最大で9.4V出る。12V仕様だとファンの定格値を越え破損する可能性があるからだ。通常はパワーコンディショナー等を介して電圧を一定にしてから、バッテリーなどに供給するが、今回は発電したままの電圧でファンを駆動するので、注意が必要だ。試しに机の蛍光灯で発電させると、5.3V出た。太陽とは比べるも無く暗いが、6V近く出るのである。このファンはオーディオでも使っており6Vでも回るのを確認済だ。6Vで0.1Aも流れれば回る。自然空冷と強制空冷では、ケタが違うほど放熱性が改善されるので、ファンを全開で回す必要はないし、あくまで蜜蜂の手助け程度でいいのだ。ファンは箱を作って中に入れ、配線は何重にも熱収縮チューブで保護したので、水が入ることはないだろう。雨でどうなるかはやって見てからだ。まだファンは残りが2ケある。今日は曇りだが、とりあえず設置したらファンは回った。やれやれ。これでどうなるか、様子を見てみる。
ファンは故障時交換できるように天板は、ネジ止め。ファンガードは網目4mmで蜜蜂は通れない。巣門の正面だと高くできないので巣門に風が送れないことが判明。高さを上げて斜めから送風するよう改善する。巣門の正面に置くと、底板と間違えて着陸する蜂が結構いた。蜂はヨシズのほうから飛んできて左旋回で巣門に入るパターンがほとんどだ。なので右に置くのが理想だが、ケーブルが短くこのままでは無理だ。違う手を考えよう。
6/19 穴開き天板製作
蜂を見ていたら、扇風隊が多くなってきたので、来年のため4面穴開き天板を作ることにした。営巣中の巣箱の天板は、構造が複雑なのとスノコのかかりがイマイチ不安なので、いじれない。スノコをいじって巣落ちした人がいるので、可能なかぎりいじりたくない。材料は24X24の棒材、穴寸法3X3の植木鉢ネット、3X18のトラスネジである。直径10mmの穴を9ケボール盤で開けて、ネットをネジ止めした。これで天板の空間高さは24+24=48mmになった。これだけあれば、もしアカリンダニ対策をするときも楽になるだろう。4枚つくるのに2日かかった。これだけでも結構手間はかかるが、これを作っておけば、暑くなったら、テープを外せば風が入るし、スズメバチが来たら塞げばいいだけだ。金属網のほうがいいが、寸法が取れないと網自体がバラバラになるので、この場合は向かない。スズメバチが食いやぶりに来るかも、興味がある。
ついでに土台も4方向から風が入るように高さ30mmの木片で支持した。でも相当暑いようで、扇風隊が大量に出動しています。よしずを掛けたし、底板は穴開き、土台も4方向から風が入る。これでもまだ暑いらしく、やはり穴あき天板がいいのだろう。暑い空気は天板付近に溜まっているはずだ。1匹だけ底板の先っちょで、ガンバッているのがいました。巣門が渋滞なので、仕方なくここにいるのだろうか。ついでに打ち水をしてやった。夕方は雨が降る予報だが、現在、気温28℃で快晴!ほんとかな?
蜜蜂は、水分を吸って温度を下げるとあったので、試しに水を置いてみた。明日、減っていれば飲んでくれたことになる。サイホン式は、飲まないと自然にはほとんど減らない。減っていたら、またやってみよう。この給水器なら溺れないかの実験にもなる。
6/16 入居6週目
今日で入居6週目。2段目を先週追加したが、2段目の巣落ち防止棒まで、蜂は到達した。今の時点で
巣落ち防止棒まで到達していれば、夏場の巣落ちは防げると思う。 巣が大きくなって、女王蜂が健康ならば、蜂はどんどん増える。今の所は順調だ。巣の内部は少し結露しているように見えるが、穴あき底板で換気できているので問題ないだろう。天板に穴を開けて通風すると良いらしいが、光を嫌う蜜蜂がどの程度嫌がるのかが、わからないので実施していない。逃げられたら最悪だ。自分の予想では、今年は2段目がいっぱいになるくらいまでは成長するだろう。これから夏場は花がないし、秋は活動時間が短くなるからだ。
1週間分の集めていた巣クズを回収してみた。蟻が持っていく分をみても、思ったより落ちていなかった。黄色いのが不要な巣で、透明か白の薄片が体から出したロウだ。蟻が解体したのか、蜂の死体もあった。これは来年使う貴重な材料だ。大切に冷蔵庫で保管しておく。
6/13 観察窓製作
しばらく野ざらしにしていたので、そろそろ木の歪みが出た頃と思い、やり残していた巣箱の観察窓を作った。と言っても掃除して接着するだけ使うのは、ボンド G17。アクリル板と木材なので、これを選んだ。並べて貼り付けて完了。ついでに巣箱を本番と同じに積んでみた。
やってわかったのは、写真中央のように収穫パレットの上に丸胴式を重ねると、高くなり過ぎて力が入らないことである。そこで考えたのが入居時は収穫パレットを使って、もし入居したら、収穫パレットを外す方法である。これなら、収穫パレットを外しても巣門は土台のほうを使うので、高さは最初とあまり変わらないので蜂も驚かないと思う。蜂は前後左右には、敏感だが高さ方向は、ある程度許容してくれるのは、今年学んだことだ。これで東向きが2箱、南向きが2箱。垂直巣門と水平巣門も各2つずつ。これで好きな方向と好きな巣門がわかるはずだ。今年はたまたま東向きに入ったが、向きや巣門の形状、丸胴、重箱は、あまり重要でなく、待ち箱の寸法と古さが大切なんじゃないかと思う。ようは、入る時は入るし、入らない時は入らない。そんなもんのような気がする。巣箱だ、巣門だ、向きだとその人がやってうまく行ったことが「これならOK」から「これしかない」みたいになって広まっているだけのような気がする。自然に生きるものは、もっと単純だと思う。
巣箱の近くにアゲハ蝶が飛んできた。木の蜜を吸っていた。蜜蜂は、近くの花には興味がないようだ。
6/12 日よけ追加
夏場の暑さ対策で、日よけを追加した。0.8X1.8mで800円ほどのよしずを購入。右側はヒイラギがあるので、左側だけを対策した。これでお昼ごろから夕方までは直射日光を防げるはずだ。今は梅雨で太陽が出ないので、梅雨明けに効果の再確認を実施する。よしずのほうが、遮光ネットよりもかけるだけで簡単だし、自然のものだから最後は分解か燃やすこともできてエコである。これだけの変化でも、蜂は反応する。本当に巣箱の回りを良く覚えているようだ。雨あがりには、元気に飛んでいく。本当に働き者だ。自分の知ってる範囲で半径2キロ以内に巣箱があるのは、1軒だけだ。蜂同士が交わらない限りアカリンダニには感染しないはずなので、今年はショートニングパウダーだけにして、メントールはやらないことにする。まずは極力、自然の力に任せることにする。メントールは効かない、ギ酸がいい、でもギ酸は強すぎて毒だ、などの情報がありすぎて、どれも信用できない。アカリンダニが居なければ、何もする必要はないのだ。
6/10 ショートニングパウダー
調べたら栃木県でもアカリンダニが出ているようである。蜜蜂なので、役所もやっているきちんとした統計データを取っているわけではなさそうだ。よって自力で対応するしかない。アカリンダニには、薬はなく対処療法と予防しかないようだ。一般的にはメントールとショートニングパウダーらしい。メントールは揮発性を利用するので、高温の夏場、7~9月は使えないらしい。そこでショートニングパウダーを試してみる。ショートニングパウダーは「ショ-トニングの成分パ-ム油の匂いが、ダニの雌の移動を防止し繁殖を抑える。 蜂への感染率が10%以下となる。」そうだ。今回はアマゾンで買ったもので、680gで1680円。舐めても味はしない。マーガリンより緩い粘度だ。「巣門の回りに塗り、蜂の足にパーム油をつけさせる」とあるので、薄く底板に塗ってみたら、足に張り付くようで、壁に止まってさかんに足を絡ませている。また逆さまになると張り付いて、起き上がれない。これはいかん。底板は綺麗にふき取った。底板に塗ってはダメで、巣門の上の黒くなっている部分にだけ塗った。これなら嫌がらないで出入りするようになった。こんなんで効果があるのか、と思うが相手はダニだ。ほんの少しでも油があれば嫌がるのだろう。やはり文章だけだと、正しいやり方は、わからないものだ。初心者なので1つ1つ勉強するしかない。継箱をしても、問題なく出入りしている。順調だ。
去年は全く何も出なかったキンリョウヘンも新芽が出てきた。去年はマグアンプの小粒をやっていたが、今年は大きな固形肥料に変えたのが、良かったのかも知れない。花芽は新芽のそばに出るらしいので、来年は3鉢咲いて欲しい。
6/9 継箱追加
巣が土台にある巣落ち棒にかかりそうだったので、慌てて継箱を追加した。ところが良く考えると、土台部分に巣落ち棒があると、将来切り離せなくことが判明。急遽、巣落ち棒の撤去作業をやることになった。まず一番上の待ち箱だけを横に移動。すばやくノコギリで巣落ち棒を切断。土台にアダプタと継箱を載せ、待ち箱を戻して完了。あとはガタを見てOKなら、黒テープを貼って完了。この間、約5分。蜂は思ったほど怒らなく、まとわり付くこともなかった。おとなしい群れである。これで今年は採蜜する予定もないので、このまま冬を越せるだろう。左が作業前、右が作業後、土台の下には、巣クズ受けを入れた。来年使うためだ。作業後もいつもと変わらず出入りしているので、逃げ出すことはないだろう。蜂は、巣の位置を正確に覚えているので、巣門の位置と向きを大きく変えなければ、混乱しないようだ。巣門は正確には3センチ高くなっているが、問題ないようだ。やれやれ、初めての大仕事が終わって良かった。あとは、そっとしておこう。今日眺めていたら、花粉団子の色が白くなっていることに気づいた。川向こうのソバ畑に行っているのかもしれない。ほとんどが白い花粉を付けている。梅雨時は、花が少なくなるので、ソバは貴重な花粉だ。雨が続かないかぎり、こちらから手を出さず、自然の生きる力に任せようと思う。最初は決して大きな群れではなかったが、今は順調に成長している。底板は、元の塗装面を上に戻した。逆の場合、巣クズがネットの端のほうに落ちると、挟まって蜂が掃除できず、スムシが沸きやすくなると考えたからだ。蜂は逆さまになっても、自力で起き上がれるので、スムシ対策を優先することにした。スムシっ子カードを点検したら、問題はなかった。あとは夏場の暑さ対策だ。スズメバチトラップも交換した。大量にスズメバチが取れた。10~2週間で効力が落ちるようである。あと虫が液面に大量に浮かんでいると、落ちても溺れないので、たくさん取れたら迷わず捨てるのが、コツのようだ。
6/9 入居5週目 大成長!
今日で入居5週目だ。開けてびっくり、先週と全然違う。先週は2段目の巣落ち棒まで、まだ余裕があったが、今回は巣落ち棒に蜂が乗っているし、もうすぐ届きそうだ。スノコも完全に見えなくなったし、巣本体も見えないぐらい蜂が増えている。全体に成長した感じだ。健康な女王蜂と働き蜂がいる証拠だ。順調そうで、うれしくなる。そろそろ3段目を準備しなくてはならない。
6/7 観察
昨日は終日雨で今日は降ったりやんだりの天気だが、元気に飛び回っている。今日も時騒ぎが見られた。見ていると体が小さいので、まだ外勤に出ていないと思われる。ベテランの外勤部隊は、どこかで花畑を見つけたらしく、帰ってくる4割ほどが花粉団子を付けて戻ってくる。川向うでソバの花が満開だが、花粉の色が、オレンジ色なのでソバの花ではないらしい。花があるのはいいことだ。初心者は周りの花の量や、群れがどれくらい花粉を集められるかを把握せず、むやみに飼育箱を増やし、結局は花の奪い合いになり、最後は群れが消滅する失敗をするらしい。まずは蜂たちが健康でいられるだけの数にして、むやみに増やしたりしないようにすることだ。そうすれば長く付き合うことができる。群れの数や巣箱の数を競うのは、無意味だ。あくまで蜂の手助け役であることが大切だ。花粉団子を付けて着陸するのは、難しいらしく時々逆さまになってるものがいる。塗装面は、すべるからだ。そこで底板を反対向きにして、木の面を表にしてやったら、着地しやすくなったようだ。ベニア面は使いたくなかったが、蜂に負担を掛けないことが優先だ。腐ったら、替えてやればいい。9日で5週目だ。どれくらい大きくなったか、楽しみだ。
6/4 巣箱ほぼ完成
来年用の巣箱がほぼ完成した。現在、1群が営巣中なので、来年はあと3群分追加設置する。全部、丸胴式の土台の上に、観察フタ付き巣門台が載る構造になっている。土台と一番上の待ち箱だけ、外観を焼いた。これは少しでも古く見せるため。野ざらしにすると、灰色がかって来て、来年にはいい感じになります。一番右の下から3番目が、1年野ざらしにした箱である。このくらいの外観になったら、蜂が入ってくれた。新品は見向きもされません。巣落ち棒がある継ぎ箱は全部で8箱ある。一番下の4段まで巣が来たら、採蜜できるとすると、これで計算上は4群分まかなえるはずだ。仕掛けた巣箱全部に入ることはないと思うので、これで十分だろう。
今日も蜂は元気に飛んでいる。うれしい限りだ。オレンジ色の飛行板には、コンクリ型枠板を使っている。塗装面を使っているので着地の時、すべって使いにくそうだ。本当は自然板にしたいが、反って出し入れできなくなる。ベニアだと水分を吸って、表面が弱くなるのと、湿気が溜まり不衛生になる。なかなかいいものが見つからない。丸胴の土台を仮設置してみたが、蟻が入っていた。4隅のボルトにグリスを塗ったが、風でホコリが付着して効果が無くなったようだ。今度は、ボルトの中間でなく接地部にたっぷりと塗った。蟻は少しでもグリスがあると、よけて歩くので効果はあると思う。これでまた様子を見る。上の土台は、水平式巣門だが、これは垂直式巣門だ。どっちが入りやすいのか、1年に1回しか実験できないのは、なかなか大変なことだ。でも少しづついろんなことがわかってきて面白い。最初は、防虫フェイスガードや手袋なしで、蜂に近づくなんて考えられなかったが、今では、静に写真撮るぐらいでは、怒らないこともわかった。目の前で、じっと巣門を眺めていても、何もしない。危害を加えなければ、刺されないと思う。
6/2 入居4週目
今日で入居4週目。3週目と比べると急に大きくなったように見える。3週目は2段目巣箱の巣落ち棒との間に、距離があったが、今回は結構、近い位置に蜂球が見える。また前回は黄色い巣が見えたが、今回は見えない。蜂の数が増えたように思う。20日程度で成虫になると言われるので、5/5入居だから28日たっており計算上は、おかしくない。前回の3週目の写真で右の板に黒く丸い節が見えるが、今回は節の位置まで蜂が来ている。5センチぐらい成長した感じだ。順調に育っているようで何よりだ。現在、4つめの巣箱を製作中。来年は、巣箱4つ体制で臨む。6月にも分蜂すると言われているが、うちには探索蜂は来ていないようだ。それよりスズメバチがたくさん飛んでいる。トラップは5/24に仕掛けたが、もう底いっぱいに取れた。そろそろ効果がなくなってきたのか、近くに来るがトラップの中に入らないようだ。来週には交換だ。
6/1 時騒ぎ
今日、12時半ごろ、大量の蜂が、巣箱の回りを飛んでいた。やばい!分蜂か?と思ったが、これが練習飛行の時騒ぎらしい。時騒ぎは、新しく外勤に昇格した働き蜂が、蜜を探しに行く前に巣箱の位置を覚えるため、飛ぶ行動である。初めて見るとなんでもびっくりするもんだ。30分ほどでまたひっそりした。写真は完成した来年用巣箱。なかなかいい感じだ!明日は、1ケ月点検日。巣がどうなっているか、楽しみだ。
5/28 トリカルネット仕様の底板に交換
暑さ対策のため、底板を交換した。新しく作り直してトリカルネットを貼り、全長を長くして着陸しやすいようにした。トリカルネットにしたのは、蜂が通り抜けるが、スズメバチが入れない大きさにしたかったためだ。今までの5メッシュの金網だと実測で4.5mmの大きさしかなく、蜂は通り抜けようとはしなかった。トリカルネット N-481は公称6mm穴と記載されていたが、ノギス実測値で6×6.5mmの長方形の穴があいている。これなら通り抜けられるだろう。スズメバチにも簡単には破られない強度がある。一番いいのは劣化しにくい、錆ない、安価なことだ。エースショップで300mm角 3枚入りで¥1150だった。早速交換すると、蜂は今までと違うのがわかるようで、巣門の所でうろうろしたり、空中を飛んで観察してる。蜂は全長が伸びたことが、間違いなくわかっているようだ。すごく詳細に巣箱の形全体を覚えているようだ。確かにこれなら、ヘタに水平方向に移動したら、迷って巣に戻れないと思う。とても賢い生き物だ。左が旧型の網を外した状態。右が新型のトリカルネット仕様。全長は5センチ伸ばした。
左が旧型。右が新型。たった5センチ伸びただけで、箱の回りを一周したり、近くの枝に止まったりして観察している。ちゃんとわかっているのは、凄いことだ。繊細な生き物なので、大きな環境変化は、厳禁だ。伸ばしたおかげで、着陸はうまく行っているようだ。良かった!今日は25℃で湿度が30%ぐらいなので、過ごしやすいが、明日は30℃を越えるらしい。扇風隊が出たら、巣箱を高くして、底板の下を風が抜けるようにしてやろう。それでもダメなら、遮光ネットを張るしかない。巣落ちは厳禁だ。高くするとトレーを置けるので、巣クズが取れる。来年のためにも、巣クズは集めておきたい。
5/26 入居3週目
今日で入居3週目。先週より一回り大きくなった気がする。前回、両端の巣は見えなかったが、今回は大きくなっているのが、わかる。早く2世代目が生まれ、群れが大きくなって欲しい。これから毎週写真を撮ることにする。巣の中は綺麗で健全な状態なので、掃除はしない。フタを開けて写真を撮っても、怒られなかったし、防虫シールドなしでも顔にまとわりつくこともなくおとなしかった。この1段目の巣箱がいっぱいになって下まで伸びないと、採蜜できないと思うと途方もない作業だと思う。ありがたいものだ。巣落ち防止棒があるのは、2段目なのでまだ程遠い。そう考えると、このサイズの群れで今年の採蜜は無理だとわかってくる。1段目の巣箱は内寸が24X24X20cmと標準の22X22X15cmより1.6倍もあるので、小さな群れで巣箱いっぱいに巣を作るのは大変だ。巣落ちしないよう早く壁まで、巣を延長して欲しいものだ。次週が楽しみだ。
5/25 巣箱の設置変更
来年用の巣箱の設置を変更した。以前は巣箱の下に樫木を置いていたが、これだとラッシングベルトが通せない。万が一台風の時に倒れるのは嫌なので変更することにした。収穫用のカゴを置きその下にコンクリブロックを置いた。これでベルトが通せる。水準器を使って水平も出した。蜂には関係ないが、物を安定して固定するには、重心と水平、垂直は大事だ。これで来年まで放置すれば自然に地面が重さで沈み安定する。収穫用のカゴは風も通るので、夏場の暑さ対策にもなる。樫木より4センチ程度低くなり、巣箱の追加作業も楽になる。ここまでやれば準備は万端だ。この場所は横に生垣があるので、遮光シートも貼りやすい。
5/24 スズメバチ採れた!
巣箱の台座と待ち受け箱をバーナーで焼いた。真っ黒にはしない。このまま野ざらしにすると来年には年季が入ったいい感じになる。先日仕掛けたスズメバチトラップは、効果抜群である。オオスズメバチ、キイロスズメバチなどじゃんじゃん取れる。木の葉っぱに隠れる所より外から良く見える所のほうが、匂いが拡散するのか、良く取れてます。今日は、巣箱のすぐ横30センチぐらいにオオスズメバチが現れ、焦りましたが、襲う気配はなくいなくなりました。危ないので巣箱の近くにもトラップを置きました。ハチのほかにハエやアリ、何かの幼虫なども取れるので、なかなか高性能です。自分はカルピスウォーター1,酢0.2、酒0.1の配合にしました。最初はトラップの内部が乾いていて、足が引っかかって這い上がろうとしてましたが、時間が経つと内部が湿ってきて滑るようになったらしく、這い上がれなくなってました。なので一度落ちると確実に逃げられなくなります。自分の家の横に小さな川が流れている。川の中に入って土手の草取りをしていて気が付いたが、何度もハチの羽音を聞いた。日本蜜蜂かは確認できなかったが、川沿いに飛ぶのがわかった。巣箱設置のヒントになりそうだ。
5/23 来年の巣箱設置場所
来年の巣箱設置を検討した。左側は、今年と同じだが植木側に寄せた。理由は、西日が当たらないようにするためだ。30mmの板厚でも暑さにはあまり効果がなさそうなので、少しでも暑くない所にした。この下に川も流れているので、涼しいはずだ。巣箱は今から雨ざらしにしている。今年の失敗は同じ雨ざらしの巣箱で、ハイブリッドには入らなかったことだ。最初の分蜂群のほうが群れが大きかったと思われるので、惜しいことをした。原因は、丸胴部の匂い抜きが不十分だったことだと思っている。じっくり風雨にさらして準備する。右側は、新しい場所だ。右奥が今蜂が入っている巣箱で、約3mほど離れた木の下に設置する。こちらも西日対策だ。どちらも木のそばなので、遮光シートを使う場合、取りつけやすいのも良い。今年は蜜を取らないので、来年今入っている群れが分蜂しどちらかの巣箱に入ってくれるのと、新しい群れを捕まえられたらいいな、と思う。成功させるには、キンリョウヘンを咲かせることが、最重要事項だ。自分は、ルアーはあまり信用していない。キンリョウヘンと蜜蝋で十分だと思う。それと巣箱の入居率を上げるため、黒く塗る、焼くがあるが、巣箱を全部黒くしてしまうのは、夏場の巣落ちの原因になり間違いのようだ。待ち受け箱と巣門箱を自分は黒く焼くことする。墨汁で塗る手もあるが焼いたほうが木が長持ちするし自然だと思う。自分の待ち受け箱は、育成用巣箱の巣落ち防止棒を取ったものである。入居の判断の時は、邪魔な棒は無い方が良いと考えるからだ。また一番上から巣を作っていって、巣が十分に横に広がらないなら、その群れは力がないから、蜜もたくさん取れず採蜜も出来ないだろう。力のある群れなら、箱いっぱいに巣をつくるはずで、接触面積が大きければ巣落ちもしないはず。だから一番上の待ち受け箱には、棒を設けないのだ。今、入居している巣箱にも一番上には棒がない。年1回しか機会がないので実績も重要だ。
5/20 スムシっ子カード設置
スムシっ子カードを設置した。そもそもスムシなるものが、どのくらいヤバいものかも知らないが、置いておくだけでいいならやってみようと思った。引き出し板に巣クズがたくさん載っているので、活動は盛んなようだ。巣箱の中を覗いたら黄色い巣が少し見えた。今年は群れが小さいので採蜜しないことにした。来年は、もっと大きな群れを捕獲したい。そのための巣箱は準備できたが、どこに置くかを決めてなかった。自分の家の敷地内を調べてみた。イワナ釣りも最初の頃は、魚がどこにいるかわからず釣れなかった。やって行くと釣れる場所がわかってきたのと、川の流れ、特に水中の流れが読めるようになってからは、魚がいれば確実に釣れるようになった。蜜蜂もいっしょで、どういう場所が好きかがわかってきた。たぶん巣門の向きはあまり重要でない。問題なのは、安全かどうかだ。安全の定義は、やはり森の中のようにある程度、草木に囲まれていて、スズメバチに発見されにくい場所が良い。次が風の通りの良い所だ。昆虫は、草木があっても障害とは思わず、不思議と通る道がある。これは川の流れと同じだ。良い流れの場所には、魚もいつく。あとは西日だろう。草木に囲まれていれば日陰ができるので、夏のしのぎやすいはずだ。今までは、自分の世話のしやすさを優先していたのが、間違いだった。こういう観点で見ていくと、敷地内にも木の下や、草木がある場所があることがわかってきた。来年の候補地に土台を置いて、地面を固めて安定性を向上させようと思う。
5/19 日本蜜蜂 扇風機をやっている
今日は気温27℃ 湿度26%。風あり。暑いがジメジメしないので過ごしやすい。しばらく見なかったが、また巣門の前で2匹が扇風機になっている。前回気温20℃で扇風機をやっていたが、穴開き底板でも27℃までしか、もたないらしい。次の手は、巣箱全体を持ち上げて、穴開き底板の下の通風を良くすることである。もう少し数が増えたらやってみよう。西日は当たらないが、15時でも暑いのだろう。蜂さんは、大変だわ。
5/19 キンリョウヘン遮光シート張り
キンリョウヘンの遮光シートが1年使ってボロになったので張り替えた。中央の黒い部分が農業用遮光シート50% 1.8×2mで1600円程度。黒くて細かい目が開いているタイプ。なかなかしっかりしている。白いのがアマゾンで買って去年から使っているもので、ダイオクールホワイト 2X2m 45%で1433円。このタイプは、スダレ見たいな構造で、ヒダヒダが傷んでくると、大きな穴になり光の通過が大きくなるのでおススメしない。ただスキマが開いているので、縛るのには便利だ。蜜蜂との勝負は、まずはキンリョウヘンに咲いてもらわないと話にならない。来年は、咲かせるぞ!
5/19 日本蜜蜂 巣箱完成
左が1号機、右が2号機。どちらもサワラの丸胴。1号機は今年切ったもの。2号機は去年切って、今年内見会で却下されたもの。両者とも今年の反省点を入れた。1号機は内部を焼いて、巣門を縦型にし切り口から10cm下に付け巣門から巣箱までの距離を短くした。2号機は中に入ってくれたが、丸胴内部の乾燥が十分でないのか、嫌われたと思うので焼いた。また巣門が下にあり巣箱までの距離が遠いので、1号機と同じ位置に新たに縦型巣門を3つ付けた。2号機は丸胴の下部に引き出し板があり、掃除もできる。1号機は自然落下式だ。どちらがいいかわからないので、2種類作った。巣箱の巣門と丸胴の間のスキマは、ふさぎ板が右側に引き出せるようになっているので、入居したらこの板を取り、巣箱用の板を入れると、そのまま巣箱を移動することなく、重箱式として使用ができる。この仕掛けを考え付くのには、結構時間がかかった。できてみると簡単な構造だが、シンプルだからこそ使い勝手が良いのである。巣門の回りだけ焼いたのは、遠くから見て木のウロが暗く見えるもの模したもの。両者ともこの状態で、来年春先まで乾燥させる。来年も入ってくれますように。蜂は中古物件を好むので、中途半端に綺麗なものはダメだ。入居する、しないは巣箱の匂いで判断されると思っている。
5/18 巣箱の中を初観察
5/5に入居して今日で13日目。中の様子を見てみた。こじんまりした群れだった。今、15時なので盛んに働き蜂は飛んで行っているが、その分を足しても、小さな群れだ。ただ元気に育っているのは良いことだ。この群れの大きさだと、たぶん今年の取蜜は無理だろう。高望みしてはいけない。来てくれただけでも感謝せねば。巣箱の外部にアリがたくさんいた。巣の中には入っていないようだ。アリ対策台座は、作ってあるので、どうするか迷う所だ。アリの巣があったので、試しにグリスを壁につけて見たら、見事にアリは迂回した。ベットリでなく、こすった程度でもグリスを嫌い迂回する。グリスの効果は、実感できた。これは使える。自分は初心者なので、いろいろいじり過ぎて失敗するパターンが多い。アリは次回の6/2の1ケ月点検で、巣箱の中にいなければこのままとする。まだスノコも見えるし、巣も見えない。順調に育って欲しいものだ。スムシっこカードが届いたので、明日、仕掛けてみる。大事な巣をやられたら、元も子もない。
板を取ると口が開き、給水器がセットできる。問題は、分蜂時に右のスキマを埋めないと、使えない。これをどう埋めるか検討中。いろんな制約の中で、答えを探すのはなかなか難しいものだ。
土台部分は、完成した。左が通常の巣門状態。カギで開閉できる。フタに1枚板がはさんであって、これで給水器用の口を塞いでいる。
5/17 日本蜜蜂 巣箱の製作5
左が完成形。中央が輪ッかを固定した所。右が支柱を固定した所。3段目の輪っかと支柱を固定しているため、結構丈夫にできる。
夏用の引き出し板を入れたところ。網目は4.5mmなので、蜂は、ほとんど出入りしていない。本当は5mmにしたかった。
いよいよ巣箱の下に置く土台の製作に取り掛かった。今回一番難しい部分だ。いろんな機能を1つの箱で実現するため、いろいろ考えた。まず、分蜂時は下の丸胴式と連結できること。入居したら、巣箱を移動せずそのまま重箱式として使用できること。ここが結構難しい。さらに開閉できる保守扉を持ち、さらに必要に応じて給水器を外から取り付けられること。ここまでやる人はなかなかいないと思う。自分は、入居したら極力、巣箱を移動させず自然のままにしてあげたいと思っているので、このような計画にした。左が引き出し部で、ここに穴開きと穴なしの引き出し板が入る。中央がアップしたもの。右は、この上の重箱と板厚が違い段差ができるので、段差解消の桟を付けた。やりすぎか?土台は、200mm近くの高さが欲しかったので、幅205,厚さ30のカフェ材を加工して製作した。
5/15 スズメバチトラップ
日本蜜蜂のために、スズメバチトラップを作った。溶液はカルピスウォーター500CCに、酢を100CCを加えたもの。これを穴を開けたペットボトルに入れ、1.7mぐらいの高さに吊るした。穴は2センチでH型に開けた。午前中に仕掛けて、6時間後にはもう1匹入った。素晴らしい威力だ。キンリョウヘンの何倍も効果がある。ススメバチは、最初は元気でボトルの中を飛んでいるが、段々と力尽きるようだ。穴は1つしか開けてないが、逃げられるリスクが高くなるので、このままにする。貪欲なヤツらは、穴が1つでも必ず入る。このまま様子見する。日本蜜蜂もこれくらい簡単に取れれば楽なんだが。観察していると、このボトルのように断面が四角で段々があると、足がかかって登ってきてしまう。断面が円で、段々がないタイプなら、登れないだろう。15分~20分ぐらいは、飛んでいたのでさすがはスズメバチ、丈夫でシブトい。穴も2センチより狭くても大丈夫そうだ。
5/13 日本蜜蜂 巣箱の製作4
今日は土台を作った。これは何の役目をするかと言うと、巣箱を水平に保つことと、アリが登って来ないかを観察するものである。4すみにM8X100の6角ボルトを固定し、ナットで高さ調節ができるようになっている。きちんと調整すると、ガタが無くなるので、安定感が抜群に良くなる。ボルトの途中に300円で買ったリチウムグリスを塗った。こうするとアリが登って来ないそうなので、試してみることにした。この巣箱は2群目を狙って置いてあるが、ルアーには全く反応なしで、あと1週間でルアーの使用期限を迎えるので、そうしたら巣箱の改造を実施する。今度の構想は、分蜂時には、丸胴式で蜂を集め、入居したら重箱式で使えるようにする巣門付き台座である。この写真のままだと、掃除用のフタや巣門が重箱にないので、世話をするのが大変なので、分蜂と育成の両方が使えるようなものが必要と考えた。巣門には、新しいアイディアもある。少しづつ作って逝こう。
5/12 日本蜜蜂 巣箱の製作3
昨日の続きで、巣落ち防止棒を入れた。材料は直径3mmの棒、ドリルで3mmの穴を開けるとピッタリだ。針金を使う人もいるが、自分は自然の材料を使いたい。次に天井につけるスノコを作った。幅30mm 厚さ6mmの板を使用した。3枚合わせなので、スノコの上には12mmのスキマが開く。将来メントールを入れる時に役に立つだろう。最後の取っ手を付けて完成。これはカフェ材を使うと良い。カフェ材は幅205mm 厚さ30mm 長さ1820mmで1890円と格安で手に入る。これを長さ80mm 高さ30mmにカットする。V字の溝が掘ってあるので、ここに指がかかりとても持ちやすい。これで完成したので、来年まで野ざらしにする。外側を焼く人もいるが、余計な手間はかけない。自然に木を匂いが抜けて、汚れて古い感じにするほうが、蜂が好むはずだ。
5/11 日本蜜蜂 観察窓の製作2
今日は、昨日の残りと観察窓を塞ぐ板を作った。明日は、巣落ち防止棒と天井用のスノコを作る。その前に今蜂が住んでいる重箱のアリ対策土台を作るかも知れない。窓の材質だが、アクリルが良い。ポリカーボネートと言う手もあるが、ポリカは紫外線で黄変するので、良くない。車のヘッドライトカバーが黄色になってるのが、黄変です。では何故、車はポリカを使うのかというと、耐衝撃性、耐擦過性に強いからです。蜂の場合は、キズが付くことはまずないので、黄色くならないアクリルのほうが良いです。アクリルは90X40X3mmのサイズです。少々小さいですが、これ以上のサイズで加工済みのものは高価になります。自分は20枚入りを買いました。穴は80X30で開け、90X40を深さ18mmまで開けて段差を作ります。外側の塞ぎ板の寸法は、110X60X13mmです。もう1枚ハメ合い用に90X40の板を作り、ピッタリはまるように少々リューターで寸法調整し、最後はガムテープで調整します。蜜蜂がいる重箱にも観察窓はありますが、まだ一度も使ってません。蜂は朝から晩まで元気に花粉だんごを運んでいる。中はどんな感じか見たいが、ここは我慢する。まだ蜂が来てから一週間も経ってないから、そっとしておこう。
5/10 日本蜜蜂 溺れない給水器の製作
前回の給水器の失敗で、どうすれば溺れないかをずっと考えていた。市販のものでも溺れるようなので、絶対におぼれない方法を思い付いた。使うのは小鳥用の給餌器。このまま使ってもいいが、水が出る部分は深さ5mm以上あるので、溺れる可能性がある。もう絶対に一匹も失いたくないので、完璧でなくてはならない。そこでスポンジを入れることを思い付いた。これなら溺れようがない。ただしスポンジの高さは、水面と同じでなくてはならない。試しにフチいっぱいまで上げるとスポンジが水を吸いだして、こぼれてしまう。一度に大量の蜂が給水することはできないが、安全に給水できるほうを優先する。今は盛んに花粉だんごを付けて戻ってくるので、梅雨入りから梅雨明けの時期に、砂糖水を給水してやるつもりだ。
5/10 日本蜜蜂 観察窓の製作
今日は、来年用巣箱の観察窓の製作をした。アクリル板より5mm小さく木枠にジグソーで四角の穴を開け、この後、アクリル板厚3+スキマ2+塞ぎ板厚13=18mmの段差をリューターで掘っていく。手間がかかるが、外から全く見えないのは不安だ。巣箱の下からも覗けるが、なるべくそっとしてあげたい。38mmの板厚は、しっかり感があって良いが、30mmと比べると重い。やはり30mmがベストだ。厚い分、匂いも抜けないと思うので、9ケ月近く野ざらしにする。今日は朝から天気が良く、常時5~10匹ほどが巣箱の回りを飛んでいる。眺めているだけで、飽きないものだ。たしかに癒し効果があるのも、うなずける。
5/9 キンリョウヘン株分け
キンリョウヘンが枯れたので、株分けをした。蜂が付いてからあっという間に枯れた。蜂に生気を吸い取られたんだな。花はパリパリになっている。鉢から出そうとすると全く動かない。鉢の中にびっしりと根が張っていた。良い花を咲かせるには、根が大切だ。これを4つに株分けした。来年の春には、咲かないので再来年の春用だ。こういうこともやってみないと分からないものだ。 今日は気温10℃で朝から雨が降っている。蜂は飛んでないだろうと思ったら、朝からちゃんと花粉を運んでいた。雨の日は活動しないと思っていたが、間違いだった。働き者だ。
雨の中、来年用の巣箱作りを開始した。1820X140X38の材料を262mmにカットして、接着する。今日はここまで。市販の材料は140mm前後にカットされているので、同じ板材から組まないと段差が出るが、少々の段差は気にしないことにした。錘を載せればガタは無くなるし、スキマが有ってもどうせテープで光漏れ対策をするから、まず問題ない。固まったらネジを打つ。
5/8 日本蜜蜂 厚さ対策板の製作
通風底板を取り付けた所。ベロの部分がちょっと短くなったのは、端材を使ったせい。毎日、元気な姿を見るのは楽しみだ。脱走しませんように!午後になったら慣れたようで、まっすぐ巣箱の中に入っていった。時々、足に花粉玉を付けた蜂が入っていくのを見たので、もう砂糖水は不要だろう。自分達の力で生きて行って欲しい。新しい板になったら、扇風機蜂もいなくなった。良かった良かった。夏に気温が上がったら、巣箱と樫の木の間にコンクリブロックを入れることで、さらに風通しが良くなるようにしよう。明日は活躍してくれたキンリョウヘンの株分けをやってみる。
気温20℃で、もう蜂が巣門の所で、扇風機をやっているので、これじゃ夏を越えられないと思い、厚さ対策板を製作した。コンクリの型枠用材 厚さ12mmを使った。中央に穴を開けてそこに4mm目の金網を取り付けた。本当は5mmにして蜂が出入りできたほうがさらに良い。これで風通しが良くなるだろう。オレンジ色のほうを上にしたら最初は、戸惑っていたがすぐ慣れるだろう。昨日置いた砂糖水は一滴残らず無くなっていた。一番良かったのは、今度は一匹も溺れてなかったことである。あまり構いすぎると自分達で生きる力が無くなるので、もう砂糖水はやらないことにする。穴開きだと、巣クズが下に落ちるのも、衛生的で良い。ただ下に樫の木を置いたので、アリが登ってくるようだ。慣れたころプラケースに換えようと思う。
5/7 日本蜜蜂 大失敗!
砂糖水のあげ方が悪く何百匹も死なせてしまった。「割りばしを浮かせると良い」とあったので、そのとおりにしたつもりが、この程度の割りばしでは役にたたずに溺れてしまった。びっしり敷き詰めるようにするのが正しいようだ。これだけの個体を復活させるのは、大変なことだ。初心者は、構いすぎるのが良くないのと、人の助言がすべて当てはまるとは限らない。初心者は初心者運転を心がけるのが、良いみたいだ。ただ砂糖水を欲しているのはわかったので、小鳥用の給水器を入れてあげた。これなら開口部が小さいので、溺れることもないだろう。情報は鵜呑みにせず、自分でやって判断することにする。命をあずかるのは、難しいものだとつくづく思った。
来年に向けて新しい巣箱の設計を開始した。今回のテーマはいかに製作工程を減らし、精度良く作るかである。カフェ材は安いが結局は、加工する工程が多く平面、直角が出なかった。そこで再度、材料選びから始める。内容積7260CCを目標に、材料を選定する。ホームセンターで1820X140X38mm ¥2508の材料があった。これで外形300mmの箱を作ると、300-38-38=224mmが1辺の長さになる。224X224X140=7025CCとなり、目標より3.3%少ないだけだ。これなら300-38=262mmにカットするだけで巣箱が作れる。これに決定しよう。
5/6 日本蜜蜂 奨励給餌
先輩に聞いたら、「分蜂時は、巣箱内に蜂蜜がないので、腹をすかしている。砂糖水をやったほうが定着率が増す」と教えられた。早速、水1:砂糖1.5で砂糖水を作った。バットを入れ中におぼれ防止の割りばしを入れた。防護服を着たが、蜂はおとなしく作業扉を開けても、普通に飛んでいた。蜂の腹の縞々がはっきり見えるので、痩せてはいないようだ。明日、砂糖水が無くなっていたら、補給してやろう。キンリョウヘンは、明日どけることにする。自然に近いほうがいいだろうと土台に樫の木を使ったが、どけたらでっかいムカデが出てきた。やはり土台は、ビールケースのような設置面積が小さいもののほうが良いみたいだ。これからは土台も考えなくてはだめそうだ。来年に向けて、新しい巣箱も作り出した。
5/5 日本蜜蜂 二乗の法則 大成功!
今日は5月5日 子供の日 朝8時ごろ1匹 10時頃10匹だったので、今日もダメかと思って、午後1時に見てみると、キンリョウヘンが倒れていた!何で?よ~く見ると赤い花が見えない。蜜蜂の大群が花に群がったので、倒れてしまったのだ。100匹どころの話ではない。大群だ!二乗の法則、大成功だ!これは分蜂か?それから3時まで巣箱に出入りし、キンリョウヘンも姿が見えるようになった。どこかに飛んで行った気配はないので、巣箱に入っているはずだ。しかし自然は凄いもんだ。久しぶりに興奮、感動した。今晩、そーッと近づいてガサガサ音がすれば、捕獲成功だ。隣の丸胴式は気に入らなかったようである。問題は、このカフェ材の巣箱をどうするかだ。とりあえず、アダプターを作って箱を追加できるようにしたが、現物合わせできないので、うまくはまる保証はない。結局、2年目の木材でも問題ないし、巣門をあぶっても問題ないし、内部にもらった蜜蝋を塗ったのが良かったのか、良くはわからない。言えるのは、丸胴式でなく重箱式でも、問題なく入ると言うことである。これでハイブリッド式にしたら、もっと入るかどうかは、来年にならないとわからない。4/22に来た蜂が気に入らなかったとすれば、巣箱自体は同じ設計のものだから、丸胴部の内部が乾燥してなかったことと、巣門から巣箱までの距離が遠いことの2つだ。大きいには、木の匂いだと思う。巣箱は、内側も外側も焼いてないし、焼いたのは巣門だけだ。外側は墨も塗ってない。2ケ月雨ざらし後、乾燥させただけだ。ルアーも効果はあるのだろうが、ルアーには群がらない。やはりキンリョウヘンの威力は絶大だ。あきらめてキンリョウヘンのカバーを外したのが良かったのかも知れない。3日たって花粉を運び込んだら定住と言うことらしい。まずはキンリョウヘンを立ててあげて、水をあげて5/9になったらキンリョウヘンとルアーを外そう。本当は今日、巣箱を改造して、明日、入って欲しかったが、そんなにうまくは行かないもんである。来てくれただけでも嬉しいものだ。
5/4 日本蜜蜂 始動2
今日は朝から良い天気で、蜂がキンリョウヘンの回りを3~4匹飛んでいた。良く観察すると、重箱の回りをぐるぐる回って、巣門を見つけて中に入っていった。蜜を集める働き蜂の行動でなく、探索蜂に違いない。まだ分蜂中なんだろうか?今まで一度も入るのを見たことない、丸胴巣箱にも入っていって1分以上出てこなかった。明らかに「内見」だ。これらの巣箱は、このままにしておこう。どちらも5/2に巣門をバーナーであぶったが、蜂は、焦げた匂いは気にしないようである。これでまた1つ知識が増えた。やはり生木の匂いが嫌いな気がする。新しくもらった丸太に巣門を開けようとしたら、木が厚く手持ちの5mmショートビットでは、貫通できなかった。さっそくアマゾンでミドルサイズを注文した。ホームセンターを2軒回ったが売ってなかった。ネットなら、何でも手に入るので田舎者でも困らなくなった。これで縦型巣門を3本切ることにする。横型だと、横幅分しか出入りできないが、縦型なら穴の両側から出入りできるので、短い穴でもたくさんの蜂が出入りでき効率が良いので、縦型を採用することにした。蜂は滑走路を必要としないし、どんな体勢でも穴に入ることができるので、縦型が良いと思うようになった。今度のハイブリッド式は、そのまま使うことも、重箱式としても使える両用タイプに設計する。何かあったとき、移動や分解ができたほうがいいからだ。まだ蜜蜂を飼ったことがないので、わからないことがたくさんある。午後4時に見たら、6匹ほどの蜂が、重箱に出入りしていた。いつもこのくらいまでにはなるが、ここから増えないのが、悩みの種だ。こんな写真でも300mmF4Lの白レンズはキレの良さを発揮してくれます。フィルターも無しの素のレンズだけでの撮影です。6時になっても10匹ほどが飛んでいた。自分が勝手に名付けた「二乗の法則」によれば、1日目1匹、2日目10匹、3日目に10の二乗で100匹来なければ、巣箱には入らない。明日、100匹来なければ分蜂しないと見る。もし来たら、大急ぎで巣箱を替えなくてはならない。この巣箱はカフェ材をそのまま使ったので、巣門部と上の重箱が「V字」にかみ合わさっており、巣箱を切り離す時、スクレーパーが使えない欠点がある。同じことは天板にも言え、このままでは蜂が入っても採蜜できないのだ。もし来たら夜中に大改造するしかない。さて、どうなるか楽しみだ!
5/3 日本蜜蜂 始動1
考えてばかりでは前に進まないので、早速行動を開始した。まずは箱の寸法の見直しから。理想の内寸を22X22X15cm=7260ccとすると、現状は24X24X20.5=11808CC。容積比=11808/7260=1.6倍もあり、これだとなかなか箱の中に蜜が埋まらず、いつになっても収穫できないらしい。そこで内容積を変更する方法を考えた。内部に詰め物をすれば外形を変 えずに変更できるが、1/3も塞がなくてはならず厄介だ。作り直すのは手間なので、内寸24cmを換えずに高さを変えることにした。7260/24X24=12.6cmなので13cmの高さまで削ることにした。20.5を13にまで削るのは大変なので、まず電動ドライバーで穴を開け、ジグソーでカット。切れない部分は、ノコギリで切って最後に電動カンナで平にすると、そこそこうまく行った。スキマはあとでカンナをかけて修正すればいい。これでまず箱の寸法見直しは完了。つぎに丸胴の巣門から、上に登って行ってくれない対策として、内部をノミでくり抜いたが、生木のまま使ったので、新しいのと木の匂いで嫌われたのだと推測し、バーナーであぶって内部を焼いた。この後野ざらしにする。巣門の位置が下にあり、巣箱までが遠い点については、丸胴の上部から10cmの所に、幅5mmの縦巣門を3本切った。縦巣門はやったことがないので、ここはチャレンジだ。ここもバーナーでしっかりあぶった。今日の作業はここまで。明日は天板を再製作する。今日も重箱式のまわりに2~3匹飛んでいたが、あきらかに飛び方が違う。以前は巣の入り口を探して、出入りしていたが、今はキンリョウヘンに群がって花粉を取りに来ているだけのようだ。探索蜂なら少々近寄っても逃げないが、こいつらは、姿を見せると逃げて行ってしまう。探索蜂ではないようだ。
5/1 日本蜜蜂 今年の反省
今年も入らなかった。わかったことは、間違いなく近くに住処があること。キンリョウヘンが咲けば蜂が来ること。去年は新品の巣枠式で寄ってきたがダメ。 今年は2ケ月野ざらしにしたハイブリッド式でダメ。ただし丸胴部はチェーンソーのオイル取りは実施していない。巣箱部は、光は入ってない。全体に蜜蝋も塗った。まだ木の乾燥、匂い取りが十分でないのかも知れない。今年の蜂が来た時の感じとしては、ハイブリッド式は、確かに丸胴の中には、入ったようだが、その上の重箱のほうまで行ったような気配がなく、頭を突っ込んでちょっとだけ見て出てきたように見えた。と言うことは、匂い取りが不十分だったことが考えられる。丸胴に付けた巣門が下すぎて、巣箱まで遠すぎたのかも知れない。「巣箱が新しいからまだ入らんぞ。忘れかけた頃にしか入らん」と言うのもうなづける。「キンリョウヘンとルアーをできるだけ集中させ、またそれを取り囲むように待ち箱を置く」と言うのもあり、今回は置き方が悪くハイブリッド式しか見てもらえなかったのもあるし、複数のキンリョウヘンを置くものありらしい。重箱のサイズを内寸22cm 高さ15cmにして野ざらし+墨汁20倍薄め塗布、丸胴は下穴を埋め、上から10cmの所に丸穴2.5cmとしてチェーンソーの匂いを取るため、ノミで内部研削などをやって見ようと思う。石の上にも3年である。他の写真を見ても自分の巣箱の外観は綺麗するぎる。蜂がどの程度外観を気にするのかは、わからないが、あぶったり墨を塗るのは、少しでも古く見えるようにするためだろう。ならばバーナーであぶって経年劣化に強くしておいてから、1年近く野ざらしにするのが良いのだろう。巣門のまわりをあぶって黒くし、自然木の「うろ」のように見えるようにするものやって見よう。今回やって効果がないのがわかったのは「やり過ぎ」である。丸穴巣門では、着陸しにくいだろうと棒を出したが、全く止まらずストレートの穴に入って行った。余計なものは要らないのである。水平巣門の離陸板も同じで、そんな所には着陸せず一直線に離着陸する。うろうろしてたら、敵にやられる機会が増えるだけだ。余計なものは取り去ろう。極力自然に近い状態が一番いいに違いない。手間の掛け過ぎが不自然さにつながり、蜜蜂が入ってくれない最大の要因に思う。方角や日当たりは、その次だと思う。自然は必要最低限のものしか用意してはくれないのだ。
4/30 日本蜜蜂が来た!敗北宣言
前夜の大雨から、一転して快晴無風だが、蜂は来ない。どうやら4/22からの1週間で分蜂時期は終わったようです。もう望みがないので敗北宣言します。2年連続でどこが悪いのかが、わからない。これからのことは、あとで考えることにします。3回目のワクチン接種で、微熱と悪寒があり、絶不調。
4/28 日本蜜蜂が来た!その7
もう敗戦が濃厚なので、最後の手段に移行。ハイブリッド式は気にいってもらえなかったので、こちらにはルアーを設置。まだ見てもらってない重箱式にキンリョウヘンを設置。今日は曇りで気温18℃。12時に見に行ったら、ハイブリッド式に1匹いた。どうやら花に寄ってくるのでなく、ピンポイントでその場に来てるような気がする。キンリョウヘンはまだ満開だ。去年と同じなら5月になると、蜂が全く来なくなる。そうなると敗戦が決定する。
4/27 日本蜜蜂が来た! その6
今日は、前日の雨の影響で気温があがらず、曇り。キンリョウヘンのほうに午後1匹来ただけ。ルアーのほうには、来なかった。太平洋側の分蜂はピークを過ぎ、終盤とのことで今年もダメな感じになってきた。難しいものだ。
4/26 日本蜜蜂が来た!その5勝負に出る
巣箱を点検したら、完全丸胴式(写真右の左側)の内部に蟻が大量にいた。これはさすがに嫌がるだろう。ハイブリッド式と重箱式は問題なかった。「巣箱は何百メートルも離して設置しろ」とあったが良く考えたらこれは、どこに蜂がいるか、わからない時の話だ。自分は去年、今年と近くに蜂がいるのを確認している。だとしたら、たくさん家を見てもらって、気にいってもらうほうが良い。作戦を変更して、ハイブリッド式は今のままキンリョウヘンをそばに置く。重箱式にはルアー下げて、そのすぐ横に丸胴式を置くことにした。これならルアーに誘われてくれば、丸胴式も見てもらえる確率が上がる。少しでもアピール力を上げる作戦に変更だ。ハイブリッド式は南向き、重箱式と丸胴式は東向きに置いた。いづれも蜂が飛び出す方向に障害物はない。巣門の前に着陸用の平な部分を付けたが、観察してたら蜂は一直線の巣門に入るようだ。人間が考えた余計なものは、要らないようだ。ただ横長の巣門の横に丸い穴を開けたら、結構気に入っているようで、この穴からは出入りしていた。これは「採用」されたようだ。あとは、どれかの巣箱を気にいってくれるのを待つしかない。これから先は、もう変更しない。4/22に最初に蜂を見てから今日でまだたった5日しかたってないが、すごく長く感じる。
昨日、問題点がわかったので、キンリョウヘンの配置を変更した。今までは、すこし巣門にかかっていたが、今度は完全に障害にならない位置に移動した。右が変更前、左が変更後だ。本当は動かしては、ダメだそうだが、悪いのを放置するよりは良い。今日は午前中にキンリョウヘンに1匹来た。気温21℃で曇り、もうすぐ雨が降るので、今日はもう来ないだろう。
ついでにもう1つ改善した。キンリョウヘンの奥にも巣箱があるが、一度も周り飛んでいるのをみたことがない。師匠の教えには、反するが、たんさんの巣箱を見てもらったほうが確率は上がるはず。待ち箱ルアーを、もう1つの重箱式巣箱に取り付けた。2つの巣箱の真ん中あたりにも、もう1つの巣箱があるので、そっちにも目が行くようにする作戦だ。自分で納得できるやり方で、失敗したなら後悔しないが、人がやった方法でうまくいかないのは何故か、と考えるのは無駄だと思う。天気予報では、4/28と4/30と5/2ぐらいしか雨が降らない日がない。チャンスは非常に少ないものだ。ルアーは45日間効力があると書いてあったが、仮に30日でゼロになると仮定すると、まだ50%ぐらいは成分が残っていることになる。キンリョウヘンとルアーとどちらが効果があるのかも、知りたいし、いい実験だと思う。最初はハイブリッド式と重箱式の両方用意すれば、どっちかに入るだろうと思っていたが、全然甘かった。自然相手は難しいものだ。渓流釣りを始めたころ師匠に「そんな釣る気満々で、殺気ふりまいてたら、釣れねーぞ!木化け、石化けしろ」と言われたのを思いだした。自然の中に溶け込むような気持ちでないと、いけないのだろう。
4/25 日本蜜蜂が来た!その4
4/25 快晴 無風 気温18℃。9時に1匹来た。今日は、気温が25℃ぐらいまで上がるので期待しているが、10時には1匹もいなくなった。自分の巣箱は、全部で5ケ。4ケは割と近くで、メインの巣箱から2m、7m、10m離れている。メインの巣箱だけにキンリョウヘンとルアーを付けている。先輩に「あちこちにキンリョウヘンを置いたら、どの巣箱に入っていいかわからなくなる」と言われたからだ。もう1つは20mぐらい離れたところに、巣枠式の巣箱が置いてある。自分は「キンリョウヘンにつられて、ほかの巣箱も見てくれるんだろう」と思っていたが、ほかの巣箱には、群がったのを見ていない。ということは、自然に入居するのは、本当に低い確率なのだろう。キンリョウヘンに寄ってきて、周りに有力な巣箱がない、今いる巣から飛行可能な距離にある、などの条件がそろわないと、余程まわりに蜜蜂がたくさんいる環境以外は、いくら田舎でも蜜蜂を飼うのは、難しいんだな、と実感した。自分の考えでは、去年の巣枠式巣箱よりは、ハイブリッド式にして、間違いなく住みやすくなっているはずだが、蜜蜂にとってもそうなっているかは、わからない。入ってくれて初めて成功したことがわかるので、なかなか難しいものだ。午後は1匹来ていなくなった。
今日、いろいろ調べていたら間違いに気づいた。この写真でわかるように巣門の前を、キンリョウヘンでふさいでしまっていた。キンリョウヘンを巣門に近づけるのを優先しすぎた。飛び立つ方向に障害物があるのを蜂は嫌がるそうだ。早速、キンリョウヘンを巣箱の横に移動した。間に合ってくれればいいが。蜂は、入居したら障害物がなくなるなんて思ってるはずがないから、最初に見た時の印象が全てなんだろうな。あとハイブリッド式にするため、丸胴の上に板を貼ったが、丸胴の加工がうまく行かず、スキマができた。そこにスキマ埋めのためアクリル系のシーラントを使った。丸胴式の構造を調べたら、みんなシーラントは使っていなかった。匂いに敏感な蜂が嫌がったのかも知れない。むずかしいものだ。
4/24 日本蜜蜂が来た!その3
4/24 曇り 無風 気温18℃ 9時前に1匹来て、その後3匹程度来たが、午前中で姿が見えなくなった。悪い流れだ。嫁は「今日は、ちょっと寒いし、ほかの蜂も飛んで来なかったから、明日来るんじゃない?」と言っていた。そのくらいのんびりかまえていたほうがいいんだろうな。焦って花や巣箱を動かすのが、一番悪いようだから、明日に期待しよう!
4/23 日本蜜蜂が来た!その2
午前中は来なかったが、2時に来た。今日は晴れ、風なし、気温22℃ぐらい。巣箱の回りを10匹ぐらいが飛び回り巣門から中に入っていくのが確認できた。写真だと巣門に入ろうとしているのが3匹、巣箱の下に2匹見える。去年は、このくらいで喜んでじーっと見てたら来なくなってしまったので、ここは我慢することにする。キンリョウヘンではなく、巣箱に止まっているので、あきらかに新居を探す偵察隊であるのは間違いない。ここからが本当の勝負だ。巣箱を動かしたり、キンリョウヘンを動かしたりは厳禁である。もちろん近づいて見て、警戒させるのがもっともダメな行為だ。去年は何もわからず、西洋蜜蜂用の巣箱を仕掛けたが、今年は丸胴+重箱のハイブリッド式で、しっかり蜜蝋も塗った。気にいってくれれば良いが。祈るだけだ。現在、4時半、数が減って2~3匹になった。去年のメモを見ると、1日目:2匹、2日目:10匹、3日目:2匹、4日目:2匹と3日目から数が減って来なくなった。いよいよ明日が勝負か?数が大幅に増えないと、望みは薄くなる。明日は終日曇りで雨は降らない。気温は18℃、風もないので、蜜蜂の飛行には問題ないだろう。さて、どうなるか?
4/22 日本蜜蜂が来た!
今日は昨日の晩雨が降り、朝から快晴、9時で気温は20℃以上でほぼ無風の絶好の偵察日よりだ。なんかいい雰囲気を感じる。さっき聞き覚えのある羽音を聞いた。止まってくれなかったので、日本蜜蜂かどうかまで確認は出来なかったが、近くに蜂が来たのは良いことだ。キンリョウヘンに興味があるようで、巣箱の周りを飛んでいた。これで数が増えれば、日本蜜蜂だと思う。午後になっても家のベランダに蜂が来た。飛び方で偵察隊の日本蜜蜂に間違いない。17時45分、周りはそろそろ薄暗くなってきたが、まだ蜂が1匹、巣箱の回りを飛んでいた。まだ内部には、出入りしている様子はない。こんな時間まで飛んでいるのは、初体験だ。明日も天気が良いので、期待できるかも知れない。なるべくそっとしておきたいが、気になって仕方ない。明日は遠目で観察しよう。日本蜜蜂であることは、確認した。写真が撮れた。袋の左上のはじのほうに止まっているのが、わかるだろうか。去年は4/18に偵察隊が来たので、今年はたった4日しか遅れていない。来ない来ないと自分だけが、焦っていたようだ。いよいよこれから1週間が本当の勝負だろう。1匹2匹では定住しない。50~100匹来れば本物だ。期待しよう!
4/20 蜜蜂が来ない!
今年は何か変だ。すでに藤の花が咲いてクマンバチも飛んでいるのに、全く日本蜜蜂を見かけない。キンリョウヘンは満開、ルアーも設置して10日たった。途中、暖かな日もあったが、全く見かけない。この辺では、絶滅してしまったかのようだ。同じ市内でも分蜂情報はあるので、いる所にはいるのだろう。近所で、巣箱をかけている場所が3ケ所あるが、いづれも蜂が出入りしている様子がない。彼らはベテランで自分のような初心者とは違う。それでも見かけないのは、やっぱり何かおかしいと思う。5月まであと10日。去年も5月になったら全く偵察隊が来なくなったので、いよいよ勝負はあと10日だ。姿ぐらい、見たいものだ。
4/16 蜜蜂が来ない!
昨日は、雨で今日は風もなく暖かくなり、絶好の分蜂日和だが、全く偵察蜂を見かけない。今年は、もう分蜂が終わってしまったのかも知れない。今年は3月末まで雪が降り寒かったが、4月の1~2週が暖かった。この期間にキンリョウヘンが咲かなかったから急遽、ルアーを設置したが間に合わなかったのかも知れない。残念だ!
4/10 待ち箱ルアー設置
待ち箱ルアーを設置した。と言ってもサカナ釣りのルアーではない。日本蜜蜂だけが寄ってくるフェロモンを抽出したものである。これが本物で¥3900。ニセモノは2800円で売っている。サカナ釣りのルアーと原理はいっしょで、本物に似せたエサで蜂を呼び寄せるのである。去年、ニセモノを買って全く蜂が来ず痛い目に会ったので、今年は正規品を買った。初めて見たが、見た目は乳白色のカンテンみたいなものに粒つぶが付いている。この粒がフェロモンカプセルだそうだ。匂いは全くしないし、刺激もない。雨や熱に弱いと書いてある。開封から45日間有効。キンリョウヘンが思ったように咲かず分蜂時期を逃しては、意味がないので本品を買ってみた。さて、蜂さんは着てくれるでしょうか?説明書には、数百m離れて3ケ所、少なくとも巣箱を5ケ置け、とある。自分は去年、近くにいるのを確認しているので、遠くに行ってなければ、まだ近くにいるはず。巣箱は、大小5ケ置いた。ただ最大でも40mぐらいしか離れてないが。いくら田舎でも、他人の土地に勝手に巣箱を置くのは、はばかられます。ハナアブは見たが、まだ蜜蜂は見ていない。もう終わったのか?まだなのか?もうすぐ結果がでる。
4/5 準備完了
まだキンリョウヘンは、開花してないが蜜がたくさん出ているので、巣箱のそばに置くことにした。今日は曇り、暖かく風も弱いので、偵察蜂が飛んでいると思う。チャンスを逃がすともったいないので、早め早めに準備を進めるほうが良い。暖かければあと2日ぐらいで咲きそうな感じだ。去年、株分けし今年花芽が全くない鉢も、外に出すことにした。株分けすると花芽が出ないのは、良くわかった。つまり1年置きに最低2鉢ないと、連続して花が咲かないことになる。勉強になった。つい2週間前は、雪が降っていたので、今年は春がなかなか来ない感じだ。庭の枝垂れ桜は満開で、木蓮は散ってしまった。
4/2 分蜂板の製作 その2
分蜂板を改良した。まず大型化 45cm四方にした。つぎに蜂が止まりやすくするため、金網を取り付けた。これはイタチ対策で買った網目の細かいもので、捨てないで良かった。最後は取り付け角度。前回は水平だったが、今回は30度に傾けて設置した。開花していないキンリョウヘンの回りに、ハナアブが飛んでいた。アブの次に蜂が活動するので、もうすぐだ!
4/2 分蜂板の製作
今日は、やや肌寒いが天気が良く風も弱い。朝は氷点下になった。キンリョウヘンももう開花するだろう。今日は朝から分蜂板を作った。こんなものでも、現物合わせなので小1時間はかかった。どのくらいの大きさで、どのくらいの高さがいいのか、わからないので適当である。柿の木の枝に、自分が届く高さで取り付けた。こんなものに寄ってくるかはわからないが、何でもやってみることが大事だ。明日も氷点下になるが、その後は暖かくなるので、キンリョウヘンは巣箱の横に置いて、臨戦態勢に入る。去年は4/5には、庭の桜が散っていたが、今年はまだ満開になってない。去年は4/18に偵察隊が来たので、今年もこの感じだと4/20頃までが、勝負だ。期待は高まる。あとは天気とキンリョウヘンだけだ。
3/29 キンリョウヘン 花芽2つ出た
今日は宇都宮に行ってきた。桜が咲き始めていた。庭の枝垂れ桜のつぼみも膨らんできた。キンリョウヘンの花芽が大きくなり、2つ目の花芽も出てきた。今回買った株は元気で良かった。花芽は6つあるが、咲きそうなのは3つである。分蜂マップでは、群馬と茨城で分蜂開始したようなので油断できない。4/1ぐらいから巣箱の横に出してみる。いよいよ勝負の2週間だ!
3/22 キンリョウヘン 開花まじか
今日は雪が降っている。結構な本降りだ。去年の今頃はポカポカ陽気だったが、今年は寒暖の差が激しい。モクレンが咲き始め、枝垂れ桜のつぼみも少し大きくなってきたが、まだまだ桜は咲きそうにない。前回から10日たち、キンリョウヘンが大分大きくなってきた。まだ開花してないが、つゆが出てきている。このつゆは日本蜜蜂を呼び寄せるフェロモンを含んでいるので、外に出せば蜂がやってくるだろうが、まだ暖かくなく分蜂時期には早いので、このまま家の中で育てることにする。蜂が飛び回るのは、桜が咲いてからだから、あと2週間ぐらい。自分の勘では、4月5日ぐらいに桜が咲くと思う。なので蜂さんとの勝負は4/5~4/20ぐらいの間だろう。 今日は寒いが、政府から節電要請が出た。原因は地震で火力発電所が止まっている+雪が降って太陽光発電ができないからだそうだ。3.11で原発がやられてから、耐震審査は厳しくなったが、じゃあ火力発電所には、何の対策もしてこなかったの?ネットの書き込みを見ても、視点が低くすぐ「原発再稼働だ」と言い出す。ゴミの捨て場も決まってないものを、自分の家の前に捨てられたら、どうなるか?って考えたことはないのだろうか。この国の根本的は政策ミスは、世界的に最も低い部類の電圧を使いエネルギー効率を悪くし、この狭い国土で周波数が2つもあることだ。東日本を60Hzにすれば、すぐに中部電力、関西電力から供給を受けられ、こんな無様な結果にはならない。今でも西日本方面から供給は受けているが、それは周波数変換器の容量で決まり微々たるものだ。海外に行って、電気ポットで湯を沸かした人なら、だれでもあっと言う間に湯がわく経験をしたはずだ。日本では電圧が低く、その分、大量に電流を流さなくてはならず、結果的に損をしてることになる。この国は、どこまでも利権に縛られ、周波数統一も、安定した熱源を得られる地熱発電もできない。結局、寒い部屋で我慢するのは国民です。ああ、情けなや。
3/14 巣箱の目張り
こんな感じで設置した。土台は樹齢100年以上の樫の木を使った。少しでも自然に近いほうが良いだろう。巣箱の前の黄色い農作物ネットにキンリョウヘンを入れるつもり。キンリョウヘンは受粉させると、効果が無くなるので、蜜蜂に受粉させない工夫をしろ、と師匠に言われた。さてあと2週間、どうなるか楽しみだ。
昨日は親父の一周忌を終え、今日は暖かくていい天気なので、巣箱をかけることにした。その前に、目張りをした。師匠の話では、巣箱の上のほうから光が入るのを、蜂は嫌がるそうなので、念入りに目張りをした。目張りテープも普通のガムテープではなく、黒い色の「古藤工業 Monf NO.8015 幅50×25mm」アマゾンで807円とちょっと高め。何でもこれは1年たってもベトベトにならないそうだ。本当かしら?とりあえず、光が入りそうな所は徹底的に貼るほうが良い。
3/13 キンリョウヘンが咲き始めた
キンリョウヘンが咲き始めた。紫色のツブツブがどんどん長くなっていって、開花します。あと2~3週間ぐらいだろう。ちょうど桜も咲くころで、蜜蜂の分蜂時期にピッタリ合いそうだ。明日は巣箱をかけよう。
3/2 巣箱の準備 蜜蝋塗布
溶けた蜜蝋をハケで塗る。塗る場所もいろんな説があるが、先生に聞いたら「どこでも良い」との話だったので、蜂が着陸する板、巣門、巣箱の内側全面、天井にあるスノコに塗った。先生曰く「塗ったら、すぐ組んではダメ。十分乾燥させてなじませてから組め」と言われたので、風通しの良いところで1週間ほど乾燥させる。日本蜜蜂の捕獲チャンスは年に1回しかないので、ドキドキする。鹿児島では、もう分蜂が始まった。いよいよである。
今回から、巣箱の準備に入る。1年間、十分風雨にさらし乾燥させたので、木の匂いは抜けた。巣箱を持ってきて、中に住み着いた蜘蛛を取り、雑巾で内部を綺麗にする。蜂は綺麗好きだ。つぎに巣箱に蜜蝋を塗る。これはいただいた貴重な本物の日本蜜蜂の蜜蝋。去年は最初でわからないことだらけで、ネットに頼り過ぎて、西洋蜜蜂用の蜜蝋やルアーを買ってしまった。蜂にはわかるらしく、西洋蜜蜂用のものには、見向きもしない。ところがネットには、西洋か日本か明記してないものも多く、失敗しやすいのも事実だ。こういう時は、知り合いがいれば助かる。何でもそうだが始めるには遅くはないが、やり始めは先生がいないと失敗する。蜜蝋は鍋に入れて、弱火で数分過熱すると溶ける。また数分で固形化するのでスピード勝負だ。
2/27 キンリョウヘンの準備開始
そろそろ蜜蜂の準備をしようと、キンリョウヘンを見たら花芽が無い。去年、株分けした7鉢すべてに花芽が無い。調べたら株分けした次の年は花芽が出ないらしい。そこで焦って花芽有りをヤフオクで買った。買ったのは花芽が8つあるもので、徳島の泉園芸さんから買って4600円だった。茎の根本からにょきっと出てる紫色のつぼみが花芽である。花芽は咲くときは、秋には出てるそうで、秋に花芽が出てないものは咲かないそうだ。確かにたくさん出ているので、安心だ。3月に入ったら、いただいた日本蜜蜂の蜜ロウを箱に塗って乾燥させ、4月になってキンリョウヘンが咲いたら、いよいよ分蜂だ。今年は、去年の失敗から学んだことをしっかりやる。箱はたくさんかける:4箱用意した。東か南向きにかける:南が3,東が1。蜂が来てものぞかない。重箱式2種と丸胴式と西洋式の計4種類作った。今年はなんとか捕獲したいものだ。去年は4/18に偵察隊が来た。キンリョウヘンは花芽が伸び始めてから約1ケ月で満開になるのが、わかっているので3月になり、最低気温が0度を越えるようになったら、外に出してみる。去年は5月になると偵察隊が来なくなったので、勝負は2週間ぐらいである。
12/30 巣箱仮設置
残り2つは、庭に南向きに西洋ミチバチ用巣箱を置き、もう1つは丸胴1段式の巣箱を南向きに置いた。西洋ミチバチ用巣箱は、巣枠を入れたまま、中央付近には空間を作った。本来は、巣枠を入れないで捕獲するらしいが、捕獲してから巣枠を入れるのは初心者には、むずかしいので最初から巣枠を入れた。これは去年は入らなかった巣箱なので、期待はしていない。丸胴1段式は天然素材100%なので、期待している。
これが2番手の巣箱。同じく樫の木を土台にした。すごく重くこれだけで、ヘトヘトになった。たまたま樫の木を切ったので、空間があき、師匠推薦の東向きに設置することができた。キンリョウヘンは、本命にしか置かないので、こっちにも入ったら、ラッキーだ。重箱は厚さ3センチのカフェ材で作ったので、このままでも光は漏れないが、本番では「古藤工業製 NO.8015 黒布テープ」を貼る予定。設置後、土台に水をまき、より土台が安定するようにした。
12/30 師匠の教えに従って、巣箱を仮設置した。これが本命巣箱。一番下が直径60センチの無垢の樫の木。これだけで40~50キロぐらいあり、一人では転がすのがやっとだ。通常はビールケースなどを土台にするが、人工のものを極力使わない主義だ。その上が丸胴の巣門部。その上が、2段の重箱。手前の空の鉢には、キンリョウヘンを置く。キンリョウヘンは巣門を塞がないギリギリまで寄せろ、と言われた。これは南向きに設置した。
12/29 巣箱改良
丸胴の穴の大きさと重箱の大きさは、理想的には丸胴のほうが大きいほうがいいが、30センチの四角をくり抜ける大きさだと木の直径が60~70センチぐらいになり、重くて運べなくなる。なので今回は妥協して丸胴のほうが、小さい寸法になっている。これだと蜂のフンや食べかすが、丸胴と重箱の間に溜まってしまう。今年、大きな樫の木を切ったので、丸太がある。うまく使えたらくりぬいてみる。写真の丸太でも、くり抜くのに1週間近くかかった。シロートでは、電動チェーンソーは扱えない。電ドルに超ロングドリルをつけて、地道に穴を開け、ノミで削っていった。でも蜂が入ったら丸胴式は、お役御免なので、このままでいいかも知れない。すべては、蜂が入ってからの話である。蜂が入ったら、次のステップで、掃除や巣虫、暑さ対策などをやればいい。今回師匠にいろんなことを教えてもらった。巣箱は朝一に陽が入る東向きが一番いい。西日は問題ない。巣箱は近接して置かない。などなど。巣箱は全種類作ったし、置き方もわかった。キンリョウヘンが咲けば、蜂は来る。あと4ケ月で結果は出る。楽しみ!
ついでに自然に開いてる穴を巣門にするため、同じく木で着陸台を作った。割りばしでスキマゲージをつくり、スキマは最適と言われる5mmに調整した。もし穴が大きくてスズメバチが入りそうになったら、塞げばいいだけだ。右側のメインの巣門の寸法は5mm~5.5mmに加工してあるので、ススメバチは入れない。
12/29 これが本命の巣箱。丸胴式の下部に巣門があり、上に重箱を重ねられる方式。下部には、掃除用の引き出しが付いている。ところが乾燥させたら寸法が狂ったようで、スキマがあいてしまった。そこで木を切ってスキマを埋めた。緑のがその木である。中央の巣門には、大きな着陸台もある。
12/26 日本蜜蜂 飼育準備開始
12/26 来年の春にむけて、日本蜜蜂飼育の準備を開始した。まずは重要なキンリョウヘン。蜜蜂を捕獲するには、キンリョウヘンを分蜂時期に咲かせられることが最重要課題。今日は、経験者の人に話を聞きに行った。新しいことを始めるとき、30年前なら本を読んだろうが、現在ならネットだろう。ところがネットは基本的にタダの情報。大抵の場合、書いた人は匿名、もしくは知らない人。なので全く当てにならない。自分もネットを見たが、まあ言ってることが、正反対なことばかりで、何を信じていいか判断不能。なので経験者に聞くのが一番だ。「キンリョウヘンはこの時期、1センチぐらいの芽が出てるはずだ」と言っていた。自分では、気づかなかったが確かにそれらしいものがあった。写真の中央が花芽?です。また「今年株分けしたものは、来年咲かないことが多い」とも言っていた。7鉢持っているが、2鉢しか芽は見つからなかった。2鉢がもともとあった鉢で、5鉢は株分けしたものなので、言われたことは合っている。2鉢は今日から、家で一番暖かいところに置いて、育てることにした。ウグイスと同じで、だんだん日が長くなるのが刺激になって花が咲くそうだ。確かにこの前、冬至だったので、これから日は長くなる。花が咲けば確実に蜂は来る。今の時期は、1週間に1度、たっぷり水をやるだけ。今年は巣箱も新調したので、期待は膨らむ。12/5の写真のように置くのは、良くないこともわかったので、配置を替えたらまたHPを更新します。
12/5 日本蜜蜂 巣箱準備
巣箱が4つ並んで、蜂はいないけど気分は養蜂家です。最低気温も0℃以下になってきたので、キンリョウヘンも引っ越しさせ玄関に入れました。これで1週間に1度水やりし、春の開花を待ちます。見た感じ花芽がないので不安だが、今年も途中からニョキニョキ出て来たので、なんとかなるだろう。今年は花芽が出てから開花までちょうど1ケ月だった。開花した途端に蜜蜂がわんさか来たのは嬉しかったが、近寄り過ぎて入らなかった可能性もあるので、今年は慎重にしたい。並べたのは、この状態で何かまずいことがないかを見るためである。一番は置いた場所がぐらぐらだと安定するまで、時間がかかるので、ぐらつきが取れるかを見る。蜜蜂は振動がキライらしい。また木を焼いた匂いも嫌いらしいので、今年は箱の内部は乾燥だけにして、春先になったら蜜蝋を塗る予定だ。家の西の樫の木を全部切ったので、今年は北からの風通しが良くなったのと、家が明るくなった。蜂は西日が嫌いだそうだ。入ったら対策しよう。
12/5 来年こそ日本蜜蜂を飼いたいので準備を始めた。ネットの情報は当てにならないので、考えられる全種類の巣箱を作った。一番左から、巣枠式巣箱 西洋蜜蜂で良く使われるタイプ。内部に巣枠と呼ぶ巣をつくる枠が入っている。巣枠があると蜂が入らないと言われている。次が丸胴式。丸太をくりぬいただけの超シンプルなもので、継ぎ足しはできない。次が重箱式。重箱が3段重ねになっている。一番下は掃除ができるようにスライド式になっているのと、開閉扉がある。また観察用のアクリル窓もついている。最後がハイブリッド式。下部が丸胴式でその上に重箱が載っているタイプ。重箱式と同じで清掃、観察対応になっている。丸胴式が一番自然に近い形なので、入りやすいと言われている。こいつが本命。さてどれに入るか?どれにも入らないか?
巣箱
去年から日本蜜蜂を飼うため、準備をしている。これもネットにはいろんな情報が流れ、どれが本当かわからない。よって自分で確かめることにした。現在は、巣箱を作り、キンリョウヘンを育てている。
今年の4月に蜜蜂の偵察隊が来たが、入居しなかった。あとで経験者に聞いたら、偵察隊が来ても5m以内に接近してはダメだそうだ。嬉しくなって近くまで寄ったので警戒したのだろう。また巣箱は新品を飼って表面、内部をバーナーで焼いた。ネットには、蜂は焦げた匂いは嫌いだ、とあった。そういわれればそうかも知れない。また最初なので西洋蜜蜂が好む「巣枠式巣箱」を使ったのもマズかったのかも。以上いろんな要素があるので、今年は、どれが正解かわかるようにいろんな種類の巣箱を作った。
写真は巣枠式巣箱。箱の中に巣枠があり、そこに巣をつくる。
キンリョウヘン
これがキンリョウヘン。
日本蜜蜂だけが引き付けられる不思議な花。ランの一種だ。
匂いはなく、フェロモンに引き付けられる。これが咲くと蜜蜂は本当にたくさん飛んでくる。日本蜜蜂を飼うには必須のアイテム。ただし蜂が来る時期に開花させるのは、至難の業。現在、株分けし7鉢育てている。