イワナ釣り 準備

2022年07月10日

イワナ釣りの準備を始めた。竿を出してバラしれ、掃除。自分はエサ釣り専門だが、一応、毛ばりも持っている。ZEN CRAFTの木箱入りだ。買ったら1万以上するらしいが、貰い物である。今では手に入らない貴重な木材を使っているそうだ。仕掛けを新しく3つ作った。1日で2つの沢に入るが、余程のことが無い限り仕掛けは1つか2つあれば十分だ。糸はもう30年以上前に買った「東レのトヨフロン スーパーL 1号」。まだ余っている。目印は、鮎用のが一番見やすいと思う。仕掛けの詳細は書かない。釣り師は、場所と仕掛けは言わないものだ。自分は、長さ1.2m前後、目印を3つつける「ちょうちん仕掛け」を使っている。針も普通の人は、使わないものを使っている。針はずしは、有名工具メーカー「ケイバ」のロング型ラジオペンチを使っている。お値段は高いが、しっかり針をはさめるし、錆にも強い。

竿は師匠にもらった名品 ダイワの「ウィスカー THE 渓流 4.1m」これは超硬、と言っても今時のなまくら超硬とは全く違う。まじに一升瓶を吊り下げられるぐらい硬く、敏感である。自分の感覚では、今時の超硬は、せいぜい中硬ぐらいである。この竿ほど、バシバシ情報を伝える竿はない。予備の竿は、ダイワ 超硬 「匠」5.3m。ビクは、竹ビク派である。リュックの下に保温箱がある高級なのもあるが、いちいちリュックを降ろすのは時間の無駄だ。これからあっと言う間に魚をしまえる。腹裂き用のナイフは、自作。鹿のツノを1本まるまるグリップに使った多層鋼だ。通常はダマスカス鋼と呼んでいる。ただし本物のダマスカス鋼は、世界に1つしかなくしかも製造方法はすでに伝承されていない。「デリーの柱」と呼ばれるもの。これはステンレス鋼でなく鉄で、しかも今日まで錆びていないのである。昔の人は、凄いものを作ったもんだ。このナイフは自分で波紋を出す酸処理もやった。どのくらい切れるか、試すのが楽しみだ。